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記事一覧

未来のために事業にこだわっていく

未来のために事業にこだわっていく

少しづつ変わってきていますが、スポーツ界ではまだビジネスの話を強めるとファンをはじめ一部のステイクホルダーの皆様に敬遠されることがあります。Bリーグの掲げる将来構想も事業力をもってB1.2.3というカテゴリーを区分けするという大きな決断をしました。度々、反発を受けることがあります。

では、事業力とは?クラブの集客力、クラブの稼ぐ力を推し量る売上高、地域や企業の投資を呼び込む巻き込み力が問われるア

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【マーケティング】超実践!アスティーダ・スポーツビジネスセミナー #2

琉球アスティーダさんが主催する「超実践!アスティーダ・スポーツビジネスセミナー」に参加しました!セミナー概要はこちらから↓

https://ryukyuasteeda.jp/1837/

先週の島田慎二さんによる「スポンサーセールス」の講義の余韻が残る中開催された第2回の講義🖍
今回のテーマは、栃木SCのえとみほさん(江藤美帆さん)によるデジタルマーケティングです⚽️

【デジタルマーケティン

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発信力と経営力

発信力と経営力

 日頃よりVELTEX静岡をご支援戴き厚く御礼申し上げます。静岡県は新型コロナウイルス感染防止のための緊急事態宣言対象地域から外れましたが、ワクチン等の恒久対策も不透明な中、まだまだ予断を許さない状況が続いています。皆さん、是非引き続きご自愛専一にて過ごされることを願ってやみません。

 さて、今回は少し私ごとの話をさせて戴ければと思います。仕事柄、人前で話すことが多いのですが、私はこれまで事前に

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島田慎二が語る、千葉ジェッツというチームの話。2015-16~2019-20シーズン編

島田慎二が語る、千葉ジェッツというチームの話。2015-16~2019-20シーズン編

前回のnoteでは、2012年に千葉ジェッツ社長へ就任してから、2014-15シーズンに初めてリーグ戦を勝ち越すまでのことを振り返りました。

今回はその続きから、Bリーグ2019-20シーズンが終了するところまでです。しかしまあ、いろんなことがありました。

2015-2016シーズン ケミストリー不足の年

レジー・ゲーリースタイルの集大成となるシーズン……のはずが、ゲーリーとの契約がまとまら

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Jクラブが芝生をつくり、出荷、芝生化するまでのお話

Jクラブが芝生をつくり、出荷、芝生化するまでのお話

以前、ガイナーレ鳥取が立ち上げた芝生事業”しばふる”について、事業化した背景やビジネスチャンスについて #note にまとめました。6月末に初出荷を終えて、次の出荷も控えています。サッカー好きな人でも芝生について触れることもあまりないでしょうし、わたしも初めて農業に触れていろいろと気づきがありました。ちなみに前回の #note はこちらになります。

まとめると、地方クラブが収益強化と地域課題解決

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「もっと大きなお金を流すために」個人に加え企業も実行者をサポートする「READYFOR SDGs」をスタートします。

「もっと大きなお金を流すために」個人に加え企業も実行者をサポートする「READYFOR SDGs」をスタートします。

クラウドファンディングの実行者、挑戦する人たちに、もっともっと大きなお金を流したい。そして、世の中に想いの乗ったお金を増やしたい。

私たちREADYFORは、ずっとそんな願いを持って、新たなお金の流れをつくる仕組みを構築するため、試行錯誤を繰り返してきました。ようやく、その願いが実現する日がやってきたのです。

2019年7月29日、READYFORは、クラウドファンディングに、企業による支援金

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HADOをスポーツビジネス軸で考察する -AR型スポーツは”今”だけを見てはいけない

HADOをスポーツビジネス軸で考察する -AR型スポーツは”今”だけを見てはいけない

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。

今回は、ARスポーツとして注目を集めているHADOをスポーツビジネス軸で考察します。そしてAR型スポーツは”今”だけを見てはいけないというお話をします。

(画像:HADOの公式ページから画像を拝借しました)

