岸撫聞秋 キシブ

のびのびと書きたいことを書きます。 記事を読んでくれる人がポジティブに過ごせますように。

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自己紹介 〜岸撫聞秋〜

五本目にして、やっと自己紹介をしていないことに気がつきました。 東京の北に生まれ、東京の南で育ち、下町を棲家とする者です。 窮屈な日々に一風入れようと、noteを始めてみました。 名前は夏目漱石を適当にイジり、プロフィール画像は自室です。 毎回の記事で偉そうに語っちゃってますが、正味まだ学生だし、一人で勝手に恥ずかしい思いを噛み締めています。 哲学以外にも文学・数学も大好きで、今後も様々な心情を発信していけたら幸いです。 ありがたいことに始めてわずか一日で、見も知

    • 複雑決定素・虚軸の世界その1

      わたしたちに自由意志はあるのだろうか? 自由意志が機械によって全ての人に等しく計算されることはまず有り得ない。それは自由意志の否定になってはいない。では個人に当てはめてもみようが、それはわたしたち人間の領域とは少し異なる。自己領域は完全に計算できるが、問題はそれを合計で見た時の作用である。入力の値を決定する外部影響が完璧な数式で再現することができないのは、もはや自明の理だ。常軌を逸脱した支配因子がない、ならばここに個人関数を単純に拡大させたような私たちとしての自由意志は存在

      • 痛くない刃物

        どんな悩みも持たず、どんな苦しみもなく、 ただ自分の魂を信じ、時を待っていると、 ふと思いがけなく、哲人たちの言葉が、 全身に沁み渡る、そんな時があります。 それは日々、晴耕雨読し、世界に親しみ、 心に情熱を、頭に閃きを、歓迎している、 そういう人にだけやって来る、贈り物で、 翌朝には、今までの苦悩や、また疑問が、 すうと晴れて、優しき恍惚のなかで、 私が私であることを、深々と笑っている。 良い言葉、良い情緒、良い理性、良い空気、 たくさん知り、たくさん

        • 人は、言葉ではないんです。 構造でもないんです。 人は人です。 複雑なものは複雑なままです。 単純だと思っても、解はどこにもありません。 複雑な私を受け入れられる力が、いざ生きると言うことなのです。

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        自己紹介 〜岸撫聞秋〜

          春のまどろみ(詩?)

          春が闌け 日々は息の中 並木道の桜が 影を隠す 飢えを誇れば ますます苦しく 削がれた日射しまで 重く沈む 黄昏よ 遠き空まで 上る月の欠片 滲んでゆく 飛行機雲が淡く飛んで あなたの顔が少し翳り 夢を散らす風とともに 別れは訣れを告げていた 春騒に取り残されたまま 笑った唇で 涙を舐めた うるさい東風が うるさくて心地よいのだ 読んでくれてありがとうございます。 詩みたいなのを書いてみました。 自信は、微妙かな。 あ、最後のセリフは駄洒落ですね。 気づきました? ち

          春のまどろみ(詩?)

          投稿50回を超える

          2000回以上のビューと、400回以上のスキを受け止めて、フォローしてくださる方も増えました。 そしてついに投稿50回を超えました。 継続の励みになった読者さんへは本当に感謝しています。 多少過激で支離滅裂な、紛うことなきカスの文章をつらつらと上げてきました。 本当に少しでも面白がったり、興味をもって見てくださった方々には感謝が絶えません。 Noteだけにしか言えない本音、というか考えを少し偉ぶって無責任に話す。そんなことでモットーの「読んだ人をポジティブに!」が達成

          投稿50回を超える

          八百万の私より、夢日和

          いつも読んでくれてありがとう。受験もあと少しで終わります。気楽に投稿していくので見てってください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 私は昔から記憶する力が弱いうえ、よく事実を改竄するため、時々嘘ツキだと言われた。 私は昔から人と話すのが苦手ゆえ、よく独りで過ごすほうが気楽だと感じた。家族とも、それほど健康的に話してはいなかった。俗に言うボッチは恐らく私を指し示している。 私は昔から怒りが溜まりやすい性分だ。きっと日常の様々な問題に一

          八百万の私より、夢日和

          人間、という最小単位(詩)

