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与太郎の奏でる音楽

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noteを始めて150日連続投稿を超えたので、タイトルをつけて心機一転、のつもり。日記というよりも生活記録です。 ちなみにヘッダー画像は打ち上げ花火の写真を撮ろうとして盛大に失… もっと読む
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将棋を知らなくても

将棋を知らなくても

 最近植えたばかりのローズマリーに虫がたかる。
 鉢の周りに小っさい羽虫が飛んだり飛ばなかったりしているのだ。
 土も活着していないようで、ローズマリーがぐらっぐらしている。
 どうしたらいいのだ。また植え替えをせねばならないのか。
 とりあえず鉢を動かす度に出てくる虫を何かの達人のように空中で掴む、でも逃げられるを繰り返している。

🍀

 豆苗を育てている。
 この時期だとワッサワッサ伸びる

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パンツを脱ぐ

パンツを脱ぐ

 パンツを脱ぐ。
 いや、私が脱いだ訳ではない。
 私はしっかりパンツを穿いて文章を打ち込んでいる。
 将棋の用語で「パンツを脱ぐ」という言葉があるのだ。
 玉(王将)の隣に置いた守り駒を自ら動かして隙を作ることで「玉がスースーする」という意味らしい。

 6月26日に放送される『世にも奇妙な物語'21 夏の特別編』で『成る』という将棋を題材にしたオリジナルの脚本を書いた。

 主演の又吉直樹さん

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『B.G.radio』の由来も聞いちゃいました。まさかあんな由来だったとは。

『B.G.radio』の由来も聞いちゃいました。まさかあんな由来だったとは。

 俳優の平野鈴氏のラジオにお呼ばれしました!
 まさか自分にこんなお喋りのご依頼をいただけるとは。嬉しい限りです。
 嬉しくてたくさんお話しして参りました。

B.G.radio
 『B.G.radio』のはずが、『スナックカワウソONLINE』という単語が何度も飛び交います。
 普段人様に話したことのない、脚本を書いてる時に考えていることやどうやって書いているかをのほほんと話しております。
 屋

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今年の春風はさらにあたたかく、力強い

今年の春風はさらにあたたかく、力強い

 2020年の外出自粛期間限定(4月16日〜5月28日)でやっていたWebZINE『吹けよ春風』を1号だけ復刊しました。

 昨年ご寄稿いただいた方だけでなく、今回は新たにたくさんの新規執筆者の方にもご参加いただき、お祭り騒ぎのような愉快であたたかな号になりました。

 記事が送られてくるたびにプレゼントの包装を開けるような気分になり、とても高揚しました。

 世の中にはこんなに面白くて素敵な人が

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変わったようで変わってない暮らしの今

変わったようで変わってない暮らしの今

 文芸ヌーに『三々五々兵衛捕物控』という短編を載せた。

 野村胡堂や岡本綺堂の捕物帳が大好きなだ。
 大好きなあまり「無い捕物帳」を書いてしまった。
 捕物帳のはずなのに主人公がただただ自業自得で酷い目に遭う話になった。
 なぜだろうか。
 野村胡堂のあのやさしいですます調が好きなので、真似てみた。
 個人的にとても好きな話になった。
 たくさんの人に広まってくれるといいな。

🏞

 家で育

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「note」のリンクを見てみてほしい。衝撃が走るので

「note」のリンクを見てみてほしい。衝撃が走るので

 DMMブックスの70%OFFクーポンがやばい。

 上限100冊でその全てに70%オフが適用されるというすごさ。
 そんなに買うものないだろうと思いつつ見始めたらあっという間に91冊になっていた。
 自分がこわい。
 どうしても紙で読みたい漫画や小説以外で、ずっと欲しかった本をどんどんカートに入れた結果こんなことになるとは。
 今の仕事が終わったら読む。
 鼻先にぶら下げたにんじんとして、思い切

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『ビエネッタ』が広まっていく

『ビエネッタ』が広まっていく

 先日文芸ヌーに載せた『ビエネッタ』、天久聖一さんから感想をいただいた!

