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りすのよまい言、大きな木のうろの中から

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「だから、なんなの?」と言われてしまいそうな他愛もないことを綴っていきます。悪しからず。
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2023年7月の記事一覧

もう一つのメロン

もう一つのメロン

ー届かなかったお中元7月31日夜、メロンを切るか切るまいかに悩んでいる。観察したところ、食べ頃にはどうも時期尚早な感じ。熟れた果物特有の甘い香りが漂ってこないところが気になる。同封の説明書によると、食べ頃の目安は同28日前後とあり、その日はすでに過ぎているのにどうしたことか。

食べ頃の見極め

このメロンは、恩人に送って宛先所在地が不明で手元に戻ってきたお中元の品。赤肉系メロン2個セットのうちの

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癒やしの賞味期限

癒やしの賞味期限

ー長くてわずか1日ここ2週間、週末の過ごし方が良い感じだ。先週の土曜日(7月22日)が東京都東村山市にある北山公園で、ハス(蓮)見物に里山体験。"古き良き時代の日本"の風景に穏やかな気持ちに。きょう(同30日)は東京都清瀬市の夏イベント「清瀬ひまわりフェスティバル」を見学。2万4000平方メートルの農地に咲く10万本のヒマワリは実に癒やしがある。ただ、あすから再び仕事だと思った瞬間、安らいだ気分が

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伝えたい言葉

伝えたい言葉

ー届かなかったお中元待ちに待ったメロンに入刀したのは7月29日の夜。贅沢にも2分の1に切り分け、奥さんと分け合って食べた。濃いオレンジの果肉をスプーンで掬うと、口いっぱいに広がる甘みがたまらない。本来、食べられるはずだった恩人は、この機会を逸して可哀想だ。転居先を教えてくれておいたら、こんなことにならなかったのに。もっとも、住まいの建て直しが完了すれば、また元の住所に戻るのだから、それをわざわざ伝

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次の"激アツ"に期待

次の"激アツ"に期待

ー"二刀流"と"モンスター"倒れそうになるほどの暑い日が続く中、思わずガッツポーズを取ってしまうほどの熱い出来事が相次いだ。まず米大リーグ、アナハイム・エンゼルスの"二刀流"大谷翔平だ。

投打で活躍

7月28日(日本時間)のデトロイト・タイガースとのダブルヘッダーで、第1試合は投手として111球の完封勝利。第2試合は打者として2本塁打と投打にわたって活躍した。二刀流の真骨頂だ。

現在所属して

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しめやかに開封の儀

しめやかに開封の儀

ー届かなかったお中元恩人に贈ったはずのメロンが届かず、手元に戻ってきた。こんな美味しそうなメロンを腐らせるのは勿体ない。きのうまで、贈り物を渡せなかった寂しい気持ちがどこかにあったが、それはメロンの箱を目の前にすっかり忘却の方に。食欲が抑えられるはずがない。早速、開封の儀。膨らむ期待をどうにか抑え、しめやかに執り行う。箱を空けると、形の良いきれいなメロン。その上にかみ切れ一枚。「28日以降にお召し

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複雑な気持ち

複雑な気持ち

ー届かなかったお中元恩ある大先輩へのお中元は、期せずして手元に戻ってきた。送り先の住まいが建て直しのために工事しているらしく届けられなかったようだ。お中元に贈ったメロンを前に複雑な気持ち。相手は果物、次に会う機会まで取り置けるものではない。わが家で食べるしかないというガッカリ感と、久しぶりに美味しいメロンが食べられるワクワク感が入り交じって困る。泣いていいのか笑っていいのか、よく分からない。どうし

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届かなかったお中元

届かなかったお中元

ー恩人との縁毎年、お中元を贈っている人生の大先輩がいる。これまで随分世話になっていて、恩返しを具体的な形にしたいという思いでずっと続けてきた。ところが、今年(2023年)は異変あり。「送り先が転居のため、お渡しできませんでした」と郵便局。すわ、どうしたことか。

