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繊細ちゃん息子育児

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育児中の母は、子どものことで「24時間セコム」状態という、周りからは見えない事実。

育児中の母は、子どものことで「24時間セコム」状態という、周りからは見えない事実。

「イクメン」という言葉が嫌いだ。

おむつ変え、食事作り、送迎、目に見える育児を手伝えば「イクメン」という輝かしい称号を手に入れられるが、

送迎ひとつとっても、「送迎」するだけではなく、そのための準備、着替え、宿題、出かける時間から逆算した食事の支度、など、その「お膳立て」がメインで、そちらに使うエネルギーの量がハンパない。

だいたいの場合、その「お膳立て」部分は、母親の仕事だ。

子育てって

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30年ぶりにスキーに挑戦したきっかけは、高1息子のひとことだった

30年ぶりにスキーに挑戦したきっかけは、高1息子のひとことだった

まさかこの歳で、30年ぶりのスキーをすることになるとは思わなかった。

ユーミンの「恋人がサンタクロース」世代よりは後だが、大学時代はがっつりスキーブーム。流行に乗ってみたい気持ち、とにかく派手派手なスキーウェアを着てなんかウェイウェイしてみたいという若気の至りな時期に挑戦したことはある。

ただ問題はわたしの運動神経と臆病な性格。バランス感覚もゼロ。臆病なので思い切ってやる、ができずに「走る」以

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「なんでもポジティブに転換」する人が苦手な理由

「なんでもポジティブに転換」する人が苦手な理由

「なんでもポジティブに転換」してくる人が苦手。

そりゃあ人生、ポジティブなことばかりのほうが嬉しいかもしれないけど、ネガティブな事柄に関して「でも、こう考えればポジティブじゃない?」と無理に変換してくる人はどうも苦手だ。

わたしは生来完全にネガティブ思考な人間で、悩みすぎて思考がネガティブの極みまで達して「地球が滅亡する」までいけちゃうタイプなので、自分の取り扱いに困ってしまった時期がある。

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「ぼっちが嫌だ」と言いながら文化祭に向かった高1息子のその後

「ぼっちが嫌だ」と言いながら文化祭に向かった高1息子のその後

文化祭の時期ですね。
文化祭といえば「ザ・青春!」と思い切り楽しんでいるイメージを持つ方が大半だろうが、実はそういう子ばかりではない。

というのも、うちの息子は文化祭が「キツイ」のだそうだ。

コミュニケーション能力は高いがとにかくオクテ。プライベートの時間に気を遣うのが嫌らしく、友達付き合いはあまりせず学校でときどき誰かと話す程度。

こんな息子なので、「学校で友達に会える!」なんてテンション

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文化祭に「ぼっち」は辛い。高1息子の表情を見て辛くなる母の心

文化祭に「ぼっち」は辛い。高1息子の表情を見て辛くなる母の心

うちの学校は、文化祭の時期、文化祭に全振りして勉強そっちのけで盛り上がる。

そんなのもいいなぁと思っていたのだけど、それが全員が全員楽しいものではないと言うのは、うちの息子みたいなタイプ。

みんながつるんでワイワイしながらご飯を食べたり、他のクラスを回ったりするのが文化祭の醍醐味。

だけど一緒に行動する人がいなくて、ぼっちになる。普段ぼっちなのは、気にならなくても、周りが全員楽しそうにしてい

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同調圧力がニガテ。学校に行くのが「怖い」という高1息子の背中を押した朝。

同調圧力がニガテ。学校に行くのが「怖い」という高1息子の背中を押した朝。

もともと学校があまり好きではない息子。

うちの学校は夏休み明けすぐにテストがあり、それが終わると学園祭準備に全振り期間に入る。テストまでは元気だったが、テスト返却期間あたりで風邪を引いてしまった。

まぁ、わたしのたちの悪い喉の風邪がうつってしまったんだけど。

コロナでもインフルでもないけど、熱はないのにしつこく喉や咳の攻撃がある風邪で、わたしもいまだにスッキリ直らず、息子も週末から週をまたい

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息子の「休みたい」にモヤる母の気持ち

息子の「休みたい」にモヤる母の気持ち

息子は本日リフレッシュ休暇をとった。(要はただの休み)

定期テスト前〜テスト返却まで頑張って行ったら疲れたんだそうな。学校や集団行動、お仕着せが好きじゃない息子に定期的に起きる「休みたいー」現象は、毎度毎度わたしがモヤモヤする。

休んだところでいつもの休日のとおりにゲームして、ゴロゴロしているだけ。みんなが休みの日に休むんじゃなく、学校がある日に休みたいんだそうで。

息子はもともと学校という

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息子につきあい長年通うガストで出会った「隠れ絶品メニュー」といくつもの発見

