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心のこと

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失敗した時によむnote

失敗した時によむnote

この記事について 何か目的をもって行動を取った時、失敗したりうまくいかないこともありますよね。そんな時、その失敗に対して皆さんはどのようなスタンスで向き合いますか?
 失敗した時こそ、大きなターニングポイントです。この記事では失敗したりうまく行かないことがあった時に何に気を付けるとポジティブに向きあったり、成長に繋げたりできるのかについて可能な限りコンパクトに書いてみました。
※自身が専門としてい

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知らず知らず、自己肯定感を下げてるかもしれないこと

知らず知らず、自己肯定感を下げてるかもしれないこと

皆さんは何かをするとき、どのくらいの水準を目指しますか?
「最低でも平均くらいは」みたいな考えを持つこと、多いのではないでしょうか?
でも考えてみて下さい。平均というのは「半分が到達できない水準」です。
何でもかんでも平均を求めちゃうと、しんどくなっちゃうかもしれません。
得意なこと、特に頑張りたいことでなければ、平均以下でも大丈夫。
※正規分布の場合

ネガティブの根っこ~道具としての「想像力」~

ネガティブの根っこ~道具としての「想像力」~

想像力を「道具」という側面で捉えると、それは破壊的にも創造的にも使うことができる。

破壊的というのは、ここでは物事の負の側面に焦点を当てて想像力を使うことを指している。

ネガティブになりやすい人の特徴の一つに、「想像力を知らず知らず破壊的に使用する癖」というのがある。

ちなみに、破壊的な使い方のメリットとしては、危険回避が上げられる。
まさに「石橋を叩いて渡る」時の使い方だ。

癖というのは

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怒りのしくみ

怒りのしくみ

怒りはいつ生まれるの?

不安、焦り、喪失感、失望みたいなネガティブな気持ちになった時、自分以外の誰かにその原因を解消させようとすると、ネガティブな気持ちがそのまま怒りに変わります。

例1)子供が持ち帰ったテストの点数が低かったので、このままではまずいのでは?と強い不安を感じた(ネガティブな気持ち)+子供(相手)に勉強させることでテストの点数を上げさせようとした(不安の原因解消を子供に求める)=

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努力のメリット

努力のメリット

努力の何が良いかって、その努力は誰よりも自分が一番知っていて、頑張った自分の価値を自分自身が認められるというところ。

私の世界の見方

私の世界の見方

アイデア・世界の人口は80億人くらい
×
・個人が持っている世界観・価値観はすべて唯一無二

自分の考えは80億分の1の稀なもの

現実人間の認知特性と根拠

 ”自分の考え”って論理的には稀なものであるはずなのだけど、人間はたいてい、自分が自然と感じている感覚に対して批判や疑念はあまり持たない。言い換えれば、人間は日ごろから様々な出来事や状況に出会った時に自然と想起された考えやイメージのことを

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定義から読み解くワークモチベーション向上の方法

定義から読み解くワークモチベーション向上の方法

 最近、お仕事関係でワークモチベーションに関してお話する機会を頂いたので、再勉強。備忘録的に要点だけまとめ。
※勉強した結果のメモなので、持論を含みます。もしかすると思い違いなどを含む可能性もあります。

1.ワークモチベーションの定義 Kanfer‌による1990年の記事1)やMitchell‌の1997年の論文2)によれば、ワークモチベーションは「目標に向けて行動を方向づけ,活性化し,そして維

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「考える」をやってみた

「考える」をやってみた

1、この記事を書いた目的 「考える」って多分みんな普段から自然とやっていることだと思います。でも「人は考える葦」という言葉が受け入れられている一方で、「下手の考え休むに似たり」とか「案ずるより産むが易し」とか”Don’t think. Feel !!”とか、必ずしも考えることってポジティブなイメージばかりではないですよね。だから「考える」を上手に使うために、考えることのメリットとか考えることによっ

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悩みの構造~私やあなたを苦しめているものの正体~

悩みの構造~私やあなたを苦しめているものの正体~

 人は悩む生き物です。なので、私は悩むこと自体を悪いことだとは思いません。でも、悩みによって心を病むのはとても残念ですし、悩みで人生を丸ごと台無しにするのは勿体無いことです。

 とはいえ現実には、苦悩し、精神をすり減らすような経験をしている人は意外と少なくなかったり。

 私は職業柄、人の内面について学んだり実践したりする機会に恵まれました。その結果、人が何に苦しめられ、悩むのか、それがより明確

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苦悩とは何か

苦悩とは何か

 今回は「悩み」に関する記事です(ちょっと表現が分かりにくいのでいつか分かりやすく修正できればと思います)。

 厳しいようですが、悩みを本当の意味で解決できるのは自分自身だけです。

 記事を読んで頂ければ、その理由もわかって頂けると思います。そしてこの記事の知識を知恵として応用することによって悩みと向き合うこともできるのではないかと思います。

①苦悩とは何か 先に結論を書きます。

 苦悩と

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他人に好かれる人、孤立する人

他人に好かれる人、孤立する人

 さて、皆さんには好きな人っていますか?LikeからLoveまで様々だと思いますが、世の中にはたくさんの人から好かれる人もいれば、人が離れていきがちな人もいます。この記事では、コミュニケーションにおいて人と人の間で何が起こっているのかについて考察しながら、人とうまく付き合うための1つのポイントをご紹介したいと思います。

心の距離 人は元々集団生活をすることによって生存競争を生き抜いてきた種であり

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感情、思考及び表情

感情、思考及び表情

 さて今回はタイトルの通り、感情と思考と表情の関係についての記事になります。まずはその前に感情、思考と表情に関する基本的な位置づけを認知モデルで紹介します。ちょっと内容的には難しめになりますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです。

認知モデルの紹介 まず初めに、別の記事にも書いたのですが、アーロン・ベック博士の認知モデルについて紹介します。ベック博士はアメリカの医学者、精神科医で認知療法の創始者と

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(メモ)諦めないことと執着すること

(メモ)諦めないことと執着すること

 先日、執着について記事を書きましたが、記事を書きながらふと思ったことがあったのでメモ記事を書こうと思います。

 私達は教育を受ける中で、「できるまで諦めないこと」を教わります。それは勉強や訓練においては美徳とされます。

 努力家であればあるほど、途中で投げ出さずに、できるようになるまで、分かるようになるまで頑張ります。そしてその頑張りは周囲から応援され、達成した時には称賛されます。

 だか

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執着を捨てて自分自身を生きる

執着を捨てて自分自身を生きる

執着について 特定の物事にとらわれ、固執することを執着という。

 人は時に執着心を抱く。執着するのはなぜか?能動的に執着することはあまりない。大抵は、気がつくと執着している。

 思うに、執着というのは果たされない欲求の成れの果ての姿だ。

 執着が生まれてくる時、その前段階では、果たされない欲求があるように思う。

「あの人に愛されたい。」「もっと仲良くなりたい。」「気持ちを分かち合いたい。」

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