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コレクトノート

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もう一度読みたいノートを集めておいています。
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記事一覧

無理をしない

無理をしない

1月が1番、心も体も元気のない状態で、それから良かったり悪かったりしながら、今はなんとなく元気になってきた。

自分なりに、元気になるコツを考えたので記録しておく。

①無理をしない

「無理をしないでね」って、大変そうな人に向けて自分もそうやって声を掛けたりするけど、無理をしないとやっていけないから、無理をしないなんて無理!って思っていた。でも、自分にとって1つだけ無理をしないポイントを見つけた

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アラフォー同人女が20年ぶりにコミケにサークル参加したらほぼ異世界転生だった件

アラフォー同人女が20年ぶりにコミケにサークル参加したらほぼ異世界転生だった件

のみぞうと申します。ども…

タイトルの通りなんですが、縁あってコミックマーケット100(通称:コミケ/夏コミ)に久しぶりにサークル参加してみて、当然といえば当然なんですが、同じ世界なのに時代が違えば中身がぜんぜん違っててカルチャーショックを受けました。これを書かないと俺達のコミケは終われねえぜって気がするので書きます。

正確にいうと20年は経ってないかも…?わかりやすさ重視で20年て書いちゃい

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遺影を撮った。

遺影を撮った。

理由は分からないけれど記憶の片隅に残っている場面って誰しもあるのではないかと思う。
祖父が亡くなった時に、遺影を決める時の葬式屋さんと家族の会話の場面を何故だか覚えている。
遺影は笑っている顔をと言われたのだけど、祖父はあまり笑わない人だったから、家族で写真を探した。数年前のだけど祖母と撮った写真がいいってなったので、そこを切り取り背景を合成のなんとも言えない青になって、それが祖父の遺影になっ

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才能なんて言葉で片付けないでくれ

初めに書いておく。
これは僕自身の、ただの負け犬の遠吠えだ。

ー ー ー

自分に才能があると思ったことはあるだろうか。
僕の知る限りの狭い世界で言えば、「自分には才能がある」と言い切った人に会ったことはない。

誰かに才能を感じたことがあるだろうか。
僕の知る限りの狭い世界で言えば、ほとんどの人が誰かに才能を感じている。それくらい世の中の人は才能で溢れている。
みんなが自分にしかないものを持っ

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この割れ切った世界の片隅で

この割れ切った世界の片隅で

コロナウイルスが社会に与えた最も大きな影響は、見えづらかった社会の分断を可視化したことではないでしょうか。

ステイホームできない、明日を生きるのすら精一杯な人。パソコンを持っておらず、家では完全に社会から隔離されてしまう人。勉強ができるような家庭環境でない人。外で遊ぶ自分を自慢げにSNSに載せる人。「クラスターフェス」と称し、コロナに積極的にかかろうとする人。感染者を引っ越しにまで追い込む地方の

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産後1ヶ月、私は何をしていたのか~メモ魔による育児の見える化~

産後1ヶ月、私は何をしていたのか~メモ魔による育児の見える化~

「ミルクとおむつ交換の何にそんなに時間がかかるのかわからなかった」
今朝、はあちゅうさんのこの記事を読んだ。

もう、共感の嵐。
私も、同じことを思ってたから。

ミルク、おむつ交換、寝かしつけ。
どれも大変そうだけど、言うてそれだけでそんなに毎日が過ぎちゃうの…?って。

本音を言うと、子どもが生まれるまではこう思ってたこともある。

育児は時間がないっていうけれど、わたしだって仕事終わりに毎日

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安楽死についてちょっとだけ



ALS患者さんの嘱託殺人で逮捕された医師にはビビった。

『あぁ、やっぱり日本でも水面下で違法に安楽死を施す医師がいるんだなぁーー』ビビりながらおもわず一人ごとで呟いてもいた。まえに知り合った医師に、明言はされなかったけど違法に安楽死ができる旨を伝えられたことがある。もしも幡野さんが本当に困ったら…というニュアンスだった。