住まいの建て直し

受け取り拒否される覚えはない。確かに、忙しさにかまけて半年ばかり疎遠になっていたが、そうした状況は以前にもあり、それ

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期待のソリューション

期待のソリューション

ー脱"朝シャワー"「脱"朝シャワー"チャレンジ」と銘打ち、まるで朝シャワーを浴びた直後のようになる通勤時の汗をどうにか抑えようと頑張ってきた。始めて以来、1カ月。トライアルアンドエラーを経て、メントール(清涼剤)配合のボディーシートを上手に使うソリューションをようやく見つけた。これまで予想以上に良い感じ。暑い夏よ、どんと来いと強気にもなる。

苦い体験

汗をできる限り抑える策は、よりによってボデ

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マイナス思考の夏本番

マイナス思考の夏本番

ー防御本能フル稼働きのう(7月22日)関東甲信地方は梅雨明けした。今年(2023年)は、いよいよ夏本番だ。本来ならば、海に行こうか山に行こうかと、ワクワクしながらこの先の予定を考えたいところ。ただ、ネガティブ思考が先行し、そんな気にどうしてもなれないのが自分でも不思議。どうもいかん。

仕事と水不足

気象庁が梅雨明けを発表したきょう(同23日)ー。頭に浮かぶのは休日明けの月曜日、どうにか仕事をサ

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後悔の連続

後悔の連続

ーきょうは頬が忙しい久しぶりの寿司は実に美味しかった。ただ一つ悔やまれることがある。それは寿司屋を訪れる直前、歯医者の治療でたっぷり麻酔を仕込まれたこと。そのせいで口の中の左半分が麻痺した状態。十分に寿司を堪能できたかと訊かれるとわずかにためらいがある。

過度な期待

誰も悪くない。歯医者の先生はいつも丁寧だし、寿司屋の主人もベストを尽くしてくれたはず。一緒に行った奥さんもワクワク感を高めてくれ

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きょうは頬が忙しい

きょうは頬が忙しい

ー寿司ランチに緩んで落ちて久しぶりの寿司を心ゆくまで堪能ー。歯医者に出かけたついでに、奥さんと示し合わせて寿司ランチ。評判の寿司屋を探し、いざ突入。こぢんまりして清潔そうな店内に、まばらな客。あまり待たされずに寿司が出てきそう。ワクワクソワソワが止まらない。

色とりどり

ランチメニューの「上にぎり大盛り(12貫)」「上にぎり(9貫)」をそれぞれオーダー。やがて大トロ、マグロ、ハマチなど、色とり

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言霊パワー

言霊パワー

ー暑いものは暑いきょう(7月20日)も30度を超える猛暑日だ。ところが、先日までに35度を超える暑さをちょいちょい体験したものだから、きょうを涼しく感じて心にゆとりがある。仕事仲間に「きょうは涼しいね」と笑顔で声をかけるなどして、自分でもどこかおかしい。早く正気を取り戻したい。35度を超えなくても30度を超えれば、十分に生命に危険がある。暑いものは暑いー。麻痺した感覚を元に戻そうと、念仏のように何

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セミの鳴き声と平年値

セミの鳴き声と平年値

ー名物予報士の独自データジージージーー。うだるような暑さの中、7月19日もセミが元気に鳴いていた。今年(2023年)最初に鳴き声を聞いたのは2週間くらい前だったか。朝も昼も、そして気付けば夜も泣いている。実に元気なことだ。

8年以上の記録

気象予報会社「ウェザーニュース」の山口剛央という名物気象予報士の言葉をふと思い出す。「8年以上記録を取れば『平年値』を出せますよ」ー。ユーチューブ(YouT

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わが家限定の風物詩

わが家限定の風物詩

ー七夕と汁なし担々麺(下)七夕の日(7月7日)に敢えて中華料理屋で汁なし担々麺を食べる理由を奥さんに尋ねたところ、返ってきた答えは「特にないよ」。ただ、この日にサプライズしようとは企んでいたようだ。織姫と彦星は一年に一度しかデートできない。しかも、雨が降ったら次の七夕に延期。いわば、サプライズみたいなものだから、この日のサプライズイベントはすべて七夕にちなんだものだという理屈らしい。迷いなく言い放

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