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【読書ノート】仕事は辞めない!「働く×介護」両立の教科書 ⇒ 心配になったら〇〇に相談すること!

読者さんに質問です。

親の介護が心配になったら、〇〇相談しましょう! 〇〇に入るものは?

⇒早く知りたい方は目次から見つけて飛んでください!

こんにちは、けいごです。

「親の介護が必要になったらどうしよう・・・」そんな呆然とした悩みはありませんか? 実際両親の介護が必要になったら、介護保険の制度を理解する時間を確保するのは中々難しいです。実際に介護が必要になってから考える、、、では対応が遅くなってしまい、後悔するかもしれません。

そのようなときのために、事前にある程度介護保険の知識をつけておく必要があります。介護予防が大事と言われるように、介護知識不足の予防も必要です。

本記事では、「介護になる前に備えるべきこと」と、実際に「介護になったらやるべきこと」を紹介していきます。


介護リテラシー

介護が必要になったから苦労するかどうかは、「介護リテラシーの高さ」に左右されます。

以下、介護リテラシーが低い人と高い人の比較です。

低い人:介護保険を使うタイミングが遅れ、自分の時間を犠牲にした結果、共倒れになる
高い人:介護保険が必要になる前から準備した結果、親の介護にバランスよく介入する

このように、介護リテラシーの高さは、必要になったタイミングだけでなく、長期にわたって最大限に活かせるものです。

年齢に関係なく、今から備えておきましょう。なぜなら、いつ介護が必要になるかは、人によるからです。

親が65歳以上になってすぐに必要な方もいれば、逆に全く使わなくても済む方、40代から難病にかかり第二号被保険者となる場合もあります。

自分のためにも是非、「介護リテラシー」を高めてください!

どうなれば介護が必要か

介護は「早期発見・早期対応」です。では、早く対応するために、必要な状況を知っておく必要があります。

以下のうちどの状況が「介護の始まり」に該当するでしょうか。

①同じことを何度も繰り返して聞くようになった
②脳塞栓で寝たきりになった
③特に病気ではないのに、日中寝込んでいることが増えた
④常に足腰が痛いと言っている
⑤転びやすくなり、先月2回ほど転んだ
⑥心臓発作で入院したが、今は回復して生活に支障がない
⑦耳が遠くなった
⑧最近配偶者が亡くなり、毎日の食事がままならなくなった

、、答えは本書を読んでみてください!

介護サービスを受ける上では、要介護認定が必要となります。要介護認定は、「日常生活を送る上で支障が出ている度合い」を考慮して判断されます。

早期発見・早期対応のために、生活に支障が出ているかどうか、しっかりと見極めていきましょう。

【解答】介護者の負担を減らす考え方

「介護が必要だな」と思ったらまず、「地域包括支援センター」に相談しましょう。

地域包括支援センターに相談に行くと、要介護認定申請が必要な状態かどうかをスクリーニングして、申請を手伝ってくれます。

地域包括支援センターは、だいたい中学の学区ごとに1箇所を目安に設置されています。近くの窓口に電話や来所をして相談してみましょう!

主な役割は以下です。

・高齢者の虐待や金銭トラブル
・介護予防のプランの提案と作成
・65歳以上の人の暮らしに関する様々な相談受付
・様々な介護サービスとつなぐ

介護休暇の考え方

介護休暇は、一般的に「介護をするための休暇」と考えられがちですが、そうではありません。

ではどのように考えるものかというと、それは以下です。

仕事と介護の体制を構築するための休暇

2023年現在、「介護休暇」は介護対象者1人につき年5日まで取得可能です。しかしこの5日間を介護に費やすと、すぐに使い切ってしまいます。

そのため、この5日間は介護体制の構築に時間を使う必要があります。地域包括支援センターに早めに連携をとり、時間を合わせてサービスとつなげましょう。

また、別の制度として「介護休業」があります。こちらは、対象の方が「要介護」状態場合、の通算93日間を最大3回に分割して取得することが出来ます。

自分が介護する上での基準

仕事と両立する上で、自分が親の介護に介入する基準を以下にまとめます。

平日2時間
休日5時間

基準として、これ以上の介入が増えると両立出来なくなります。自分では気づかないことが多いので、確認していきましょう。

結局介護の費用はどのくらいかかるのか

介護の費用は、個々によって差が大きいので「これくらいかかる」という断言をするのはとても難しいです。そのため本書では、平均寿命と健康寿命の差で、平均的な介護の期間を算出しています。

その差は大体以下の年数です。

・男性は9年
・女性は12年

その年数でそれぞれ、負担割合や利用するサービスに応じて料金に大きな差が出てきます。

在宅介護の場合は、月額4〜5万円。施設の場合は12万5千円〜、有料老人ホームなどを利用すると、更にかかります。東京都内の民間介護施設の月平均は25万円程度です。

では、シミュレーションしていきます。1日一回誰かが訪問するように設定し、週二回のデイサービスに通って入浴。土日は家族が様子を見に行き必要なものを買ったり家事を行う。その他の日はヘルパーが入って時には食事の宅配サービスを利用する。この状況でもしも自己負担1割であれば、、、といいたいところですが気になる方は本書で!

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