上野 剛史

ヨガ・整体指導者|画家|重度アトピー克服についても沢山書いております

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    Dragon

    ・2024.1.5 ・Ballpoint pen on paper ・297 × 210 mm (A4) ・30,000yen (framed + 5,000yen)
    30,000円
    Tsuyoshi Ueno
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    What he sees

    彼が見ているもの ・2023.12.27 ・Ballpointpen on paper ・297 × 210 mm (A4) ・framed + 5000yen
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    Tsuyoshi Ueno
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    Nature inside me

    自分の中にある自然 ・2023.12.25 ・Ballpointpen on paper ・297 × 210 mm (A4) ・30000yen (framed + 5000yen)
    30,000円
    Tsuyoshi Ueno

記事一覧

風邪を"引く"とは

先日、久しぶりに風邪を引きました。 昨年末からの思い当たる要因はいくつかあり、今回はそれらが全て重なった結果だと感じでおります。 整体では、風邪は体の調整やデト…

上野 剛史
6か月前
4

ナマステ、インド滞在記(2012)

この滞在記は、今から10年前(31歳になる年)、2012年3月11日に東京都世田谷区で営んでいたバーを閉店し、その後インドへ約二ヶ月間一人旅をした時の記録です。 文章は当時の…

上野 剛史
1年前
6

祝、還暦

今日、母が還暦を迎えた。 今から10年前、50歳の時には長い長い日記を書いた。 2012年、この年は僕たち家族にとってとても大きな一年になった。 年明けに親父が53歳で亡く…

上野 剛史
2年前
4

七夕の願い事

今日は学校で短冊に願い事を書きました。 薄い黄色の折り紙を選んで、穴を開けて紐を通して、大きな笹にかけました。 私はみんなに願い事を見られるのが恥ずかしかったので…

上野 剛史
2年前
3

年齢はただの数字

津川雅彦さんがゲストの回の、古畑任三郎の言葉が今でも大好き。 「例え、例えですね、明日死ぬとしても、やり直しちゃいけないって誰が決めたんですか?…誰が決めたんで…

上野 剛史
2年前
2

純度の高さを取り戻す

自分自身はもちろん、世の中的にも今までとは別の風向きになってきている実感がある。 それは、3.11やコロナ渦のような大きなショックはもちろんのこと、それらの直接的な…

上野 剛史
2年前
4

行雲流水とその過程

僕は長い間、何かを足して生きてきましたので、かれこれ11年くらい前からは、出来るだけ何かを引いて生きています。 もちろん、極端はよくありませんので、自分のリズムや…

上野 剛史
2年前
3

指先による無限のフリックよりも、自らの足による有限のフットワークの方が、遥かに強く、そして遥かに信頼出来る

あけましておめでとうございます。 いきなりですが。 デジタルの恩恵を受けつつも、 やはり心や体は常にアナログでありたいと思っています。 僕は、指先による無限のフ…

上野 剛史
2年前
2

キモチのカタチ

形よりも気持ちにこだわりたい。 昔からずっとそう思っている。 見た目の華やかさや、 数値化された物事や、 大衆や他者の評価や、 例えそれが伝統的なものであったとし…

上野 剛史
2年前
2

有無を作る

重度のアトピー症状で、 心身が本当にボロボロだった状態から、 よく(よく!)ここまでの状態になったなと、 我が事ながら強く思い、 ふとした時にとても感慨深くなったりす…

上野 剛史
2年前
4

共時性を纏う

散っていく紅葉の葉に、 もう少しだけ待ってくれとは言いません。 桜の木は、 春以外にもその場で堂々と呼吸をしています。 僕たちも、 日々色々ありますが、 日々色々あ…

上野 剛史
2年前
3

軽やかな弾力を持って

生きていく上で必要なものって実はそんなに多くはなくて、というかむしろ驚く程少ないと思っているのだけれど、僕たちはどうやったってこの相対世界で生きているわけで、そ…

上野 剛史
2年前
2

四十路を迎えて

昨年、僕はこう書いていました。 『僕の30代はある部分では全くパッとせず、希望と絶望を行ったり来たり彷徨ったりする日々でしたが、39歳の今、このラスト1年で30代の全…

上野 剛史
3年前
3

娘の興味

先日の朝、娘の母親から 「娘が箏を欲しがっているから買うんだけど、協力してくれる?」 との連絡があった。 僕は、筆なんて100均でも売っているくらいなのに、一体ど…

上野 剛史
3年前
1

ウミダス春

体の内外、心の内外、世の中の内外。 あらゆる場所で、春のデトックスが行われている。 生み出す前の、膿み出し作業。 いや、全ては同時進行。 思考以前の、更には感覚…

上野 剛史
3年前
3

爆笑の色

「友達に、パパの好きな色ピンクなんだよ、って言ったら爆笑してたよ」 と、小一の娘に言われました。 なので、 「小さい頃からピンクが好きだったみたいだよ、って今度…

