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心の中で ”泣くぞ” と つぶやいた日

「今年の誕生日、プレゼント用意できてないんだけど、、、」





12月2日は、僕の妻の誕生日。



結婚してからの今まで、
何かの記念日には必ずプレゼントを用意していた。
それが例え、お花1本であっても。


今年は、本当に毎日がバッタバタだった。
noteの投稿も、それになぞる様に減ってしまった。

時間がなかなか作れない中で無理をして、
noteの楽しさを忘れてしまっては意味が無い。

そんな想いで、今に至る。




誕生日プレゼントを買う事ができない。

結婚してから、初めての経験だった。

ネットショッピングをする時間も捻出できないし、
それ以前に、プレゼントを考える余裕も無かった。

Mayukaさんの始められたサービスでプレゼントを贈ろう。
そんな考えも頭にはあったのだが、
気が付いたら誕生日の前日になっていた。



話は変わって、
12月2日は有給休暇を取得していた。

三男が産まれてすぐ、僕は育休を取得する予定だった。
育休期間が始まる少し前、色々と会社でトラブルがあり
育休の取得ができなくなった。

ではせめて、有給休暇を何日か取得しよう。
そう計画を立てたのだが、
更なるトラブルで有給さえ1日も取れなかった。


妻は、隠しきれない落胆を、
それでも必死に隠そうと、笑顔でいてくれた。

「今が踏ん張り時、辛抱してほしい」

と暗い表情で伝える僕に、

「家の事は大丈夫だから、仕事頑張ってね」


文句の1つも言わなかった。




そんな日々が続き、
12月2日。妻の誕生日。
ようやく有給休暇を取得することができた。


にもかかわらず、妻へのプレゼントを用意していない。

なんてことだ。と本気で血の気が引いた。

このまま、黙っているわけにはいかない。
誕生日の前日に、僕はこう伝えた。




「今年の誕生日、プレゼント用意できてないんだけど、、、」


すると、妻から


「プレゼントなんかいらないよ」
「仕事が忙しいのに、休んでくれたことがプレゼントだから」


心の中で「泣くぞ」と つぶやきながら


「そっか、ありがとう」


と僕は答えた。


本当にありがとう。
感謝、しかない。




別日に、友人夫婦が
サプライズでケーキを持ってきてくれました。
次男と妻の誕生日が近いということで、
次男へのプレゼントも一緒に。
(更に長男にまでプレゼントを用意してくれた!)

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本当に、本当に、嬉しかった。
友人夫婦、いつもありがとう。

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誕生日ケーキさえ用意していなかった、僕。

妻が「ケーキ食べたかったんだよね」と友人に
話しているのを聞いて、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

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無我夢中で食らいつく子供たち。
やっぱどんなに忙しくても、
せめてケーキくらいは買わなかんな。



いつも思うことを、
この日はいつもより強く思わせてもらった。

僕は、周りの人間に恵まれている。

本当に。感謝しかない。
いつもありがとう。

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来年はケーキも、プレゼントも、時間も。
しっかりとプレゼントできるように、頑張るよ。

育休は出産後1年以内であれば取得できる。
そう考えれば、まだあと 半年弱 ある。
もう一度 気合を入れ直し 頑張るで。任せとけ。

子供


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