岸撫聞秋 キシブ

のびのびと書きたいことを書きます。 記事を読んでくれる人がポジティブに過ごせますように。

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自己紹介 〜岸撫聞秋〜

五本目にして、やっと自己紹介をしていないことに気がつきました。 東京の北に生まれ、東京の南で育ち、下町を棲家とする者です。 窮屈な日々に一風入れようと、noteを始…

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自分のことが嫌いになるくらい、自分は頑張っている。お疲れ様。今夜はゆっくり休んで、明日の朝は時計を見ずにゆっくり過ごしたらいい。きっと神様は自分を見ているのだから周りがどうあろうと、自分がやるべき時だと思えば、その時だけちょっと自分を信じて、突き進んでみるといい。

いかに自分が賢かろうと、
優しかろうと、逞しかろうと、
平凡だろうと、苦痛だろうと、
ふと誰かを見下げた瞬間、悪人になる。
原動力はすべて、
自己への尊敬から、
自己への激励から、
実りゆくものだけでいい。

複雑決定素・虚軸の世界その2

考えれば考えるほど、『思考の沼』に沈む。 人の意見を聴いたり、自問自答を繰り返したり、気の向くままに散歩してみたり…… 思考の沼にはまれば、人は常識世界の感覚を失…

複雑決定素・虚軸の世界その1

わたしたちに自由意志はあるのだろうか? 自由意志が機械によって全ての人に等しく計算されることはまず有り得ない。それは自由意志の否定になってはいない。では個人に当…

痛くない刃物

どんな悩みも持たず、どんな苦しみもなく、 ただ自分の魂を信じ、時を待っていると、 ふと思いがけなく、哲人たちの言葉が、 全身に沁み渡る、そんな時があります。 そ…

人は、言葉ではないんです。
構造でもないんです。
人は人です。
複雑なものは複雑なままです。
単純だと思っても、解はどこにもありません。
複雑な私を受け入れられる力が、いざ生きると言うことなのです。

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春のまどろみ(詩?)

春が闌け 日々は息の中 並木道の桜が 影を隠す 飢えを誇れば ますます苦しく 削がれた日射しまで 重く沈む 黄昏よ 遠き空まで 上る月の欠片 滲んでゆく 飛行機雲が…

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投稿50回を超える

2000回以上のビューと、400回以上のスキを受け止めて、フォローしてくださる方も増えました。 そしてついに投稿50回を超えました。 継続の励みになった読者さんへは本当に…

八百万の私より、夢日和

いつも読んでくれてありがとう。受験もあと少しで終わります。気楽に投稿していくので見てってください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−…

人間、という最小単位(詩)

詩はあとに書いてあります。いつも読んでくれてありがとう。 人々には愛がある。 愛と愛がぶつかれば道徳が生まれる。 道徳はまた人々に愛を宿していく。 道徳は法律と葛…

心の傷を手放すとき

この世界を知った気になって ぼくはいったい何を知っているのか 寂しいばかりじゃないか 苦しいばかりじゃないか 誰にでもある許せない気持ちを 許せない自分を 許せ…

嘘とは、
太古から人類の花である。

罪とは、
今もなお時代の遺言である。

そんな言葉を憶えている。

ブランドの悪魔

自分の生きる価値を求めて、目を血走らせ、際限なきブランド世界をさまよっていた。 人を突き動かすもの。 それは多くの場合、希少価値であった。 ・ただ一人のための運…

弁舌、情愛、痛み

分類する。 一に法律。 二に道徳。 三に弁舌。 四に情愛。 虚はこれらにして成す。 一、二が社会勝手。 三、四が個人勝手。 一、三が合理勝手。 二、四が心理勝手。 つ…

2月空(詩)

 君は空に  清涼色のペンキを  塗りたくって  ほら僕を向いて  ありもしない笑顔で  唇伝いに  気持ちを晴れやかす    声の先に  噛み落とす春は  ざ…

自己紹介 〜岸撫聞秋〜

自己紹介 〜岸撫聞秋〜

五本目にして、やっと自己紹介をしていないことに気がつきました。

東京の北に生まれ、東京の南で育ち、下町を棲家とする者です。

窮屈な日々に一風入れようと、noteを始めてみました。

名前は夏目漱石を適当にイジり、プロフィール画像は自室です。

毎回の記事で偉そうに語っちゃってますが、正味まだ学生だし、一人で勝手に恥ずかしい思いを噛み締めています。

哲学以外にも文学・数学も大好きで、今後も様々

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自分のことが嫌いになるくらい、自分は頑張っている。お疲れ様。今夜はゆっくり休んで、明日の朝は時計を見ずにゆっくり過ごしたらいい。きっと神様は自分を見ているのだから周りがどうあろうと、自分がやるべき時だと思えば、その時だけちょっと自分を信じて、突き進んでみるといい。

いかに自分が賢かろうと、
優しかろうと、逞しかろうと、
平凡だろうと、苦痛だろうと、
ふと誰かを見下げた瞬間、悪人になる。
原動力はすべて、
自己への尊敬から、
自己への激励から、
実りゆくものだけでいい。

複雑決定素・虚軸の世界その2

複雑決定素・虚軸の世界その2

考えれば考えるほど、『思考の沼』に沈む。
人の意見を聴いたり、自問自答を繰り返したり、気の向くままに散歩してみたり……
思考の沼にはまれば、人は常識世界の感覚を失っていく。自分の軸がなくなる。
真実の軸が何処にあるのか探すために、自分の軸を壊す。けれど一度軸を失ってしまった人間は、次に着地するのが怖くなる。
型破りな人間は、ある種、正しい型にさえはまるのが苦しくなる。すると今度は、こんな理屈を使い

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複雑決定素・虚軸の世界その1

複雑決定素・虚軸の世界その1

わたしたちに自由意志はあるのだろうか?