息子につきあい長年通うガストで出会った「隠れ絶品メニュー」といくつもの発見

息子はとにかく新しいところが苦手で、同じところが安心する。だから「新規開拓」を好まない。

大きくなってだいぶほかのところも大丈夫になったが、基本、レストランなども行きなれたところしか行きたがらない。

ちなみにうちは住宅街で、最寄り駅周辺に飲食店ができては片っ端からつぶれていくのでそもそも選択肢が少ない。田舎の割に土地が高いのもあるし、ファミリー層メインで高齢化しているので外食自体があまり多くな

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40億年前。宇宙。深海。研究国立科学博物館「海」展でわたしたちの起源を見つめる。

40億年前。宇宙。深海。研究国立科学博物館「海」展でわたしたちの起源を見つめる。

毎回長い休みには恒例となった国立科学博物館。今年も行って、またまた目からうろこを大量に落としてきたので感動冷めやらぬうちにレポートする。

1.国立科学博物館に通う親子

息子が小学校低学年の頃から、毎年夏は上野の国立科学博物館の特別展に行っている。

息子は3歳くらいから恐竜にハマり、あちこちの恐竜展を探しては連れて行っていた。年齢的にまだ化石はリアル感がないので、動く恐竜的なやつがある子供だま

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女子みを抵抗なく取り入れる息子を見て、今どきティーンは「ジェンダーレス」がすでに当たり前になのかもと気づいた話

女子みを抵抗なく取り入れる息子を見て、今どきティーンは「ジェンダーレス」がすでに当たり前になのかもと気づいた話

LGBTQとかジェンダーレスという言葉が登場して「多様性」というのがひとつのキーワードとなっているが、そういうのを声高にうたって大騒ぎしている人ほど、差別意識があるんじゃないのかな、と思うことがある。

というのも最近、高1の息子と話していると、そもそもその世代では「男っぽさ」「女っぽさ」みたいなこと自体がそもそもあまり問題になっていないというか、「いろいろ自分の好みでいいんじゃない?」的な雰囲気

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学校嫌いの高1息子に「リフレッシュ休暇」をあげてみたら、ちょっとだけイイ感じになった件

学校嫌いの高1息子に「リフレッシュ休暇」をあげてみたら、ちょっとだけイイ感じになった件

高1息子は、小さいころから学校が好きではない。

「そういうことになっている」という押しつけの集団行動が好きではないので、そもそも学校という「いいからやれよ」な横並び文化に馴染んでないタイプ。

だけど空気が読めて、ある程度合わせようと思えば合わせられるので、支援級に行く必要もない。

だけど納得のいかないことを押し付けられてるような気持ちで過ごしているため、学校という場所がとても疲れるようだ。

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息子が学校でテキトーに作った版画がオシャレすぎて、思わず額装して愛でてしまった話

息子が学校でテキトーに作った版画がオシャレすぎて、思わず額装して愛でてしまった話

以前、息子が学校で作った版画の原本がえらくセンスが良くてビックリした、という話を書いたのだが

学年末で学校の荷物を持ち帰った際、刷り上がった作品もリュックにぶち込まれていた。

それはそれはモダンな白黒の作品に仕上がっていた。

息子本人は、授業中にテーマを決められて押し付けられて適当に作ったので、まったく興味がないのだが、そのテキトー感が肩の力が抜けてちょうどよく、息子の良さが出ている感じ。

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息子が初めて作ったチャーハンが想像以上に美味しくてセンスがあって吹っ飛んだ話

息子が初めて作ったチャーハンが想像以上に美味しくてセンスがあって吹っ飛んだ話

料理って、センスだよなぁ。と思う。

今年高1になった息子は基本、料理は自分から進んでしないのだが、ときどき突発的に料理をし始めることがあって、そのクオリティの高さに驚くことがある。

小さい頃はわたしがついてたまごやきを教えたり、野菜を切ったりしたが、あまり人に教わるのが好きではないので大したことを教えてないし、あとは調理実習程度なので経験値としては非常に薄いのだが

幼稚園くらいの頃から、ご飯

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息子のホロスコープを見てもらったら、わかりみが深すぎて希望が持てた件

息子のホロスコープを見てもらったら、わかりみが深すぎて希望が持てた件

星占いとかに一切興味がなかったのだが、ホロスコープを見てもらった。

いつもお世話になっているくれや萌絵さんが「むっちゃ面白い!」と熱く語るホロスコープ(占星術)に興味を持ち、募集中のホロスコープモニターに参加して、見てもらうことにした。

見てもらったのは、わたしと息子のホロスコープ。

自分自身を知る。とあるものの、わたしは自分探しをだいぶ長いことしてきていて、なんとなくこういう人間だとわかっ

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