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2020年4月の記事一覧
誰かの言葉に呪われない
まだ社会がこんな状況になる少し前、前の職場の人と飲みに行った時のことだ。
ちょうど1年ほど前に私はその会社を辞めたのだけど、職場の人たちとは結構仲が良くて、今でも飲みに行ったり遊びに行ったりする。その日も定期的に飲みに行くメンバーで予定を合わせていたのだが、直前になって一人から連絡がきた。
『Iさんも誘っていいですか? 来たいって言ってて』
Iさんというのは、私のひとまわり年上の女性社員だ。職
■ポルトガルの詩人ペソアをわかりやすく紹介しようとしたら一万字を超えた話
■人生は意図せずはじめられてしまった実験旅行である。
自分について悩んだことのない人は、そんなにいないと思う。
誰かに恋したときなのか、あるチャレンジをして挫折したときなのか、人と比べて自分の人生が劣っていると思ったときなのか、それとも夜一人部屋で電気を消してベッドにポツンと大の字になってウォークマンを聴いたときなのかは人それぞれだろう。
そんなときの悩みは、だいたい「私っていったいなんなんだろ
DV、虐待、差別などで悩む人のための相談窓口~なやんだり こまったりしている こどものための れんらくさきも しょうかい しています~
新型コロナウイルスに伴うストレスや生活不安などから、DVの増加・深刻化が懸念されています。DVをされている、虐待をされている、虐待をしてしまった、そういった悩みや不安を抱える方のための相談窓口をまとめました。
こどものための れんらくさきも しょうかいしています。
☎配偶者やパートナーからのDVに悩む人へ
内閣府は、DV相談体制を強化するため、これまでのDV相談ナビに加え、DV相談プラスを開
旅するみんなの好きなところ展。|オンライン個展
世界中を旅するタウ爺(たうじい)という一人の画家がいる。マントにトンガリ帽子がタウ爺のトレードマーク。きっと今この瞬間も世界の何処かを旅しながら絵を描いていることだろう。
これは、タウ爺が日本を旅した際に書き残した旅日記の一部である。一緒に覗いてみよう。
2019年、春。
世界を何周かした後、生まれ育った故郷日本に辿り着いた。ちょうど桜が満開の頃に立ち寄った奈良県、藤原宮跡。菜の花と桜の色が
よだかの星とオオカミ
『よだかの星』
宮沢賢治の作品です。もちろん「銀河鉄道の夜」も好きなんですが(カムパネルラ、ジョバンニ、ザネリ…)
当時20代前半の僕には、よだかの物語がぶっ刺さりました。
主人公はタカになれない醜い鳥「よだか」。
森のなかに居場所がなく、生きづらそうにしている。
情けなくて哀しくて、
ここじゃないどこかに行きたいと願っている。
そしてさまよい疲れ切った果てに、
星にむかって飛んでいく…