自由意志が機械によって全ての人に等しく計算されることはまず有り得ない。それは自由意志の否定になってはいない。では個人に当てはめてもみようが、それはわたしたち人間の領域とは少し異なる。自己領域は完全に計算できるが、問題はそれを合計で見た時の作用である。入力の値を決定する外部影響が完璧な数式で再現することができないのは、もはや自明の理だ。常軌を逸脱した支配因子

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痛くない刃物

痛くない刃物

どんな悩みも持たず、どんな苦しみもなく、

ただ自分の魂を信じ、時を待っていると、

ふと思いがけなく、哲人たちの言葉が、

全身に沁み渡る、そんな時があります。

それは日々、晴耕雨読し、世界に親しみ、

心に情熱を、頭に閃きを、歓迎している、

そういう人にだけやって来る、贈り物で、

翌朝には、今までの苦悩や、また疑問が、

すうと晴れて、優しき恍惚のなかで、

私が私であることを、深々と笑

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人は、言葉ではないんです。
構造でもないんです。
人は人です。
複雑なものは複雑なままです。
単純だと思っても、解はどこにもありません。
複雑な私を受け入れられる力が、いざ生きると言うことなのです。

春のまどろみ(詩?)

春のまどろみ(詩?)

春が闌け 日々は息の中
並木道の桜が 影を隠す
飢えを誇れば ますます苦しく
削がれた日射しまで 重く沈む

黄昏よ 遠き空まで
上る月の欠片 滲んでゆく

飛行機雲が淡く飛んで
あなたの顔が少し翳り
夢を散らす風とともに
別れは訣れを告げていた

春騒に取り残されたまま
笑った唇で 涙を舐めた
うるさい東風が
うるさくて心地よいのだ

読んでくれてありがとうございます。
詩みたいなのを書いてみま

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投稿50回を超える

投稿50回を超える

2000回以上のビューと、400回以上のスキを受け止めて、フォローしてくださる方も増えました。

そしてついに投稿50回を超えました。
継続の励みになった読者さんへは本当に感謝しています。

多少過激で支離滅裂な、紛うことなきカスの文章をつらつらと上げてきました。

本当に少しでも面白がったり、興味をもって見てくださった方々には感謝が絶えません。

Noteだけにしか言えない本音、というか考えを少

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八百万の私より、夢日和

八百万の私より、夢日和

いつも読んでくれてありがとう。受験もあと少しで終わります。気楽に投稿していくので見てってください。
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私は昔から記憶する力が弱いうえ、よく事実を改竄するため、時々嘘ツキだと言われた。

私は昔から人と話すのが苦手ゆえ、よく独りで過ごすほうが気楽だと感じた。家族とも、それほど健康的に話してはいなかった。俗に言うボッチは恐らく私を指

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人間、という最小単位(詩)

人間、という最小単位(詩)

詩はあとに書いてあります。いつも読んでくれてありがとう。

人々には愛がある。
愛と愛がぶつかれば道徳が生まれる。
道徳はまた人々に愛を宿していく。
道徳は法律と葛藤する。
愛は理性と葛藤する。
双方の強大な壁を乗り越えた先に勇気はあるのだ。
そしてそれは日常における些細な勇気。
また混沌における不敵な勇気である。

あらゆる成長は不必要だ。
何を欲しがるかではない。
誰を欲するかが、愛と勇気の原

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心の傷を手放すとき

心の傷を手放すとき

この世界を知った気になって

ぼくはいったい何を知っているのか

寂しいばかりじゃないか

苦しいばかりじゃないか

誰にでもある許せない気持ちを

許せない自分を

許せない過去を

許せる未来にしていく

許せる自分になる

人生をまるっと許せるわけがない

せめて明日を許そう

許そうと刻む

自分を許せば許すほど

心の傷は深くなる

それを

いつか笑い話にできた日が

傷を手放す時です

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嘘とは、
太古から人類の花である。

罪とは、
今もなお時代の遺言である。

そんな言葉を憶えている。

ブランドの悪魔

ブランドの悪魔

自分の生きる価値を求めて、目を血走らせ、際限なきブランド世界をさまよっていた。

人を突き動かすもの。
それは多くの場合、希少価値であった。

・ただ一人のための運命的な恋情。
・優秀になるための限られた情報。
・完璧な肉体美を保つための努力。

ブランドにして人は生きてきた。
価値は希少価値でなければならなかった。
存在は存在意義でなければならなかった。

しかし果たして、何のために?

地球は

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弁舌、情愛、痛み

弁舌、情愛、痛み

分類する。

一に法律。
二に道徳。
三に弁舌。
四に情愛。

虚はこれらにして成す。

一、二が社会勝手。
三、四が個人勝手。
一、三が合理勝手。
二、四が心理勝手。

つまりは、

社会的合理は法律。
社会的心理は道徳。
個人的合理は弁舌。
個人的心理は情愛。

下方に下がればカオスに増す。
上方に上がれば正気も絶え。
愛は罪。
裁くのは法。
野次は弁か徳に巻かれ。
命は翻弄される。

人が不

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2月空(詩)

2月空(詩)

 君は空に

 清涼色のペンキを

 塗りたくって

 ほら僕を向いて

 ありもしない笑顔で

 唇伝いに

 気持ちを晴れやかす

 

 声の先に

 噛み落とす春は

 ざらざらという

 もうじき冬が

 不吉に泣き出すから

 このまま錆びし雪に

 隠れておこう

あともう少しで受験地獄から開放されます。
今年の2月も幸せに過ごしていきましょう。