見出し画像

仕事における「爆速の60%」とは

おはようございます!

本日は、私が入社して間もないころに、仕事をこなすのが遅く悩んでいた時のエピソードを紹介します。


社内には、なんでもこなすスーパーマンみたいな先輩がいます。

仕事が早く、発信力、リーダーシップがあり、上司や同僚からも絶大な信頼を寄せられ、飲み会ではいつも会話の中心にいるような方です。

ある日、その先輩に「どうしたら仕事のスピードを上げられるか?」と相談しました。

そしたら、スーパーマンの先輩はシンプルにこう答えられました。

爆速で60%」の完成度で作成して、上司(上席者)へ提出する。

100%の仕事を一人で完結できる人なんていない。

まずはじめは20%、30%の出来で上司に相談し、これから作成する物の方針が誤っていないかを確認し、作り直しの大きな時間ロスをなくす。

そしてわからないことがあったら、人に聞く。

数分悩んだり調べてもわからなったら、人に聞く。

私はこれを聞いて、いくつか疑問点があったのでさらに深ぼりして質問しました。

そもそも60%の仕事とは何ですか?

先輩はすぐに3つ答えました。

1.記載内容や方針に誤りがないこと。

2.書いている内容が人に通じること。

3.誤記や文章表現で大きくおかしなことはないこと。

私はこの3つについて「具体的にどういうことか?」、とさらに質問を続けました。

すると先輩は、またすぐにこう答えました。

1.記載内容や方針に誤りがないこと。
 記載している情報、データ、参照元は正ものか確認。
 方針については、20~30%の時点で上司と相談することでクリアーできているはずだから、もう一度自分で考えておかしくないか確認する。
2.書いている内容が人に通じること。
 書いてある内容が第三者目線で読んでもわかることを確認。
 多少わかりにくい表現でもOK。
 わかりやすく書くにはどうすればよいかわからないときは、すぐに相談。
または、上司へ提出してコメントをもらう。
3.誤記や文章表現で大きくおかしなことはないこと。
これは当たり前のことかもしれないが、100%誤字がないようにするのは難しい。

コツは、作成が完了した時に全体を見直し、少し時間をおいてもう一度確認することでミスの確率を大きく軽減できる。

また、ただボーと見て確認してはダメ。
確認したとこに軽く鉛筆でチェックをすると、集中して確認できミスが減る。

さらに根掘り葉掘り聞きたかったが、仕事中ということや、次の予定があるため、先輩との会話はこれで終了した。

先輩との会話の中で学んだことについてまとめると。

完璧主義にとらわれれていたらダメ。

・そもそも、100%の出来が求められているものは少ない。
 (※国へ提出するものや、設計業務、研究等は別)

・ルーチン業務や流れ作業はさっさと済ませて、100%が求められるような仕事に全集中で取り組める環境を作る。

・優秀だと評価されている人の書類は、スゴイ内容というより、「最低限+α」のシンプルなものであること。

・仕事の効率アップのためのカイゼンを日々怠らない。

先輩は、私の質問に対してかなり具体的に返してくれました。

おそらく、先輩自身も仕事の効率化のために日々改善のため思考を続けていたから、具体的に答えられたと思います。

少しでも早く、正確に、どうしたらさらに良くなるか思考し試行していくことが大切だと思いました。

先輩とのエピソードについてはこれで以上となります。

私は、今年の8月に田舎から都市部の新しい職場へ異動となりました。

新しい職場は、今までの業務内容と異なるため、伸び悩むこともあります。

今回は初心に帰るということで、自分なりに仕事の基礎に振り替えるためにまとめてみました。

本当はもっと、記載したいことはたくさんありましたが今回は、爆速の60%で作ってみました。

本日は月曜日、「爆速の60%」で仕事をこなせるように今日一日頑張っていきましょう!!

今日も良い一日になりますように🍀

追記
仕事の効率を追い求めるだけではなく、仕事が好きになる努力も必要です。
仕事が好きではないと、効率化で生み出した時間をダラダラ過ごしてしまいプラマイゼロになってしまいます。



この記事が参加している募集

#業界あるある

8,569件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?