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毎日に役立つ!おうち療育手帳

発達障害のあるお子さんに家庭でどのようにアプローチすればよいかをお伝えしていきます。 療育も大切ですが、ママやパパにとっては育児そのもの。 だからこそ、日常生活の中に効果的な療育… もっと読む
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#自閉症

「これもこだわり?」と思ったら、既にこだわりになっている。

「これもこだわり?」と思ったら、既にこだわりになっている。

発達障害のお子さんの中には、
強いこだわりがあるお子さんが
いらっしゃいます。

ずっと同じものにこだわり続けている場合と
こだわるものが変化していく場合があります。

特に、こだわりが変わる場合、
私たちはつい見過ごしがちですし、
正直なところ、
お子さんの「こだわり」に
振り回されてしまいます。

この「こだわり」に大人側が慣れてくると、
「あぁ、これもこだわりかも?」と
判断できるようになり

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「伝えない」工夫

「伝えない」工夫

少し離れた場所にある
とある公園の注意書き。

アイキャッチ画像では
見づらくなってしまいましたので
こちらにも画像をアップしますね。

この画像を見て、
あなたはどう感じましたか?

これを見た発達障害のお子さんは、
絶対に誤学習してしまいます。

この注意書きにあることは
しても良いことだ、と。

あるいは、
こういうことをする遊具なのだと。。。

もちろん、発達に心配があっても
お子さん自身

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発達障害のお子さんの「苦手」

発達障害のお子さんの「苦手」

発達障害のお子さんは、
自分の感情を表現することに
不器用さがあります。

時に、それが大袈裟に見えたり
滑稽に見えたりするので
嘲笑されてしまうことも。

笑って許してくれるような、
そんな環境であれば
そんなに苦労はしませんが、
そうではない場合は
少々辛辣ですよね💧

本人としては真剣なのに
それを受けれてもらえないのは
ものすごく辛いです。

あなたのようなママさんも
お子さんの気持ちに

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読書感想文の書き方

読書感想文の書き方

いよいよ夏休みですね!

私もそうなのですが、
自分が子どもだった頃から
「読書感想文」は
悩ましい宿題でした💧

読書は好きだったのですが、
それについて感想となると
「別にそんなの・・・」と
子どもながらに思っていました。

時を経て、教員になった私。

夏休みの宿題では
当然のように読書感想文が!!

ここも保護者の方にとっては
大きな悩みだろうなと思いつつも
学校の慣習に従うしかない私。

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電子マネーを教えるには?

電子マネーを教えるには?

最近、よく聞かれるのは
目に見えづらい通貨である
電子マネーの教え方です。

特に、小学生ママさんが
気にかけていますね。

都市部ほど
電子マネーでの支払いが
社会に浸透しているので、
小学生が電子マネーを
利用することも珍しいものではありません。

電子マネーは
今後どんどん社会に浸透してくるので
子供が幼いうちから
使い慣れておく必要があります。

今回は、電子マネーの教え方、
特に導入する

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vo.1_トイレトレーニング

vo.1_トイレトレーニング

「トイレトレーニング」と書くと
「おむつはずし」と
勘違いされるかもしれませんね。

実際にトイレで排泄できたとしても
すぐにおむつが外れる、
という訳にはいかないのが
発達障害のお子さんです。

もちろん、すんなりと
外れるお子さんもいらっしゃいますが、
まずはトイレでの排泄を考える前に
おむつからパンツへの移行から
トーレトレーニングが
スタートするのだろうなと
私としては思っています。

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身につけておきたい○○ 第6回

身につけておきたい○○ 第6回

今回のお話は、屋内外問わずに
様々な場面で必要になるスキルです。

毎日のことにはもちろんのこと、
遠足などの非日常場面でも
必要になりますから、
これから練習を重ねていくことを
是非ともおすすめしたいです。

さらに、学齢期に限らず、
このスキルを身につけることによって
お子さんの人生が豊かになることも
保証できると私は思っています。

それでは早速、
お話をしていきますね。

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自分軸と発達障害の育児

自分軸と発達障害の育児

毎月第2水曜日に開催している
ランチ会があります。

おしゃべりするテーマは
何も決まってはいないので
お話の内容は
いつもいつも参加者のみなさん次第。

そんな気ままなランチ会です。

今月のランチ会で出た話題の中に
「結局は自分軸だ」という
言葉がありました。

『自分軸』という言葉を
初めて耳にしたママさんも
いるだろうなぁと思いながら
話に耳を傾けていた私です。

さてさて。

この「自分

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発達障害とアタッチメント

発達障害とアタッチメント

いつもnoteの定期購読マガジンでは
お子さんへの教え方や
教え方のヒントをお伝えしていますが、
今回は趣向を変えて、
しかし、非常に重要なことについて
あなたにお伝えしようと思います。

タイトルにもあるように、
発達障害のお子さんは
アタッチメントの形成も
困難なケースがあります。

その「困難さ」の原因を
私なりの観点から
解き明かしていきます。

1.アタッチメントとは?

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読解力を養うためには?

読解力を養うためには?

小学生ママさんから
相談されることの一つに
「読解力って
どうやったらつけられるのですか?」
というものがあります。

この「読解力」ですが、
小学生のうちだけではなくて
大人になってからの方が
ますます必要になるということを
あなたは気づいていますか?

大人になればなるほど
文字に触れる機会が多くなり、
そして文や文章が表している意図を
汲み取って行動する必要性が
たくさんありますよね、

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スラスラ音読を教える工夫

スラスラ音読を教える工夫

前回は
『スラスラ音読が苦手な理由』
ということについてお話をしました。

この理由を知っていることで
あなたもお子さんに無理強いをせずに
音読練習を促すことができると
思われます。

その反対に、前回の記事の内容を
知らないままになってしまうと
あなた自身が誤りを起こしてしまう
可能性もありますので
十分注意してくださいね。

さて、今回の記事では
円滑な音読ができるよう、
どのように教えていく

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スラスラ音読が苦手な理由

スラスラ音読が苦手な理由

小学生の宿題のテッパンといえば
音読ですよね。

しかも、音読はクラスの学習でも
みんなで声を合わせて実施しますし、
一人で教科書を読む機会もあります。

クラスのみんなはスラスラと
音読できているのに
うちの子だけ・・・
という心配があるママさん。

音読はコツを掴みながら
練習を重ねることで上達していきます。

あなたがお子さんに
スラスラ音読を教えたい気持ち、
私は大いに共感できます(^^)

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運動会への参加②

運動会への参加②

この記事には前記事があります。

前記事よりもこちらの記事の方が
文章量は多いですので、
こちらもまた何度も読み返して
あなたの役に立ててくださいませ!

では、早速、お話の続きです。

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運動会への参加①

運動会への参加①

昔は体育の日に合わせて
運動会を実施するのが
当たり前のようになっていましたが、
最近では春の運動会も
増えていますよね。

春、というよりも
地域によっては初夏のような
気候の中の運動会でしょう。

子どもとしては
新年度が始まって間もなくの
大きな行事になりますので、
参加が難しい、という
お子さんもいるかなと思いまして、
今回は運動会について
お話をさせていただきます。

そして、日本の学校

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