すいか

月水金に更新します。

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記事一覧

雇用関係の本質ってなんだろう?

「給料分働け!」という言葉が、わたしは好きじゃない。そもそも経営者は、じぶん1人の力では手が回らなくなかったから、お金を払ってでも、お願い、助けてください!と救…

すいか
5か月前
2

結婚は本当に「手段」だけか?

わたしは子供も要らないし、同居もしたいと思わない。けど結婚したいと思っていた。その理由が答えられなかった。それは一体なんだろう。 わたしは恋人というのはむしろ、…

すいか
5か月前
2

紙を日光に晒したときの細かい粒が好き

わたしが紙を好きな理由のひとつかも。 渋谷ヒカリエに置かれていたリーフレット?を拝借し、撮影した(ソール・ライターの原点 ニューヨークの色)。iPhone8で捉えられ…

すいか
10か月前
4

「これは詩だ。」君たちはどう生きるか(ネタバレあり・感想)

みてきた。面白かった。これは詩なんじゃないかと思った。 なぜなら、シーンそのものに対し、あまりにも含みをもたせている。 例えば、眞人に対して夏子さんが「大嫌い」…

すいか
10か月前
12

当たり前のことが不思議だ。

最近わたしに起きたことは、特にない。 ただ、水曜日にはデートをして、 昨日はwebの記事を仕上げた。それだけだ。 水曜日のちょっと変わったことといえば、 久しぶりに恋…

すいか
10か月前
4

ティーバッグで美味しい紅茶いれてみた(TEAPOND ミルクキャラメル)

紅茶専門店TEAPONDさんのミルクキャラメルをもらったので、いれてみた。 ちょっと前に、「ティーバッグでの正しい紅茶のいれ方」についての記事を読み、じぶんでも淹れて…

すいか
11か月前
3

夏の海がとなりだと、歌いたくなる。

わたしは、一昨年の梅雨、恋人ができた。 彼とたしか初めて行く、海だった。 それは夏。 まだ付き合って2ヶ月くらいのころ。 なぜ夏の海がとなりだと、歌いたくなるのだろ…

すいか
11か月前
12

海を知りたい

わたしにとっての海は一体なんだろう。 ほんとうに、少し触れたくらいだけど、 わたしは海を知っている。 押し寄せるその波は、ブランコやシーソーのように すぐには止め…

すいか
11か月前
7

きらいな人を、かんがえてしまうとき。

きらいな人には心を開いてはいけない。ぜったいに。少しでも、そのドアを開くと黒黒としたものが、純粋だった空間をやがては満たしてしまう。 わたしはさっき、またやって…

すいか
11か月前
6

映画「怪物」ラストシーン。

ラストシーンの美しさがなんなのか 草むらを駆けるふたり。 そのときわたしもそこにいた。 ふしぎで、なつかしかった。 幼いころに抱いていた、心の不可侵領域を取り戻し…

すいか
11か月前
6
雇用関係の本質ってなんだろう?

雇用関係の本質ってなんだろう?

「給料分働け!」という言葉が、わたしは好きじゃない。そもそも経営者は、じぶん1人の力では手が回らなくなかったから、お金を払ってでも、お願い、助けてください!と救難信号を出している側のはずだ。それなのに、上から指図するなんて、おかしいよな。「やってくれてありがとう」がスマートだし、期待する働きでなくても、「次からは、こうしてくれると嬉しいな」がお願いする立場ならば、普通のような気がする。

かといっ

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結婚は本当に「手段」だけか?

結婚は本当に「手段」だけか?

わたしは子供も要らないし、同居もしたいと思わない。けど結婚したいと思っていた。その理由が答えられなかった。それは一体なんだろう。
わたしは恋人というのはむしろ、夫婦という関係性の手前にあるものと思っていた。結婚という契約を交わすことで、あなたを一生のパートナーに選んだという意思表明をしたことになり、お付き合いという段階では、まだ決めきれていない状態、見定めている段階なのだと。
今も実はそう思ってい

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紙を日光に晒したときの細かい粒が好き

紙を日光に晒したときの細かい粒が好き

わたしが紙を好きな理由のひとつかも。

渋谷ヒカリエに置かれていたリーフレット?を拝借し、撮影した(ソール・ライターの原点 ニューヨークの色)。iPhone8で捉えられるか心配だったけど、案外写った気がする(タップしてみてみてね!)。
でも、肉眼に比べるとやっぱりちょっともやっとするかな。指紋のせいかも。

