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#ADHD
子供の発達障害急増の謎〜Part1:10年間で倍増、その背後に潜む理由とは?
文部科学省の調査で明らかになった発達障害の急増
子供の数が減る一方で、発達障害の子供は増え続けています。
前回の調査は10年前に行われ、その時の割合は6.5%でした。調査方法の一部に変更があったとはいえ、10年間でこれほど急激に増加するのは異例。このような状況の中、学校で何が起きているのか、多くの関係者が疑問を抱いています。
本当に発達障害児が急増しているのか?1. 発達障害そのものの増加を
【大人の女性のADHD②】ADHD薬をやめたらこうなった
年末年始は、パワースポットで有名な米アリゾナ州のセドナで過ごしました。そのご利益もあってか、旅行中は心身ともにとても調子が良く、ADHDの薬を一度も飲まなくて済みました。
帰国後も数日は薬を飲まなくても調子が良かったのですが、次第に生活に支障をきたすようになり、ついに今日、約3週間ぶりに1錠飲んでみました。
すると5分もしないうちに、それまで感じていた頭痛は何処へやら、体がすーっと楽になるのでし
【成人女性のADHD】大人になるとADHDは治るの?
ADHDは大人になっても治りません。
しかし、専門家の中でも
「ADHDは子供の発達障害」
「大人になれば落ち着いてくる」
という人が多いのです。
専門家が「大人になればADHDが治る」と言う理由なぜ「ADHDは大人になれば治る」と言われるのでしょうか。
それは、ADHDの症状は年齢とともに変化するため、治ったように見えることがあるのです。
子どものADHDの症状は、落ち着きがなく、そわそわし
ADHD当事者が語る:実行機能の障害とは?
最近、認知度が高まってきたADHDですが、
「ADHDってそもそも何?」
と聞かれたら、なんて答えますか?
一般的なADHDの定義ADHDについて学んだことのある人なら、こんなふうに答えるかも知れません。
表面的な定義の弊害このような一般的な定義は、ADHD当事者の私から見ても間違いとは言えませんが、ADHDの本質を捉えていないといつも感じます。
この定義は単に
ADHDの行動的特徴、要は「
ADHD当事者が語る:不注意vs集中力
最新の研究論文を読んで、理解し、まとめることはできるが、取り扱い説明書を読むことができない
手先が器用でフラワーリースやファブリックパネルを作ったりすることが大好きなのに、洗濯物を畳んでしまうことができない
人と交流するのが大好きで、おしゃべり好きなのに、LINEメッセージやメールの返答するのがものすごく苦手
親の意向で中学受験し、全く興味のない女子中高一貫に通うも、校風に合わず、先生に嫌わ
ADHD児を持つご家族へ:ペアレントトレーニングのメリットと私の体験
ADHD児の育児は超むずかしい子育てって大変ですよね。
そんな中でも、ADHDのお子さんを育てる場合は、さらに身体的・精神的負担がかかります。
研究によると、ADHDの子どもを育てることは、定型発達の子どもを育てることに比べて、ストレス、不安、うつ、子育てへの不満、身体的・精神的苦痛が高いレベルにあることが分かっています。これらの悪影響は、子どもの行動問題や家族の葛藤と関連しており、父親よりも母
ADHD当事者が語る:多動・衝動性には理由がある
前回【ADHD当事者の感覚①】不注意には理由がある!では、ADHDの3つの特性の1つである「不注意」について、ADHDの当事者として、また行動分析士、教育者として多くのADHDの子どもたちと関わってきた視点から、お話ししました。今回は、残りの2つである「多動性」と「衝動性」についても、同じようにお話ししていこうと思います。
「ADHDの子って一体何を考えて、どんな気持ちで、あんな行動を取るのかしら