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#33 自治体?自治体職員って?

皆様の周りには、自治体職員や役所職員、行政の仕事に携わっている人はいますか?「地域おこし協力隊」になる前に、そのような分野のことをどのくらい知っていましたか?

私は、「地域おこし協力隊」になるまで、このような分野の方と接したことはありません。もちろん、生活の中で、役所窓口で手続きしたりして公共サービスを受けたことくらいはあります。ですが、身内にも公務員はおらず、自治体や行政について何か語れるかというと、全く素人で知識はありません。

今回「地域おこし協力隊」となり、「地域おこし協力隊」として、このような分野に接し、このような分野の方達と接しました。その、私が接した範囲でのお話、私の場合、ということでお付き合いください。

そもそも、自治体って?

国語辞書的には、検索すると、次のような説明が出てきます。
・自治の権能を持つ公共団体。
・国家から自治の権能を認められた、公共団体。
・自治の権能を持つ団体で、地方自治を行うためのサービスを提供する行政
 機関。
・「行政」を国の仕事を担当する‘政府’と、市役所や都道府県庁など、国民
 の最も身近な業務を担当する‘地方自治体’に分けた際の‘地方自治体’のこと
 を専ら指し、都道府県や市町村、東京都23区、新産業都市建設事業団、財
 産区がこれにあたる。
etc

う~ん、なんだか遠い記憶の学校での「社会」やら「公民」やらといった科目を思い出してきたぞ。まさか、このような形で再び勉強させられる日が来るとは。

まず、私に関わる自治体職員とは、次のような人達でした。#18,19参照。

①「地域おこし協力隊」を募集した人
 =制度的に事務的に募集作業を行った人=市役所地域づくり推進課の人

②「地域おこし協力隊」の担当者
 =日々の業務、日報月報の報告相手=地域振興センターの人
  (私の担当地区に地域振興センターがあり、私はそこに机があります)

この方たちとの接点を振り返ると、
①の方達は、事前面談(オンライン)で1回、課長1名、担当者1名。面接本番当日で、この①の課長と、②の地域振興センター長、他の課の課長レベル、確か1,2人?、そして市長。

合格後、諸手続きで、①の担当者1名と会ってやりとり、確か1回。着任後、②の地域振興センター長とロードマップを確認(ロードマップは年度初めに1回、1年目と2年目のみ)。活動開始後、②の地域振興センター長とは、ほぼ毎日接することに(接するというか同室にいる状態)。

その後、活動状況確認の定期面談で、半年に1回程、①の担当者と(この定期面談では②の地域振興センター長は同席なし)。①の担当者、②の地域振興センター長、他の課から4,5名?で、他の隊員と一緒に「地域おこし協力隊」の活動報告会的な会を1回。

そして、どんどん活動の方向性が分からなくなり(このまま続けていたらヤバい!と思い)、①の担当者に面談を申し込み、この活動の方向性についての話し合いで、①の課長、担当者と3,4回?ほど面談。そのうち1回は②の地域振興センター長も同席。

そして、そして、1年半取り組んだ活動の中で感じた疑問点や課題を、一緒に活動していた地域のコアメンバー1名の方と共有する時に、①の課長と担当者にも同席してもらう。1回。

少し時間をおいて、それを、一緒に活動していた地域の他の主要メンバー2名にも伝えるため、①の課長と担当者に事前相談、当日同席で各1回。

その後、ミッションの修正となり(修正といっても新しく何かを追加するということではなく)、そのやりとりで、①の課長、担当者と2,3回面談。ここまでで、1,8年?くらい経過。

それ以降と最後の3年目は、①の課長、担当者とはほぼ会わず。

ざっくりと、私の場合、このような関わり方でした。

今回お伝えしたい点は、私の場合、活動開始後、「地域おこし協力隊」の活動状況を確認するため、①の方達が設定している定期面談以外、市役所職員からのアクションは一切なかった、ということです。

そして、これが良い悪いというより、これは、ミッション次第でもありますし、雇用又は契約状況次第でもあると思います。

私の場合は、個人事業主として、「地域おこし協力隊」の仕事をしており、市役所との雇用関係はありません。

つまりこの意味は、市役所の監視監督、指示、組織に雇われている場合にあるであろうその他諸々がなく、自分で考えて、自分で動いて、ミッション遂行の活動にあたってくださいね、ということです。と私は思っています。

これを前提に話すと、自治体職員と接する頻度は、そこまで問題とは感じません。さらに、市役所からのアクションを待たず、必要に応じてこちらからアクションする、相談等の働きかけをする、というのも当然だったかな、と思います。

では、次回語りたいポイント、それは、ずばり、自治体職員の質、です。

これは、現役の隊員の皆様も、OBOGも思うところは多々多々あるのではないでしょうか。

私の自治体職員との関わり方が分かったところで、その自治体職員と、どんなことを話したのか、自治体職員の「地域おこし協力隊」に対する考え、ミッションの理解はどうだったのか、相談した際の反応、などを話していきたいと思います。

以前、私は超自由、とお伝えしました。
その自由も曲者なんだけどね、とお伝えしました。
そう、超自由と超放置は、紙一重!ご注意ください!

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