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シネマでおジャマ

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#映画感想文

【シネマでおジャマ】 ナマステ🙏ぼりうっど⑥ 〜 ボリウッド・スーパースター展〈ケ・ブランリ美術館〉 後編

【シネマでおジャマ】 ナマステ🙏ぼりうっど⑥ 〜 ボリウッド・スーパースター展〈ケ・ブランリ美術館〉 後編

さて、前回の記事でムガール帝国についてお話しようとしたところ、
♪ちょうど時間となりました〜
(コレわからんやろな〜…)
ってな感じで大長丁場になりそうだったので、今回はすっきりここから。

ムガール帝国は、1526年〜1858年まで続いたイスラム教の大帝国で、デリーを中心に勢力を広げていきます。

その頃に多く描かれたのが、宮廷の暮らしぶりを大変詳しく今に伝えてくれる細密画。

一辺20cmほど

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【シネマでおジャマ】 ナマステ🙏ぼりうっど④ 〜 ボリウッド・スーパースター展〈ケ・ブランリ美術館〉 前編

【シネマでおジャマ】 ナマステ🙏ぼりうっど④ 〜 ボリウッド・スーパースター展〈ケ・ブランリ美術館〉 前編

いつかはインド映画に関する総体的な記事を書きたいな〜、書いたほうが毎度映画のお話をするときの参考になるな〜、姐さん書かないと💪と思っていた矢先! (と言ってももう冬の一時帰国前の寒い時期でしたが) パリのケ・ブランリ美術館にてやってくれましたよ。

「ボリウッド・スーパースター展」!!

パリさんぽもしばらくご無沙汰なんですがあの頃は寒さも厳しかったので、こちらの展覧会でアツく!あはん♥な気分に

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【シネマでおジャマ】ヴィム・ヴェンダース / パーフェクト・デイズ(2023)

【シネマでおジャマ】ヴィム・ヴェンダース / パーフェクト・デイズ(2023)

フランスヘ行こうか、と思い立ったのはきっとフレンチ・シネマが好きすぎて。

なのにここ最近は日本愛が大きくて♥
そんな姐さんにぴったりな一本できました。
ドイツの監督ヴィム・ヴェンダースが、日本を舞台に日本人の役者さんと撮った、日本のおはなし。

映画始まって10分経過。
いやん。
😭姐さんすでに泣かされたっ!

朝日に包まれた画面一杯の東京の町。
スカイツリーのすぐ足元のアパートに住む役所広司

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【シネマでおジャマ】 ベトナム映画 / 金色の蝶々のいる木 (2023)

【シネマでおジャマ】 ベトナム映画 / 金色の蝶々のいる木 (2023)

フランスヘ行こうか、と思い立ったのはきっとフレンチ・シネマが好きすぎて。

しかし最近は、見たいおフランス映画が見つからなくて。
そこで以前デトックスでもしたように癒やされた経験のある、ベトナム映画をチョイス。

ベトナムはかつてインドシナと呼ばれ、おフランスの占領下に。
そのため町の建物がおフランス風であったり、バゲットサンドを食べたり、中には上手におフランス語を話す人も居たり。
またベトナム戦

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【シネマでおジャマ】 フィンランド映画 / 枯葉 (2023)

【シネマでおジャマ】 フィンランド映画 / 枯葉 (2023)

フランスヘ行こうか、と思い立ったのはきっとフレンチ・シネマが好きすぎて。

前回はアツ〜いインド映画でナマステ〜🙏いたしましたん。

それに続いて今日は、ヒヤ〜っとクールにフィンランド映画をご紹介。

以前デンマーク映画をご紹介した時に北欧にも少し触れたのを覚えていらっしゃいますか?

北欧は、暗い時間が長く、余暇をバーで呑みながら過ごすことが日常的なのか、男=呑兵衛という図式が浸透しているよう

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【シネマでおジャマ】 ナマステ🙏ぼりうっど③〜JAWAN

【シネマでおジャマ】 ナマステ🙏ぼりうっど③〜JAWAN

フランスヘ行こうか、と思い立ったのはきっとフレンチ・シネマが好きすぎて。

フレンチ・シネマが日常になり、暑い国シンガポールで出会ったナマステ🙏ぼりうっど!

ブームは去ったと思いきや!
焼けぼっくりに火が付いた!

いやいや姐さん、「松ぼっくり」じゃないんですから、
「焼け木杭(ぼっくい)」に火が付いたんでしょ!