先月末、運営するスポーツビジネスコミュニティ #SAC#スポイキ のメンバーの皆さまと、HADOの体験しに行きました。

当日の様子を #

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本田圭佑、成長中毒者のトップ・オブ・エンジニアを募集します。

本田圭佑、成長中毒者のトップ・オブ・エンジニアを募集します。

新しい仲間を探しています。成長中毒者である僕達と一緒に、成長中毒者のためのサービスを作りませんか。

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改めましてこんにちは、本田圭佑です。
Ksk Groupという会社のオーナーとNowDoという会社のCEOをやってます。

今日はそのNowDoについての僕の想いを書かせて頂きます。想いに共感して、共に想いを実現したいという仲間を見つけることが目的です。

ただいつもはNHKのプロフェッシ

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それでも私がツイッターで発信をする理由

それでも私がツイッターで発信をする理由

栃木SCに入社して間もなく一週間になる。入社してすぐにホームゲームの準備、本番、それからJリーグの方々と一緒に岡山の視察と、休む間もなく私のゴールデンウィークが終わりを告げようとしている。

この業界に入ってたった一週間だが、いくつか気づいたことがある。そのうちの1つが「本当にこの業界の人はSNSやってないんだな」ということだ。

もちろん友人とのやりとりなどに個人的には使っているとは思うのだけど

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【提案】ミズノには「イチロー」を世界が共有できるブランドにしてほしい。

【提案】ミズノには「イチロー」を世界が共有できるブランドにしてほしい。

イチローが引退した。平成を代表するヒーローである彼の引き際は、熱くこみ上げるものがある。

いつも勇気をもらっていた。イチローが小学生の頃、フォークを投げられるようになるために毎日ボールを指で挟んで持ちつづけたエピソードに励まされたり、母親が読んでいた通販生活でイチローのサイン入りバッドが限定販売しているのを知り、人生初のアルバイトをして買って、部屋の一番いいところに飾ったり。とにかく色んな形で彼

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【Bリーグ】スモールマーケットの戦い方

【Bリーグ】スモールマーケットの戦い方

今回のキーワードは、『田舎には田舎の戦い方がある』です。
NBAでもBリーグでも関係なく、スモールマーケットはスモールマーケットとしてのやり方があるなと改めて肌で感じたので、感覚が鈍らないうちにレポート&備忘録としてnoteに残しておこうと思います。

1.『みんなで作る』 小豆島アローズというプロジェクトBリーグは年間60試合(うちホームゲーム30試合)をレギュラーシーズンとして各チーム戦ってい

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スポーツをつかう(Utilize)という視点

スポーツをつかう(Utilize)という視点

「する」「みる」「ささえる」。スポーツに関わる人間であれば一度は耳にしたことがある、スポーツ産業を取り巻く要素を表すフレーズ。今回のnoteは、ここにスポーツを「つかう」という視点をテーマに記したいと思います。

上記画像で示したシステムは、Sports ecoSystem Enabler Framework(以下、SSEF)というものです。これは、KEIO SDM SPORTS X Leader

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【2018年】企業によるスポーツ・スポンサーシップ活用事例&関連記事44選〜アクティベーション&アンブッシュベスト3もご紹介〜

【2018年】企業によるスポーツ・スポンサーシップ活用事例&関連記事44選〜アクティベーション&アンブッシュベスト3もご紹介〜

*2019年バージョンはこちら!2018年、私は44本のスポーツビジネスやスポンサーシップに関連する記事を書きました。

特に企業によるスポンサーシップの活用に関しては、海外と比べると、日本ではまだまだ発展の余地があると考えています。そのため、海外の優れた活用事例をこれまで数多く紹介してきました。

企業認知の獲得、ブランディング、セールスUP、市場開拓、CSR/CSV、ビジネス人脈形成、インナー

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