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1秒でも早く楽になりたかった(『マリフアナ青春治療』著・工藤悠平より)

1秒でも早く楽になりたかった(『マリフアナ青春治療』著・工藤悠平より)

 書籍『マリフアナ青春治療』。著者は実業家、投資家として活躍している工藤悠平氏。この本は常識と価値観を揺さぶる彼の人生と学び、そして社会に対する疑問を綴った書籍となっている。

 頸椎ヘルニアが突如発症!
 死ぬほどの激痛に悶え苦しむ
 そして、人生は大きく変わった
 日本ではなぜ医療用大麻の解禁はなされないのか、への疑問──
 頸椎ヘルニアの治療薬として日本の病院で処方されるのは、今やアメリカで

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ケンブリッジ・アナリティカ事件の当事者が語る「民主主義をハックする」方法(植田かもめ)

ケンブリッジ・アナリティカ事件の当事者が語る「民主主義をハックする」方法(植田かもめ)

植田かもめの「いま世界にいる本たち」第20回
"Mindf*ck: Inside Cambridge Analytica’s Plot to Break the World"(マインドファック:世界を壊したケンブリッジ・アナリティカの内幕)
by Christopher Wylie(クリストファー・ワイリー) 2019年10月出版

ケンブリッジ・アナリティカ事件を覚えているだろうか。同名の政治コ

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写真家-Robert Capaはいなかった。

写真家-Robert Capaはいなかった。

ロバート・キャパ(Robert Capa-1913-1954)
本名は、*フリードマン・エンドレ(Friedmann Endre)-(仏)アンドレ・フリードマン、20世紀を代表する報道写真家として知られる。
ドイツ政治高等専門学校ジャーナリズム科でも学ぶ、大恐慌等もあり中退後、写真通信社で働く。
1933年からパリを拠点に移した、ユダヤ人だったからだ。
1934年、ユダヤ系女性写真家ゲルダ・タロー

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大麻の話(前編・モロッコ編)

大麻の話(前編・モロッコ編)

今回なんだか物々しいタイトルですけど、僕は別にこの事について問題提起がしたいとかそういうことではなくて、ただただ自分がこの旅の中で見てきたものをお話ししようと思ってるだけなのでその点はご了承を。

じゃあとにかくまず、タイトルとは全く関係の無さそうな、ある美しい町の紹介から話を始めますね。

北アフリカの観光大国モロッコの北部に、別名「青い街」とも呼ばれる「シャウエン(またはシェフシャウエン)」と

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