「けしおと」杞憂について

僕の好きな言葉に「あなたが想像している悪いことの99%は起こらない。悪いことは予期せぬところから起こる」というのがある。
この言葉のいいところは悪いことが絶対に起きないとも言ってないし、起きるとも言っていないところだ。
僕は割に心配症でいろいろなリスクを考えてしまうしどうでもいいことで悩んで考え過ぎてしまうところがある。(他人から見ればどうでもいいことなのだろうけど僕にとっては一大事なのだ)
そんな時にこの言葉を思い出す。そうすると割に気分が楽になる。まぁ防げるだけのリスクは防いだしこれでダメだったら運が悪かったな、と思える。
余談というか脱線だが、僕はテレビの消音というのが好きだ。ちなみに「けしおと」と僕は呼んでる。
「しょうおん」が正しい読み方なのかな。(でも「けしおと」の方が少し聞こえる気がして優しく感じませんか?)
なぜ好きなのか、それは現実と非現実をすぐに行き来できる気がするからだ。あまりにもテレビがうるさいと疲れてしまうけれど、あまりに個人的な空間にいるとそれはそれで寂しくなってしまう。そういう時にテレビの画面はつけたまま「けしおと」にすると現実と非現実の中間にいて疲れても寂しくなってもすぐに対処できるような気がするのだ。防げるだけのリスクを防ぐことはできる。でも大抵の不幸は予期せぬところからやってくるのだ。だから僕らはある程度諦めたではないけれど気を抜くことも必要なのだ。

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