だって9月に入ったってぇのにこの連日の30℃超え。こんなに暑くちゃ、パリがイン

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【シネマでおジャマ】インディ・ジョーンズと運命のダイヤル (2023)

ハーバート・ジョンソンの帽子、
ハミルトンのボルトン・クオーツ、
ムチの長さは3m。
いやん♥セクスィー。
だけど姐さんの狙いは敵役マッツ様。
べろんべろんの前回も良かったけど、今回のニヒルなのもあはん♥

【シネマでおジャマ】 ナマステ🙏ぼりうっど①

【シネマでおジャマ】 ナマステ🙏ぼりうっど①

フランスヘ行こうか、と思い立ったのはきっとフレンチ・シネマが好きすぎて。

フレンチ・シネマが日常になり、暑い国シンガポールで出会ったナマステ🙏ぼりうっど!

なんじゃ、この高揚感。
なんじゃ、このぴったりハマるフィット感。
なんじゃ、この第二の鼓動とも言えるリズム感。

あはん♥もうダメ。
寝ても覚めてもぼりうっど!
お掃除しながらぼりうっど!
買い物行ってもぼりうっど!
プールで泳いでぼりう

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【シネマでおジャマ】ワイルドスピードX
先日のちと帰国時に機内で見た映画、なんやもう10作も出とるんかい!? どや、見てみましょ。車のシーンはぐっと減り『ミッション』+『007』+『ゴッドファーザー』÷ハゲ(2h30)=長すぎっ😑 しかもコレ、まだ続きますよな!

【シネマでおジャマ】 HOKUSAI (2020)

【シネマでおジャマ】 HOKUSAI (2020)

娘ちゃんがふと立ち止まり、
「ママン、この映画。」
と言われて見たポスター。
「HOKUSAI...北斎! 」
あ〜、よく気がついたね、娘ちゃん!
あら、こりゃ一緒に見に行かなくちゃ。

ちょうど今は春休み。先週行ったアートスクールの春休み講習がなかなかのグッドプログラムだったらしく、ご満悦だった娘ちゃん。
遠近法、骨格と筋肉、ヌードデッサン、植物園スケッチ、美術館訪問と盛り沢山だったらしく、基本

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「Gully Boy」インド映画::スラム出身ラッパーの実話ストーリー

「Gully Boy」インド映画::スラム出身ラッパーの実話ストーリー

Gully Boy
邦題:ガリーボーイ
2019年:インドのミュージカル映画

感想・ヒンディー語のラップはあり 楽しい😊
・カースト制度は表向き廃止されたが差別は残っている
・対外的なイメージ通りに貧富の差は激しい
・上演時間154分 頑張って観てください
・30歳を過ぎた俳優に大学生をやらせるのはどうなの?
・一本調子のサクセスストーリー

あらすじ(とりあえず)この映画はハラハラドキドキを

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「灰とダイヤモンド」解釈-アンジェイ・ワイダ監督

「灰とダイヤモンド」解釈-アンジェイ・ワイダ監督

「灰とダイヤモンド」解釈 原題:POPIOL I DIAMENT(ASHES AND DIAMONDS)-Andrzej Wajda
監督:アンジェイ・ワイダ(Andrzej Wajda,1958年公開 -ポーランド)

原作は灰とダイヤモンド(Popiół i diament/ASHES AND DIAMONDS)、 その原作は、イェジ・アンジェイエフスキ(Jerzy Andrzejewski,

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解釈-大理石の男 -Człowiek z marmuru-

解釈-大理石の男 -Człowiek z marmuru-

解釈-大理石の男 -Człowiek z marmuru-大理石の男 (Człowiek z marmuru)1977-ポーランドの映画      監督:アンジェイ・ワイダ(Andrzej Wajda,1926 - 2016/ポーランドの映画監督)                               脚本:アレクサンドル・シチボル・リルスキ
製作:バルバラ・ペツ・シレシツカ
出演者:クリス

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【シネマでおジャマ】デンマーク映画 / アナザーラウンド (2020)

【シネマでおジャマ】デンマーク映画 / アナザーラウンド (2020)

フランスヘ行こうか、と思い立ったのはきっとフレンチ・シネマが好きすぎて。
居ながらにして、フレンチ・シネマの舞台の街を訪ねるシリーズ。
二本書いて暫くご無沙汰でしたが、帰国の機内でコレを見てぜひご紹介したくなりました。
今回のこの映画フレンチ・シネマではなく、珍しいデンマーク・シネマ。オイシイのはペストリーだけじゃない😍

さあ、ど〜ぞご一緒に。

数ある映画の中からコレを選んだ理由は2つ。

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