ぼくはがん患者だ、病気になってすぐに安楽死のことを調べ、スイスで安楽

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DeathNoteの夜神月に「弟子入り」したら、1年で偏差値20上がって慶應義塾大学に合格した話

DeathNoteの夜神月に「弟子入り」したら、1年で偏差値20上がって慶應義塾大学に合格した話

最近、福本師匠の「弟子学」が流行っている。

福本さんを師匠と呼ばせていただいているのは、以前「弟子入りさせてください!!」とふてぶてしくもお願いしたところ、「いいよ」と気前よく仰ってくれたからだ。

それ以来、勝手に尊敬し、勝手に心の師匠とさせていただいている。ただ、弟子らしいことは大してしていないので、私なりに「弟子学っぽいこと」をした経験(または1つの黒歴史)を公開してみようと思う。

これ

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コスパの悪い病気



大塚先生は京都大学の、きっと偉くて凄い先生だ。

大塚先生のことを知る人から、なんども大塚先生の学術的な凄さを教えられてきたけど、本人がウチすごいどすぇ感をまったくださないし、そもそも学術的な凄さはこちらもサッパリわからない。

「ぼくなんてノーベル賞とれないし」と、すこしホロ酔いの大塚先生がこんな弱音をいったことがある。ぼくが耳にしていたさまざまな弱音のなかで、断トツにいちばん強気の弱音だっ

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ツイートがバズったわたしは、口紅を買えていない

ツイートがバズったわたしは、口紅を買えていない

仕事を辞めた翌日、わたしは生きていた。

「当然である」と、言えるだろうか。わたしは自分のことを"よくやっている方"だと思っている。意味もなく宙を見上げ、水滴を仕舞う。人生を都合のいい妄想へ預けなければ、硝子のように心が割れてしまいそうだ。

「大丈夫ですか?」

歩きながら眠っていた。目が血走り、足が痙攣する。どこかから声が聞こえた気がしたが、辺りを見渡しても人は少なかった。ロクにごはんも食べて

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【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書

【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書

2020年5月末でP&Gのブランドマネージャーを退職しました。僕はこのNOTEで、P&Gで非言語的に受け継がれているマーケティングの思考法を、分かりやすい教科書のようにまとめようと思います。本気で読めば1時間かからず読めると思います。が、ちゃんと理解すれば知識レベルとしては本何冊分にもなることをお約束します。さらには、そのマーケティング思考の先に、僕がどんなマーケティングの進化を考えていて、そのた

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有名人が亡くなるということ

志村けんさんが亡くなった。たくさんの人たちがコロナの怖さを実感したと言った。テラスハウスの女の子がネットで誹謗中傷されて亡くなった。いまネットの誹謗中傷に対して世間が、国会が動いてる。でもコロナで亡くなってる人たちはずっといた。ネットの誹謗中傷で自殺してる人たちはたくさんいる。誰かのせいで自殺する人たちがいるなら、東日本の震災で仮設住宅に住むことになった人たちだって、国から仮設住宅の期限を決められ

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遠藤一郎 ほふく前進御百度参り

遠藤一郎 ほふく前進御百度参り

現在、アーティストの遠藤一郎が埼玉県大宮市の氷川神社の参道で「ほふく前進御百度参り」を行っています。これは、氷川神社の一の鳥居から本殿に向かう直線の参道、約2キロを文字どおりほふく前進でお参りするというもの。

もともとは「さいたま国際芸術祭2020」のなかで実施される予定でしたが、残念ながら同展は新型コロナウイルス禍により無期限の延期となってしまったため、一郎くんは個人的に決行することにしま

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医療の現場から

頭がおかしくなりそうなのでしたためておく。
私は医療職に従事している人間である。看護師だ。
専門職ではあるものの、この歴史に刻まれるであろう混乱の中で私の有する専門性や経験値など紙切れ以下の価値もない。現状、私は「たまたま医療職に従事している一般人」であり、これは専門性を有する人間からの警告などではなく、ただならぬ混乱に巻き込まれた一般人の雄叫びである。
そのように受け止めてほしい。

私が勤めて

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