          詩はあとに書いてあります。いつも読んでくれてありがとう。 人々には愛がある。 愛と愛がぶつかれば道徳が生まれる。 道徳はまた人々に愛を宿していく。 道徳は法律と葛藤する。 愛は理性と葛藤する。 双方の強大な壁を乗り越えた先に勇気はあるのだ。 そしてそれは日常における些細な勇気。 また混沌における不敵な勇気である。 あらゆる成長は不必要だ。 何を欲しがるかではない。 誰を欲するかが、愛と勇気の原動力である。 まるでアンパンマンのマーチみたいだが。 誰はどれでもいい。それと

          人間、という最小単位(詩)

          心の傷を手放すとき

          この世界を知った気になって ぼくはいったい何を知っているのか 寂しいばかりじゃないか 苦しいばかりじゃないか 誰にでもある許せない気持ちを 許せない自分を 許せない過去を 許せる未来にしていく 許せる自分になる 人生をまるっと許せるわけがない せめて明日を許そう 許そうと刻む 自分を許せば許すほど 心の傷は深くなる それを いつか笑い話にできた日が 傷を手放す時です いつも読んでくれてありがとう。 これからも更新してくいくので是非見てってくだ

          心の傷を手放すとき

          嘘とは、 太古から人類の花である。 罪とは、 今もなお時代の遺言である。 そんな言葉を憶えている。

          嘘とは、 太古から人類の花である。 罪とは、 今もなお時代の遺言である。 そんな言葉を憶えている。

          ブランドの悪魔

          自分の生きる価値を求めて、目を血走らせ、際限なきブランド世界をさまよっていた。 人を突き動かすもの。 それは多くの場合、希少価値であった。 ・ただ一人のための運命的な恋情。 ・優秀になるための限られた情報。 ・完璧な肉体美を保つための努力。 ブランドにして人は生きてきた。 価値は希少価値でなければならなかった。 存在は存在意義でなければならなかった。 しかし果たして、何のために? 地球は宇宙のブランドだ。 人間は生命のブランドだ。 では私は、人間のブランドだろうか。

          弁舌、情愛、痛み

          分類する。 一に法律。 二に道徳。 三に弁舌。 四に情愛。 虚はこれらにして成す。 一、二が社会勝手。 三、四が個人勝手。 一、三が合理勝手。 二、四が心理勝手。 つまりは、 社会的合理は法律。 社会的心理は道徳。 個人的合理は弁舌。 個人的心理は情愛。 下方に下がればカオスに増す。 上方に上がれば正気も絶え。 愛は罪。 裁くのは法。 野次は弁か徳に巻かれ。 命は翻弄される。 人が不幸なのは、人が最も人をよく愛するからである。 他のどんな清く尊い痛みよりも、人の

          弁舌、情愛、痛み

          2月空(詩)

           君は空に  清涼色のペンキを  塗りたくって  ほら僕を向いて  ありもしない笑顔で  唇伝いに  気持ちを晴れやかす    声の先に  噛み落とす春は  ざらざらという  もうじき冬が  不吉に泣き出すから  このまま錆びし雪に  隠れておこう あともう少しで受験地獄から開放されます。 今年の2月も幸せに過ごしていきましょう。

          なくしもの(詩)

          いざ枕を叩き 独り暮らしの書斎から オレンジ色の電燈と 青い影を落とすわたしの 月と太陽さながらの関係は 地球のそばを音もなく 億年のうち 回り続けていた 投稿頻度はやや遅れますが頑張ります。 笑顔わすれずに。

          なくしもの(詩)

          【詩】 永遠の光、心、幻

          置きざられた心はいつか 涙になって溢れてくる 吹きすさぶ風は すべての垢を洗い流し 陽射しは 大地を萌えて 海を揺らして 必ず戻ってくる わたしたちには言葉がない 体もない 匂いもない 人が信じたいと想うのは そういうときに 知っている どこか 薄ぼんやりと 最近詩がブームです。 読んでくれてありがとう。

          【詩】 永遠の光、心、幻

          〈詩〉 風の挨拶

          ゆく風は 春と心とそれから わたしが一年大切にした何かを 振り出しに戻すみたく 仕舞い込んでゆく そんな気がする そんな小道 花にまかれ 生き方だけが消えていった

          〈詩〉 風の挨拶