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記事一覧
332作目:フランケンシュタインの方程式/梶尾 真治
こんばんは、Umenogummiです。
GWということで?だいぶ間が開いてしまいました。
今日は閉鎖空間の中で起こる出来事を描いたSF短編小説です。
フランケンシュタインの方程式/梶尾 真治 作
あらすじ
地球から物資を補給するため、金星に向かう宇宙船・虎馬号の中には高所恐怖症の船長と乗組員・ナワの二人きり。
船長がもちこんだあるものがきっかけで、二人は金星にたどり着くまでの酸素が一人分
330冊目:字のないはがき/向田邦子
こんばんは、Umenogummiです。
昨日、毎日更新を辞める話をさせていただきました。
お陰さまで? ぐっすり眠りにつくことができました。
気持ちを新たに、今日は短いお話を1つ。
字のないはがき/向田邦子 作
著者の向田邦子氏が家族にまつわる手紙について回顧しています。
厳しい父がかつてくれた愛情溢れる手紙のこと。
疎開する字のかけない幼い末妹に父が住所を書いて、元気なときは○、そう
324作目:生きる/谷川俊太郎
こんばんは、Umenogummiです。
今日は詩です
生きる/谷川俊太郎
あまり文学に親しみのない方も、この
生きているということ
いま生きているということ
という始まりのフレーズはご存じではないでしょうか。
50行にも満たないこの文章に、生命のきらめきが生き生きと輝いているように感じられます。
固有名詞が出てくるところも好きです。
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それは
322冊目:EARTHおじさん46億才/藤原ひろのぶ・ほう
こんばんは、Umenogummiです。
今日はかわいらしいイラストで地球の問題を提起するこちら。
EARTHおじさん46億才/藤原ひろのぶ・ほう 作
地球は人類に伝えたいことがあると、神様に人間みたいな姿になりたいとお願いします。神さまは粘土で人間みたいな身体を作り、Earthおじさんが誕生します。
EARTHおじさんは意気揚々とまずは日本へと向かいます。
純真無垢なEARTHおじさんは
319冊目:屍人荘の殺人/今村昌弘・ミヨカワ将
こんばんは、Umenogummiです。
今日はミステリー&パニックホラーマンガです。
屍人荘の殺人/今村昌弘 原作・ミヨカワ将 漫画
あらすじ
神紅大学理学部3回生の明智恭介は、自称・神紅のホームズと名乗り、学内で起こる事件を勝手に助手と呼んでいる経済学部1回生・葉村譲とともに解決していました。
明智と葉村はある日学食で、文学部2回生の剣崎比留子から一緒に映画研究部の合宿に参加してほしい
318冊目:蜘蛛の糸/芥川龍之介
こんばんは、Umenogummiです。
今日は名作短編です。
蜘蛛の糸/芥川龍之介
あらすじ
ある日お釈迦様は極楽の蓮池の隙間から、下につながっている地獄をのぞき込みます。地獄には犍陀多という男がいました。
犍陀多は悪の限りを尽くした悪党でしたが、お釈迦様はその男がかつて一匹の蜘蛛を救ったことを思い出し、ちょうど蓮の葉に止まっていた蜘蛛から糸を垂らし、犍陀多を地獄から這い上がる機会を与え
309冊目:檸檬/梶井基次郎
こんばんは、Umenogummiです。
今日は冒頭の虚無感が今日の私の気分とぴったり合った気がしたので、こちらの短編です。
檸檬/梶井基次郎
あらすじ
京都で複数の友人の下宿を転々として暮らす私は、空虚な想いを抱えていました。その日もいつものように、あてもなく街をさまよい、二条を下った寺町のお気に入りの果物屋で、私は一つだけ檸檬を購入します。
そのあとも私は街を歩きますが、先ほどとは打っ
299冊目:心淋し川/西條奈加
こんばんは、Umenogummiです。
今日は直木三十五賞受賞作品です。
心淋し川/西條奈加 作
あらすじ
千駄木町・心町(うらまち)を流れる心川(うらがわ)を中心に繰り広げられる6つのオムニバスストーリーです。
心淋し川(うらさびしがわ)
心町を出たいと願うお針子・ちほの恋のお話。
閨仏(ねやぼとけ)
青物卸の大隅屋六兵衛の妾4人が暮らす家で、年長の妾・りきがとある趣味に目覚めるお話
293冊目:ふしぎなかぎばあさん/手島悠介・岡本颯子
こんばんは、Umenogummiです。
今日はこちらの児童書です。
ふしぎなばあさん/手島悠介 作・岡本颯子 絵
あらすじ
かぎっ子の広一はある日家のカギを忘れて家に入れないことに気が付きます。そんな広一の前に、鍵の束を持った黒い服のおばあさん―かぎばあさんが現れます。
かぎばあさんは鍵の束の中から広一の家の鍵を見つけて、扉を開けてくれます。それだけでなく、かぎばあさんはお母さんが帰って
287冊目:赤いろうそくと人魚/小川未明
こんばんは、Umenogummiです。
今日はこちらのお話。
赤いろうそくと人魚/小川未明 作
あらすじ
北方の海で暮らす子どもを身ごもっている人魚は、冷たく暗い海で獣たちと暮らさなければならないのかということをなぜかと疑問に思っていました。
自分は獣たちよりも人間に近いし、人間はこの世で一番やさしい生物だと聞いていた人魚は、子供を陸の上で産み、人間に拾われて育てて幸せになってくれること
273冊目:小さなおねえちゃんと大きないもうと/浅川じゅん・村井香葉
こんばんは、Umenogummiです。
今日は小学校低学年向けの児童書です。
小さなおねえちゃんと大きないもうと/浅川じゅん 作・村井香葉 絵
もう30年以上前の作品で記憶もおぼろげなんですが、とても思い入れの深い作品です。
細部は間違っているかもしれませんが、大筋は以下のようなおはなしでした。
小さなお姉ちゃんは、自分より身体の大きな妹が苦手。お姉ちゃんだからという理由で、身体は妹の方
271冊目:オルタネート/加藤シゲアキ
こんばんは、Umenogummiです。
今日は話題の小説です。
オルタネート/加藤シゲアキ 作
あらすじ
オルタネートという、高校生限定のコミュニケーションアプリが高校生たちに必須となった時代。
3人の主要人物にまつわるエピソードを絡ませて、物語は進みます。
調理部の部長となった容(いるる)は、昨年度当時の調理部部長と挑戦した高校生たちの料理バトル「ワンポーション」でのトラウマを抱えてい
260冊目:ごん狐/新美南吉
こんばんは、Umenogummiです。
今日は国語の教科書シリーズから、短編です。
ごん狐/新美南吉 作
あらすじ
家族のいないごんは、ある日川でウナギを取っていた兵十という貧しい青年にちょっといたずらをしょうと思い立ち、ウナギを逃がしてしまいます。
あくる日、兵十の家で葬式が行われていたことで、ごんは兵十の母が亡くなったこと、兵十が自分と同じく一人ぼっちになったことを知ります。さらにゴ