光に晒すとインクで印刷されたとこだけきらきらして見える現象。つまり紙は、角度や光の当たり方

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「これは詩だ。」君たちはどう生きるか(ネタバレあり・感想)

「これは詩だ。」君たちはどう生きるか(ネタバレあり・感想)

みてきた。面白かった。これは詩なんじゃないかと思った。
なぜなら、シーンそのものに対し、あまりにも含みをもたせている。

例えば、眞人に対して夏子さんが「大嫌い」というシーン。
そのあと、眞人が何かしらそれに感じて、心のありようが変わったのか、夏子母さんと呼ぶようになっていく。

これは不思議で、わたしたち鑑賞者は下手をすると追いつけない。
しかし眞人のなかでは、何かしらの気づきや心境の変化があっ

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当たり前のことが不思議だ。

当たり前のことが不思議だ。

最近わたしに起きたことは、特にない。
ただ、水曜日にはデートをして、
昨日はwebの記事を仕上げた。それだけだ。

水曜日のちょっと変わったことといえば、
久しぶりに恋人が眠そうにしていたこと。

でもやっぱり普段と変わらないのは、
目の前の光景。
渋谷のビルの屋上は、いつもそれなりに暗く、
それなりにも煌々としている。

日が暮れてから行っているからそうなんだって気づいた。

当たり前のことだけ

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ティーバッグで美味しい紅茶いれてみた(TEAPOND ミルクキャラメル)

ティーバッグで美味しい紅茶いれてみた(TEAPOND ミルクキャラメル)

紅茶専門店TEAPONDさんのミルクキャラメルをもらったので、いれてみた。

ちょっと前に、「ティーバッグでの正しい紅茶のいれ方」についての記事を読み、じぶんでも淹れてみたいと思っていた。

ティーバッグはインスタントなイメージがあるけど、実は正しいいれ方をすれば、だれでも美味しくのめると聞いたのだ。

ティーバッグでの正しい紅茶のいれ方

コップにお湯をいれあたためる。

それを捨てる。

再度

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夏の海がとなりだと、歌いたくなる。

夏の海がとなりだと、歌いたくなる。

わたしは、一昨年の梅雨、恋人ができた。
彼とたしか初めて行く、海だった。
それは夏。
まだ付き合って2ヶ月くらいのころ。

なぜ夏の海がとなりだと、歌いたくなるのだろう?

そのとき、詳細は覚えていないのだが、
彼とちょっとすれ違った。

特にわたしは悩みやすい性格なので、
それが心に引っかかって、
うまく楽しめていなかったように思う。

ただ、何かのきっかけがあって
話をして、
とてもすっきりし

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海を知りたい

海を知りたい

わたしにとっての海は一体なんだろう。

ほんとうに、少し触れたくらいだけど、
わたしは海を知っている。

押し寄せるその波は、ブランコやシーソーのように
すぐには止められない、力学的なものだ。

ましてやわたしの力などでは遠く及ばず、
とまって!と思っても、
波はくるだけ。

それが面白かった。

まるでにんげんみたいだった。

ただ、わたしはかなりの人見知りで、
いつも海に行くときは、遠くから眺

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きらいな人を、かんがえてしまうとき。

きらいな人を、かんがえてしまうとき。

きらいな人には心を開いてはいけない。ぜったいに。少しでも、そのドアを開くと黒黒としたものが、純粋だった空間をやがては満たしてしまう。

わたしはさっき、またやってしまった。結構な頻度でやってしまう。そのドアを開いてしまう。

ドアを開いてしまうとは、心への侵入を許すことだ。例えば、じぶんの大事な話をしてしまう、とか。

それに対し、あいては、ろくに反応をしなかったり、余計な反応をしたりする。

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映画「怪物」ラストシーン。

映画「怪物」ラストシーン。

ラストシーンの美しさがなんなのか
草むらを駆けるふたり。
そのときわたしもそこにいた。

ふしぎで、なつかしかった。

幼いころに抱いていた、心の不可侵領域を取り戻していく感じがする。

もう怪物が一体だれなのか、
どうでもよかった。

ただ、
わたしには、心があり、
あなたのことや、生きた場所を、
美しいってつよく思える
感受性がたしかにあるから。

心の豊かさというものは、
だれにも脅かせない

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