【企画参加】 始まりは 〜 #シロクマ文芸部
始まりはぷっくりしっとりとした艶のある下唇を親指で左右になぞる。軽く人差し指を小さな顎に添えて。すると意外にも簡単に唇は開く。続けて上唇を右からなぞると、猫のようなピンクの舌が出てくるので、ついでのように親指の先で数回先っぽを刺激してみる。徐々に先から奥へ進んでみれば、そのままぱっくり親指を口の中に咥えてくれる。ここまでくればこっちのペースだ。
反対の手で頬を包めば、割と簡単に頭を任せてくる。そのまま中指の腹で触れるか触れないかの手加減で、頬から耳、耳の形を数回なぞってみ