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12歳で天国に旅立った愛息子の生きた証①


①愛に溢れた別れの儀式



2023年の秋、その日から私の人生は激変しました。最愛の長男である煌(こう(仮名))が12歳で突然死したのです。昨日の続きの今日、今日の続きの明日、といった時間の流れがその日から一瞬で断ち切られたのです。日常も激変してしまい、日々のルーチンが全く変わってしまいました。1年後どころか数か月後の未来も読めない人生がスタートしたのです。今、私は煌の死とちゃんと向き合おうと、この文章を綴っています。

今回は特に感情表現が多いため、感受性が強い方などは慎重に読み進めて頂きたいと思います。どんな人達にこの想いを届けるべきなのか、大方の検討もつかぬまま、ただただ綴っています。この文章によって傷ついてしまう方や苦しんでしまわれる方がどうかいませんように。そして、多くの人に読んでもらいたい、というよりも必要な人に届けたいという思いを強く持っております。たとえ興味本位や単なる好奇心から読み始めたとしても、何か感じることがあれば、どうかあなたの周囲の必要な方にこの文章を届けて頂けることを切に願っております。子供を失った母がどんな気持ちになるのか、書いたままをどうかそのまま受け取って頂きたいです。読んで頂けるだけで、必要な人に届くだけで、煌への弔いになる気がしています。まだお読みでない方はよろしければプロローグから読んで頂ければと思います。煌の死について、複数の視点から考察した内容になっています。また、プロローグをすでに読まれている方も、加筆や修正をしていますので、もしよろしければ、もう一度読んで頂ければと思います。プロローグ同様、誰でも気軽に読める形ではなく、有料とさせて頂きましたことをどうかご容赦ください。それでは、どうかご無理なさらず、慎重に読み進めて頂きたいと思います。




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