 泣けるだなんて……うれしい限りだ。
 さらにリプライで「実はすごく凝った作品ありがとう。リンク動画の温度が絶妙。」とのお言葉もいただいた。
 そこまで気づいてくださるとは。
 実はこのお話(というかメール)にはいくつか動画が出てくる。
 その動画のうち2つは「ある年」よりも前にアップロードされたものにしなければならなかっ

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目を虹色にして「アヒャー」としていた

目を虹色にして「アヒャー」としていた

 新宿駅を歩いていたら、仲睦まじいカップルの横を通り過ぎた時に「新宿御苑楽しみ〜」と言っていて、うおおとなってしまった。
 今新宿御苑は緊急事態宣言を受けてずっと閉園している。きっと歩いて3丁目の方まで歩いていき、閉ざされた新宿御苑を目の当たりにするのだ。
 本気で一瞬、「やってませんよ」と言おうとしてやめた。折角のデート中に知らん中年からデート先が閉まっているのを知らされることほど嫌なことはない

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怪獣やデロリアンや侍が出てくるめちゃくちゃな話

怪獣やデロリアンや侍が出てくるめちゃくちゃな話

 先日『ガメラ2 レギオン襲来』の4K HDR版を見た。

 小学生の時に映画館で見て、ガツンときた。思えば、ここから特撮が好きになった。
 円谷プロのQ〜マン〜セブン、東宝ゴジラ、大映ガメラをがっつり食らった。

🐢

 小5の時に友人と特撮を撮ったりした。怪獣やデロリアンや侍が出てくるめちゃくちゃな話だった(この15年後くらいにまさかこれを地でいくような『レディ・プレイヤー1』が公開されると

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「見る」と「得る」

「見る」と「得る」

 『ブックショートアワード』で月間賞をいただいた『四諸茶々村拾遺』に同賞受賞者の方々からうれしいコメントをいただいた。

 楽しんでもらえたならよかった。細かな部分にも気付いてくださっていてうれしいな。

🧋

 ずっと気になっていた『ミス・アメリカーナ』と『RBG 最強の85歳』を見る。
 テイラー・スウィフトもルース・ベイダー・ギンズバーグも戦いの人だ。
 二人とも言葉がしっかり届けられる人

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念願の『吹けよ春風』

念願の『吹けよ春風』

 先日日記に書いた、『Cardomon Holic』のカレー屋さんに行った。
 看板にでかでかと『カルダモンの一撃』と書かれていた。

 辛さはそこまででもないが、スパイスがしっかり効いたカレーで、じんわりと汗をかいた。
 そして何よりカルダモン。カルダモンの実がそのまま入っており、噛み当てると香りが一気に広がる。
 これはすごい一撃だった。お店でカレーを食べたのは久しぶりだ。
 良い刺激をいただ

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まるね

まるね

 ここ数年、死にまつわる言葉をSNSに書く時「○ね」と書かれていることがある。直接的な1文字を入れるとアカウントを停止させられたり特定されたりマズイことがあるからなのかな。だけどそれでも言いたいから○を打つ。○で察してもらいたい。刺々しい言葉を○でくるむ。ちなみに読み方は「まるね」。

⭕️

 ○ねはどうしたって死を想起させる言葉になってしまう。直接的な単語を隠しても対象に向けられた刺々しい感情

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果たしてゾンビは出てくるのか、来ないのか

果たしてゾンビは出てくるのか、来ないのか

 昨日、唐突に『ライフスタイル・オブ・ザ・デッド』という小説を発表した。

 自粛中の学校生活、というか友人関係ってどんな感じになってしまうのだろうかと考え、こんな話を書いてみた。
 WebZINE『吹けよ春風』再開について思い悩んでいる時に、何もしないのももどかしくて書き始めた。
 載せ方も決めていなかったし、投げ銭式にするのも公開直前に思い立った。
 ひとまず今の私にできることは書くことだと思

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2020年の挑戦

2020年の挑戦

ウルトラQ第19話のタイトルは『2020年の挑戦』。
有名な敵、ケムール人が出てくる回だ。

昨年はことあるごとにこのタイトルが頭に浮かんだ。
内容は全然違うけど、2020年が人類に対して何か挑んできているような、そんな感じがした。

ウルトラQにはウルトラマンのようなヒーローは出てこない。地底や宇宙から降りかかる理不尽に対して人類だけで対処していく。

現実の2020年にもどうにもならない理不尽

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