記事一覧

久しぶりに.

久しぶりにタバコを吸った。4月頃から自然とタバコを吸っていなかったから、5ヶ月ぶりくらいに吸った。曇りが続く中で、午後になって、急に光が差し込んでしかもそれがもう…

voyaki
3年前
2

友人をもつこと

 僕の友人には様々な人がいる。だいたい同じ文化圏で、だいたい同じ物を食べて、だいたい似たような子を好きになってきたのにいつの間にかそれぞれで違う道を選んでいる。…

voyaki
4年前
5

「けしおと」杞憂について

僕の好きな言葉に「あなたが想像している悪いことの99%は起こらない。悪いことは予期せぬところから起こる」というのがある。 この言葉のいいところは悪いことが絶対に起き…

voyaki
4年前
2

ゴキブリについて

なんだって僕らはゴキブリを嫌うのだろうか。 テレビのコマーシャルを見ているとゴキブリを許さないとか根絶とか全滅とかなかなかゴキブリからすると結構きついことを言っ…

voyaki
4年前
1

だいぶ久しぶりに…

だいぶ久しぶりに書いてます。この期間にはなんだか書く事だったり、自分のことを考えることをしてきませんでした。 なんだかんだ、就職をしない人生になるのかなあと思っ…

voyaki
4年前
5

Audiの場合

 彼はアウディと呼ばれていた。乗っていたクルマは時代遅れのカローラだったし、アウディとは何も関係がなかった。彼は音楽と映画を愛していた。何度も彼のカローラでどこ…

voyaki
4年前
3

20歳と10カ月

20歳と10カ月を迎えた僕は未だに社会的には尖っていると言われている。毎日満員電車の中で見るサラリーマンに近付きつつある僕は少しの諦めとそれの数倍の怒りを抱えなが…

voyaki
4年前
3

something about me 1-5

something about me カレーとシチュー 「星を眺めたりするの?」 「たまにね」 男の母は男が生まれてすぐに死んでしまった。 だから男には母の記憶はない。父と息子の二…

voyaki
4年前
2

something about me1-4

something about me徐々にクラッチを繋いでいく。エンジンの回転数を上げる。車が唸る。オートマがこんなに流行る前、みんなそうやって運転してたんだよ。老人は言った。あ…

voyaki
4年前
3

something about me 1-2

something about me 1-2 「本当の幸福がないように 本当の不幸はない。」 1982年 ジュリアス ペルシャーニ 僕の頭にはずっと前からこの言葉が存在していた。あるとき幸せな…

voyaki
5年前
1

something about me

自分とはなんなのか、誰しもが一度は考えることだと思う。僕の場合それは毎日である。 人のことをなんなのか決めるのは割に簡単で、それは無責任な程簡単な事だ。 そして実…

voyaki
5年前
4

vol.4 もしも願いが叶うとしたら?

もしも願いが叶うとしたら?この質問って年に何回されるだろうか?ある研究者の発表によると平均18.5回されるらしい。だとしたらだ… もしも願いが叶うとしたらって長すぎ…

voyaki
5年前
8

vol.2 こだわり

今日いただいたテーマは「どうしてもこだわってしまうものはありますか?」だった。 その答えとしては、はい。沢山あります。だ。 僕はものっそいこだわりが強い。良いこだ…

voyaki
5年前

vol.1コラム

これは僕の記念すべき初コラムである。だからもしも僕がビックになったらこれを読んだ方々は、自慢できる。 コラムというものに高1の頃から憧れていた。コラムを書いてい…

voyaki
5年前
4
久しぶりに.

久しぶりに.

久しぶりにタバコを吸った。4月頃から自然とタバコを吸っていなかったから、5ヶ月ぶりくらいに吸った。曇りが続く中で、午後になって、急に光が差し込んでしかもそれがもう夏の太陽の光じゃなくて、秋とか冬とかのあの光だったから急に吸いたくなった。

なんとなく長いこと吸っていなかったから罪悪感はあったけれど、逆に吸ってみると自分はどう思うのか気になって吸った。

この前まで吸っていたセーラムが吸いたくて近所

もっとみる
友人をもつこと

友人をもつこと

 僕の友人には様々な人がいる。だいたい同じ文化圏で、だいたい同じ物を食べて、だいたい似たような子を好きになってきたのにいつの間にかそれぞれで違う道を選んでいる。
 例えば七子ちゃんなんかは好きな事を追いかけて夢に生きている。彼女を見ていると自分のクヨクヨとした悩みがどうでもいい事に感じられて、様々な生き方があるって事を彼女を通して学んだ。彼女の最大の武器は夢に溢れた人生設計図だ。彼女の明るい未来予

もっとみる

「けしおと」杞憂について

僕の好きな言葉に「あなたが想像している悪いことの99%は起こらない。悪いことは予期せぬところから起こる」というのがある。
この言葉のいいところは悪いことが絶対に起きないとも言ってないし、起きるとも言っていないところだ。
僕は割に心配症でいろいろなリスクを考えてしまうしどうでもいいことで悩んで考え過ぎてしまうところがある。(他人から見ればどうでもいいことなのだろうけど僕にとっては一大事なのだ)
そん

もっとみる

ゴキブリについて

なんだって僕らはゴキブリを嫌うのだろうか。
テレビのコマーシャルを見ているとゴキブリを許さないとか根絶とか全滅とかなかなかゴキブリからすると結構きついことを言っている気がする。
確かに僕だってゴキブリを見て気分が良くなることもない。今日はゴキブリが見れたなぁとも思わないし晴れた日にゴキブリを見たから近所のコンビニまで散歩してビールを買ってゴキブリを思い出しながら飲もうとも思わない。
だけど僕は世間

