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久しぶりに.

久しぶりにタバコを吸った。4月頃から自然とタバコを吸っていなかったから、5ヶ月ぶりくらいに吸った。曇りが続く中で、午後になって、急に光が差し込んでしかもそれがもう夏の太陽の光じゃなくて、秋とか冬とかのあの光だったから急に吸いたくなった。 なんとなく長いこと吸っていなかったから罪悪感はあったけれど、逆に吸ってみると自分はどう思うのか気になって吸った。 この前まで吸っていたセーラムが吸いたくて近所で唯一売ってるローソンまで自転車を走らせた。マスクを少しずらして空気を吸い込むと

    • 友人をもつこと

       僕の友人には様々な人がいる。だいたい同じ文化圏で、だいたい同じ物を食べて、だいたい似たような子を好きになってきたのにいつの間にかそれぞれで違う道を選んでいる。  例えば七子ちゃんなんかは好きな事を追いかけて夢に生きている。彼女を見ていると自分のクヨクヨとした悩みがどうでもいい事に感じられて、様々な生き方があるって事を彼女を通して学んだ。彼女の最大の武器は夢に溢れた人生設計図だ。彼女の明るい未来予想図の話を聞いていると、本当にその通りになっていきそうだし実際なってるところもあ

      • 「けしおと」杞憂について

        僕の好きな言葉に「あなたが想像している悪いことの99%は起こらない。悪いことは予期せぬところから起こる」というのがある。 この言葉のいいところは悪いことが絶対に起きないとも言ってないし、起きるとも言っていないところだ。 僕は割に心配症でいろいろなリスクを考えてしまうしどうでもいいことで悩んで考え過ぎてしまうところがある。(他人から見ればどうでもいいことなのだろうけど僕にとっては一大事なのだ) そんな時にこの言葉を思い出す。そうすると割に気分が楽になる。まぁ防げるだけのリスクは

        • ゴキブリについて

          なんだって僕らはゴキブリを嫌うのだろうか。 テレビのコマーシャルを見ているとゴキブリを許さないとか根絶とか全滅とかなかなかゴキブリからすると結構きついことを言っている気がする。 確かに僕だってゴキブリを見て気分が良くなることもない。今日はゴキブリが見れたなぁとも思わないし晴れた日にゴキブリを見たから近所のコンビニまで散歩してビールを買ってゴキブリを思い出しながら飲もうとも思わない。 だけど僕は世間が言うほどゴキブリを憎んではいない。ただ一つゴキブリたちにお願いするとすれば出て

          だいぶ久しぶりに…

          だいぶ久しぶりに書いてます。この期間にはなんだか書く事だったり、自分のことを考えることをしてきませんでした。 なんだかんだ、就職をしない人生になるのかなあと思っていたけれど、結局は就職しました。 まぁ卒業できたらの話です。(色んな選択肢はあるんだろうとは思うけれど、単位取得にビビってる自分が恥ずかしいようで、当たり前のようで) しばらく書いてないからなんだか、心にあった風景とか風とかを感じない体になりました。 今までは、色んなモノを見ていろいろ感じて 自分なりに解釈するた

          だいぶ久しぶりに…

          Audiの場合

           彼はアウディと呼ばれていた。乗っていたクルマは時代遅れのカローラだったし、アウディとは何も関係がなかった。彼は音楽と映画を愛していた。何度も彼のカローラでどこかの国の誰かの音楽を聴いた。彼が流す曲はその瞬間地球上で僕らしか聴いていないような曲だった。「このソロがいいんだ、あとは犬に食わせろ」彼は世の中の気に入らないことは犬に食わせた。実際に彼が犬に食わせていたとしたらその犬はケロベロスのように凶暴になるか、発展途上国の道で転がっている痩せ細った野犬のようになっていただろう。

          Audiの場合

          20歳と10カ月

          20歳と10カ月を迎えた僕は未だに社会的には尖っていると言われている。毎日満員電車の中で見るサラリーマンに近付きつつある僕は少しの諦めとそれの数倍の怒りを抱えながら揺られている。平安の世なら妻を娶って戦に行ってる歳だぞ!なにやってるんだ俺とか思う。 毎日のように聞かされる自己啓発的な内容をバカにしながらも自分はこのままでいいのだろうかと思ったりもする。 漠然とした不安というみんなが抱えているものを僕も同じように抱えている。それがポケットに入る日もあれば、リュックに入り

