みぃや

\わくわくクリエイター/ エッセイスト/ イベントの企画 / 子育てサロン / 防災…

みぃや

\わくわくクリエイター/ エッセイスト/ イベントの企画 / 子育てサロン / 防災キャンプ / 多様な学びの場の普及 🏅ヤマハ発動機&note主催『#エンジンがかかった瞬間』グランプリ受賞 🏅ピースボート主催 『旅と平和エッセイ大賞』大賞受賞

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私のおかん

「あんたは行くって言うと思ってた。 でも、今は行かんとってほしい…」 普段見ることのない母の泣く姿に、心臓がぎゅっと掴まれたようだった。 子どもの頃から自由奔放に生きてきた私は、小学〜高校時代は保護者の呼び出しなども多く、いわゆる問題児だった。 「なんで、お姉ちゃんと同じように育ててるのに、あんたはこうなの…」 学生時代の私に対する母の口癖がこれ。 当時は「うっさい。ほっといて。関係ないやろ」というのが私のお決まりの返事だった。 そんな母との関係が大きく変わったの

    • 人前で歌う恐怖症を克服する35歳の挑戦

      私は幼少期から人前で歌うのが怖い。 『苦手』とか『恥ずかしい』とかではなく、ただただ怖い。 決して人前に立つのが怖いわけではない。 むしろ目立ちたがりで、学生時代は劇の主役や体育祭の応援団長も務めてきた。 大人になった今でも、プレゼンなど人前で発表する際、 もちろん緊張はするが、目の前の人に想いを届けるぞ!と思うとわくわくの方が勝る。 ところが一転、『歌う』となると恐怖で声が出てこない。 小中高時代、音楽の歌の授業なんて苦痛でしかなかった。 歌のテストの時間は、

      • 『旅と平和』エッセイコンテストで大賞を受賞したので、世界一周に行ってきます!

        昨年5月、国際NGOピースボートさん主催の『旅と平和』をテーマにしたエッセイコンテストにて大賞を受賞いたしました!! 応募するからには、大賞を受賞するイメージはばっちり描いていたけれど、 実際に受賞の連絡をいただいた時は心臓が止まるかと思いました。 大賞をいただけたことはもちろん嬉しいのですが、審査員の方々からのコメントが本当に嬉しすぎて。 コロナ禍のためオンラインで行われた授賞式でも、 ありがたすぎるお言葉をたくさんたくさんいただきました。 今回で17回目になる

        • 花咲かくじらは壁を越えていく

          もう2ヶ月も前のことやけど、9月のあたまの話。 松本産業株式会社主催の、画家・ミヤザキケンスケさんによる石巻壁画プロジェクトを、約2週間お手伝いさせてもらった。 このプロジェクトは『大好きなミヤザキケンスケさんの絵で、石巻にもっと笑顔を増やしたい!』という松本産業社長の充代さんのアツい想いで実現した。 ミヤケンさんは、ご自身の『Over the Wall』という名の活動のもと、世界中に『Super Happy』な壁画を描いているアーティストで、 壁画制作の大きな特徴の

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        私のおかん

          震度6はマジでやばい。

          先日、16日に起きた地震で被災された方にお見舞い申し上げます。 我が家は、家の中がぐちゃぐちゃにはなりましたが、家族全員傷ひとつなくピンピンしています。 私の住む宮城県石巻市は震度6弱とのことだったのですが、 これほど強い揺れは、2011年4月7日の夜、専修大学の校庭でテント生活をしていた頃以来だったんじゃないかなあと。 あの時も思ったけど、震度6はマジでやばい。 正直、2011年当時は震度5くらいの揺れは毎日何回も起きていて、揺れに慣れてしまっていた自分もいたんや

          震度6はマジでやばい。

          画面の先のあなたに届くように

          なんと!大変ありがたいことに、 ヤマハ発動機とnote主催の『#エンジンがかかった瞬間』というテーマのコンテストでグランプリに選んでいただきました! グランプリ…!!! きゃあああーーーーー!!! 宴じゃああーーー!!! 酒を持ってこーーーーーい!!! あ、私お酒飲めなかった…(・∀・)!! すみません、喜びのあまりテンション迷子になっていました。。笑 ヤマハ発動機 担当者のみなさん、審査員のみなさん、note担当者のみなさん、本当にありがとうございます! できる

          画面の先のあなたに届くように

          はじめましてのごあいさつ

          はじめまして、みぃやです。 ご訪問いただきありがとうございます! 1988年6月18日生まれ(33歳 / 2022年2月現在) 好奇心旺盛で社交的という 典型的な双子座のO型 3歳の可愛い娘のいる子育てママ ←自他共に認める親バカ 現在の活動2011年3月 東日本大震災の復興支援のため、地元大阪から宮城県石巻市へ 同年 8月に石巻に移住 2013年より、地域のコミュニティスペースを運営するNPOで8年間事務局長を務める 2021年3月に退職し、子育てサロンの運営や防災

          はじめましてのごあいさつ

          障害は、その人じゃなく社会にあるもの

          去年の3月まで8年間、乳幼児から高齢な方まで地域の幅広い世代の人々が気軽に集まれるコミュニティスペースを運営するNPOに勤めていた。 勤務し始めてすぐの頃。 拠点である施設は、スロープや多目的トイレなどバリアフリー対応だったので、障害者の方々にも是非足を運んでほしいと思ったが、チラシを作る私の手が止まった。 『障害者』という表記に引っかかったからだ。 『障害者』だと、害があるみたいだから『障がい者』や『障碍者』と表記する風潮があるのは知っていた。 『体の不自由な方』と表

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          届けたいのは、想い。

          2010年1月12日。カリブ海に浮かぶ島国のハイチで起きた大地震。 それまで、ハイチという国を聞いたことすらなかった。 そんなハイチに、日本中から集まった「あなたは一人じゃないよ」という想いを届けに行きたい。 1995年1月17日。 阪神・淡路大震災。 当時、幼稚園の年長だった私が覚えているのは、母が布団ごと覆いかぶさってくれたことと、棚から落ちた食器が床に散乱していたことくらい。 私や家族には大きな被害もなかったため、関西で暮らしていたにも関わらず、阪神・淡路大震災

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          もう誰も信じられない!って人ほど、ヒッチハイクをするべきだ

          突然ですが、みなさんはヒッチハイクにどんな印象をお持ちでしょうか? 『ヒッチハイク』という行為は賛否両論あると思います。 「迷惑」「非常識」「ヒッチハイクを装った詐欺もいるんでしょ?」などなど、マイナスなイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。 実際、私の夫はヒッチハイクに良い印象を持っておらず、 「ヒッチハイクなんて、他人の善意に甘えてるだけでしょ」 「震災直後に、泥かきボランティアの人と喋るのが楽しいからって、わざと自分の庭に泥撒いてるようなもんだ」 と

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          『雨は油より高い』と言われる沙漠で、水の大切さを痛感した話

          今からもう13年も前の2009年、中国の内モンゴル自治区にあるウランブハ沙漠での植林活動に参加しました。 その時に、現地の方が 「ここでは、『雨は油よりも高い』って言われるくらい、雨が降らないんだ」 と教えてくれました。 雨が降らないということは、水がとても貴重であるということ。 実際、宿のシャワーの水量はとても少なく、水は砂交じりでシャワーヘッドの穴に砂粒が詰まっていました。 そしてもちろん、トイレの水量も少ない。 植林活動最終日の夜、仲間の部屋に男女十人程で

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