もっとみる

だいぶ久しぶりに…

だいぶ久しぶりに書いてます。この期間にはなんだか書く事だったり、自分のことを考えることをしてきませんでした。

なんだかんだ、就職をしない人生になるのかなあと思っていたけれど、結局は就職しました。
まぁ卒業できたらの話です。(色んな選択肢はあるんだろうとは思うけれど、単位取得にビビってる自分が恥ずかしいようで、当たり前のようで)

しばらく書いてないからなんだか、心にあった風景とか風とかを感じない

もっとみる

Audiの場合

 彼はアウディと呼ばれていた。乗っていたクルマは時代遅れのカローラだったし、アウディとは何も関係がなかった。彼は音楽と映画を愛していた。何度も彼のカローラでどこかの国の誰かの音楽を聴いた。彼が流す曲はその瞬間地球上で僕らしか聴いていないような曲だった。「このソロがいいんだ、あとは犬に食わせろ」彼は世の中の気に入らないことは犬に食わせた。実際に彼が犬に食わせていたとしたらその犬はケロベロスのように凶

もっとみる

20歳と10カ月

20歳と10カ月を迎えた僕は未だに社会的には尖っていると言われている。毎日満員電車の中で見るサラリーマンに近付きつつある僕は少しの諦めとそれの数倍の怒りを抱えながら揺られている。平安の世なら妻を娶って戦に行ってる歳だぞ!なにやってるんだ俺とか思う。

毎日のように聞かされる自己啓発的な内容をバカにしながらも自分はこのままでいいのだろうかと思ったりもする。

漠然とした不安というみんなが抱えてい

もっとみる
something about me 1-5

something about me 1-5

something about me カレーとシチュー

「星を眺めたりするの?」 「たまにね」

男の母は男が生まれてすぐに死んでしまった。
だから男には母の記憶はない。父と息子の二人暮らしはとても静かなものだった。家庭の静けさの反動なのか男は家から出るとよく話した。
そのせいでトラブルに関わることにもなったが
黙っているよりもマシだとも思っていた。

男は公立の高校を出るとすぐに会社に勤めた。

もっとみる
something about me1-4

something about me1-4

something about me徐々にクラッチを繋いでいく。エンジンの回転数を上げる。車が唸る。オートマがこんなに流行る前、みんなそうやって運転してたんだよ。老人は言った。ある年の八月、僕は合宿免許を取りに新潟に来ていた。新潟は都心部に比べて湿度が低かった。だからその年の夏の記憶は爽やかなものだった。オートマ車は車じゃない。って助手席の教官はよく言っていた。父に言われて無理やりマニュアルで免許

もっとみる
something about me 1-2

something about me 1-2

something about me 1-2
「本当の幸福がないように
本当の不幸はない。」
1982年 ジュリアス ペルシャーニ
僕の頭にはずっと前からこの言葉が存在していた。あるとき幸せな時にはこの言葉は戒めになったし、不幸な時には救いになった。
いつ頃からだろう。思っている事を口にするのが難しくなったんだ。
いつだって、言いたいことはたくさんあった。
引き出しはいつも溢れそうだったし、オアシ

もっとみる
something about me

something about me

自分とはなんなのか、誰しもが一度は考えることだと思う。僕の場合それは毎日である。
人のことをなんなのか決めるのは割に簡単で、それは無責任な程簡単な事だ。
そして実際に無責任である。
三日三晩寝て食べて寝てしっかりと過ごして出した結論は自分で自分のことはわからない
という事だ。
だから僕はいろんなものに自分を映して
反射して見えたものを
自分だということにしよう。

something about

もっとみる
vol.4 もしも願いが叶うとしたら?

vol.4 もしも願いが叶うとしたら?

もしも願いが叶うとしたら?この質問って年に何回されるだろうか?ある研究者の発表によると平均18.5回されるらしい。だとしたらだ…
もしも願いが叶うとしたらって長すぎる。
もしねがってどうだろうかと思ったけどなんかしねって入ってるのは良くない。モカナとかいーけど、モナカみたい。

空が急に明るくなった。それは太陽を直視した時のようだった。すると体が急に浮いた。まばたきをすると、そこは白い部屋だった。

もっとみる
vol.2 こだわり

vol.2 こだわり

今日いただいたテーマは「どうしてもこだわってしまうものはありますか?」だった。
その答えとしては、はい。沢山あります。だ。

僕はものっそいこだわりが強い。良いこだわりもあれば、意地を張ってることもある。意地を張って生きるのはなかなか面倒くさいけれど、そこを無理にペリペリッといや、べリリィって
意地をはがしちゃうのは、その下にある自分もいっしょにはがしてしまうみたいで出来ない。
痛いのだ、痛いより

もっとみる
vol.1コラム

vol.1コラム

これは僕の記念すべき初コラムである。だからもしも僕がビックになったらこれを読んだ方々は、自慢できる。

コラムというものに高1の頃から憧れていた。コラムを書いている人はステキでオシャレな人とも思っていた。だから僕もいつかはコラムを書く人になりたいと思っている。でも今のところ誰も書かせてくれないから僕が自分で書く。

だけど自分で書いたらなんだかコラム感が薄くなるからこのコラムは書かされてる感、を出

もっとみる