#SNS医療のカタチ

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SNS医療のカタチは、一般の方たちに医療情報をやさしく(優しく、易しく)伝えたい有志の医師の集まりです。2018年12月に活動を開始し、これまで一般公開講座、Twitter、ブログ、Youtubeなどで医療情報を楽しくわかりやすく発信しています。

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  • 幡野広志のやさしい医療と写真

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    • 2本

最近の記事

感情がみえたとき、好きになる

あまりやらないFacebookをひらくと『友達かも』にけいゆう先生がでてくる。けいゆう先生は外科医だ、細身のスーツが似合うイケメンだ。おまけにTwitterではクレバーなツイートをしてよくバズってる。そのうえとっても謙虚だ。なんなんだほんと。 けいゆう先生が写真業界の人じゃなくてよかった。きっとけいゆう先生とおなじ土俵にたつ医師は少なからず対抗心を抱いてるんじゃないだろうか。 けいゆう先生のFacebookのプロフ写真は、まだちいさいくてヨチヨチ歩きをする 子どもの前

    • がん保険を売る人

      がん保険が必要か不要という永遠に終わらないテーマがある。 がん保険に加入をしていて、がんになった人はよかったとおもうけど、加入せずにがんになった人は後悔をする。周囲の人からも保険はいっていたの?と聞かれることもあるので、加入していない人は自業自得だと咎められているような気分にもなる。 加入者と未加入者のギャップが大きいので、がん患者どうしでも話題にしにくいことだ。 がん保険が必要か不要かと質問されれば、ぼくは不要だと答える。 でももしもぼくが、がん保険会社の人間だっ

      • みんな名医を探している。

        「幡野さんってどこの病院に通ってるの?」 『○○大学附属病院です。』 「なんでそんなところに通ってるの?そんなところじゃなくて、わたしがもっといい病院を紹介してあげる。」名刺をピッ!! 写真展をしているときに頭の中が生理食塩水しか入っていないんじゃないかという女性とこんなやりとりをしたことがある。彼女はがん患者を支援する団体の代表だ。やりとりしたのは、ぼくではなく写真展に遊びにきていた妻だった。 ぼくと主治医の信頼関係を無視したとても失礼な行為で、妻にたいしては不

        • 安楽死についてちょっとだけ

          ALS患者さんの嘱託殺人で逮捕された医師にはビビった。 『あぁ、やっぱり日本でも水面下で違法に安楽死を施す医師がいるんだなぁーー』ビビりながらおもわず一人ごとで呟いてもいた。まえに知り合った医師に、明言はされなかったけど違法に安楽死ができる旨を伝えられたことがある。もしも幡野さんが本当に困ったら…というニュアンスだった。 ぼくはがん患者だ、病気になってすぐに安楽死のことを調べ、スイスで安楽死ができるように手続きも済ませている。スイスの医療者からすればたぶん迷惑な話だ、

        感情がみえたとき、好きになる

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        • 幡野広志のやさしい医療と写真
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        記事

          コスパの悪い病気

          大塚先生は京都大学の、きっと偉くて凄い先生だ。 大塚先生のことを知る人から、なんども大塚先生の学術的な凄さを教えられてきたけど、本人がウチすごいどすぇ感をまったくださないし、そもそも学術的な凄さはこちらもサッパリわからない。 「ぼくなんてノーベル賞とれないし」と、すこしホロ酔いの大塚先生がこんな弱音をいったことがある。ぼくが耳にしていたさまざまな弱音のなかで、断トツにいちばん強気の弱音だった。 なんだ、ノーベル賞とれないって。そんなのあたりまえじゃないのか。 その

          コスパの悪い病気

          and recipe 小池花恵さんの場合

          ぼく(大塚)がその人の存在を知ったのは京都高倉六角にあるワインバーのカウンターで写真家の幡野広志さんとイタリア産赤ワインを飲んでいる最中だった。 「最近、ぼくにマネージャーがついたんです」 幡野さんとはじめてお会いしたその夜、ぼくらは夜中2時までワインを飲んで語り合った。 (撮影:幡野広志) それ以来、幡野さんとお会いするときは大概、仕事終わりにワインを飲み行く流れになっていた。 幡野さんの話では、新しいマネージャーさんは以前ほぼ日で勤務しており糸井重里さんのマネー

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          はじめましての方、はじめまして。 「SNS医療のカタチ」で活動している大塚といいます。 写真の一番右に写っているブルーライトカット眼鏡をかけているのがぼくです。 一番左に写っている病理医ヤンデルが最初にぼくのことを「ブルーライトカット眼鏡」と呼び捨てにしたことから、いまだに「ブルーライトカット眼鏡の人」と呼ばれます。 ヤンデル先生、ありがとう。 ありがた迷惑です。 よしき皮膚科・形成外科院長の吉木竜太郎先生は 「騙されるな!あの眼鏡が本体だ!」と表現されました。

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