          20歳と10カ月

          something about me 1-5

          something about me カレーとシチュー 「星を眺めたりするの?」 「たまにね」 男の母は男が生まれてすぐに死んでしまった。 だから男には母の記憶はない。父と息子の二人暮らしはとても静かなものだった。家庭の静けさの反動なのか男は家から出るとよく話した。 そのせいでトラブルに関わることにもなったが 黙っているよりもマシだとも思っていた。 男は公立の高校を出るとすぐに会社に勤めた。 小さな印刷会社だったが、納品が早いと評判で食っていけるだけの給料はもらえたし

          something about me 1-5

          something about me1-4

          something about me徐々にクラッチを繋いでいく。エンジンの回転数を上げる。車が唸る。オートマがこんなに流行る前、みんなそうやって運転してたんだよ。老人は言った。ある年の八月、僕は合宿免許を取りに新潟に来ていた。新潟は都心部に比べて湿度が低かった。だからその年の夏の記憶は爽やかなものだった。オートマ車は車じゃない。って助手席の教官はよく言っていた。父に言われて無理やりマニュアルで免許を取りに来ていた僕はあまり意味は分からなかったがその言葉に励まされた。始めの頃は

          something about me1-4

          something about me 1-2

          something about me 1-2 「本当の幸福がないように 本当の不幸はない。」 1982年 ジュリアス ペルシャーニ 僕の頭にはずっと前からこの言葉が存在していた。あるとき幸せな時にはこの言葉は戒めになったし、不幸な時には救いになった。 いつ頃からだろう。思っている事を口にするのが難しくなったんだ。 いつだって、言いたいことはたくさんあった。 引き出しはいつも溢れそうだったし、オアシスは湿地帯のごとく僕の砂漠の中にあった。そのある時を境に(ある時をしっかりと定め

          something about me 1-2

          something about me

          自分とはなんなのか、誰しもが一度は考えることだと思う。僕の場合それは毎日である。 人のことをなんなのか決めるのは割に簡単で、それは無責任な程簡単な事だ。 そして実際に無責任である。 三日三晩寝て食べて寝てしっかりと過ごして出した結論は自分で自分のことはわからない という事だ。 だから僕はいろんなものに自分を映して 反射して見えたものを 自分だということにしよう。 something about me 「世の中のアンラッキーをぜんぶ

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          vol.4 もしも願いが叶うとしたら?

          もしも願いが叶うとしたら?この質問って年に何回されるだろうか?ある研究者の発表によると平均18.5回されるらしい。だとしたらだ… もしも願いが叶うとしたらって長すぎる。 もしねがってどうだろうかと思ったけどなんかしねって入ってるのは良くない。モカナとかいーけど、モナカみたい。 空が急に明るくなった。それは太陽を直視した時のようだった。すると体が急に浮いた。まばたきをすると、そこは白い部屋だった。白い壁に白いペンキを塗りたくった部屋だった。体が解放されて床に倒れてしまった。膝

          vol.4 もしも願いが叶うとしたら?

          vol.2 こだわり

          今日いただいたテーマは「どうしてもこだわってしまうものはありますか?」だった。 その答えとしては、はい。沢山あります。だ。 僕はものっそいこだわりが強い。良いこだわりもあれば、意地を張ってることもある。意地を張って生きるのはなかなか面倒くさいけれど、そこを無理にペリペリッといや、べリリィって 意地をはがしちゃうのは、その下にある自分もいっしょにはがしてしまうみたいで出来ない。 痛いのだ、痛いよりはめんどくさいをとる。 例えば、どんなに夜遅くに、ましてや朝日が昇りまくってか

          vol.2 こだわり

          vol.1コラム

          これは僕の記念すべき初コラムである。だからもしも僕がビックになったらこれを読んだ方々は、自慢できる。 コラムというものに高1の頃から憧れていた。コラムを書いている人はステキでオシャレな人とも思っていた。だから僕もいつかはコラムを書く人になりたいと思っている。でも今のところ誰も書かせてくれないから僕が自分で書く。 だけど自分で書いたらなんだかコラム感が薄くなるからこのコラムは書かされてる感、を出来るだけ出しながら書いていきたい。 そのためネットの合コン話題ルーレットを回し

          vol.1コラム