上野 剛史
3年前
3
風邪を"引く"とは

風邪を"引く"とは

先日、久しぶりに風邪を引きました。

昨年末からの思い当たる要因はいくつかあり、今回はそれらが全て重なった結果だと感じでおります。

整体では、風邪は体の調整やデトックスと捉え、治すものではなく、経過させるものと考えます。

日頃から薬を使わずに、自然治癒力で上手く経過させると、その後は本当にさっぱりとした体や心になっています。

リセット、もしくはバージョンアップしたりします。

因みに僕は、今

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ナマステ、インド滞在記(2012)

ナマステ、インド滞在記(2012)

この滞在記は、今から10年前(31歳になる年)、2012年3月11日に東京都世田谷区で営んでいたバーを閉店し、その後インドへ約二ヶ月間一人旅をした時の記録です。
文章は当時のままで、写真は700枚以上ある中から各章1枚(!?)に絞っています。

僕がインドで感じた何かが、皆さまの大切な記憶や身心に、ふわりと触れるきっかけになりましたら幸いです。

1 インドビザ2012年4月13日

今日の夕方に

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祝、還暦

祝、還暦

今日、母が還暦を迎えた。

今から10年前、50歳の時には長い長い日記を書いた。
2012年、この年は僕たち家族にとってとても大きな一年になった。
年明けに親父が53歳で亡くなり、僕は店と自宅と持ち物を手放し旅に出て、母と弟は長く暮らした実家を離れ、三人がそれぞれ新しい人生を始めることになった。

そして母は、人生で初めて一人暮らしを始めた。

この10年間は一体どんな時間だったのだろう。
年齢を

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七夕の願い事

七夕の願い事

今日は学校で短冊に願い事を書きました。
薄い黄色の折り紙を選んで、穴を開けて紐を通して、大きな笹にかけました。
私はみんなに願い事を見られるのが恥ずかしかったので、いつもより少し小さい字で書きました。

男子は笹の上の方ばかりに引っ掛けていたので、私は真ん中より少し下の、出来るだけ奥の方にかけました。
友達に「そんな奥にかけたら見つけてもらえないよ!願い事叶わなくなっちゃうよ!」と言われました。

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年齢はただの数字

年齢はただの数字

津川雅彦さんがゲストの回の、古畑任三郎の言葉が今でも大好き。

「例え、例えですね、明日死ぬとしても、やり直しちゃいけないって誰が決めたんですか?…誰が決めたんですか?…まだまだこれからです」

人生や運命は、ある意味では決まっているのかもしれないけれど、それでも僕は、可能性や奇跡を信じたり楽しみながら生きていきたい。

全ては自分の捉え方や活用の仕方次第。

つまり、在り方次第。

死ぬ瞬間まで

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純度の高さを取り戻す

純度の高さを取り戻す

自分自身はもちろん、世の中的にも今までとは別の風向きになってきている実感がある。
それは、3.11やコロナ渦のような大きなショックはもちろんのこと、それらの直接的な影響の有無に関わらず、時代や世の中や僕たちの意識や無意識は、もうひとつ別の方向に向かおうとしているような気がしている。

今40歳の僕は、少し前から人生の折り返し地点を過ぎたことを実感している。
それは、人生や寿命をちょうど半分で区切る

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行雲流水とその過程

行雲流水とその過程

僕は長い間、何かを足して生きてきましたので、かれこれ11年くらい前からは、出来るだけ何かを引いて生きています。

もちろん、極端はよくありませんので、自分のリズムやペースに合わせて、なるべく心地良いグラデーションで進めています。

6年前に幼児期からのアトピーが大爆発してしまい、どうしたらいいのか分からずに自己流で脱ステロイドをした結果、見るも無惨な姿や精神状態になってしまいました。

やはり何事

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指先による無限のフリックよりも、自らの足による有限のフットワークの方が、遥かに強く、そして遥かに信頼出来る

指先による無限のフリックよりも、自らの足による有限のフットワークの方が、遥かに強く、そして遥かに信頼出来る

あけましておめでとうございます。

いきなりですが。

デジタルの恩恵を受けつつも、
やはり心や体は常にアナログでありたいと思っています。

僕は、指先による無限のフリックよりも、
自らの足による有限のフットワークの方が、
遥かに強く、そして遥かに信頼出来ると思っています。

もちろん、全てに於いてそうだとは思いませんし、
指先から始まる強い信頼関係というものも沢山あります。

しかし、僕たちはや

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キモチのカタチ

キモチのカタチ

形よりも気持ちにこだわりたい。

昔からずっとそう思っている。

見た目の華やかさや、
数値化された物事や、
大衆や他者の評価や、
例えそれが伝統的なものであったとしても、
例えそれが科学的なものであったとしても、
本当に大切なものは、
造形や形式や数字ではなく、
伝統や文化や科学でさえないと思っている。

そして、
こういった言葉さえも、
決して完全なものではないと思っている。

形や言葉以前の

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有無を作る

有無を作る

重度のアトピー症状で、
心身が本当にボロボロだった状態から、
よく(よく!)ここまでの状態になったなと、
我が事ながら強く思い、
ふとした時にとても感慨深くなったりする。

絶望の最中にいる時には、
明るい未来を想像することなど全く出来ないけれど、
僕たちの思考や想像力とは別のところで、
体や心や命は、
淡々と粛々と、
そしてごくごく自然に、当たり前のように、
本来のあるべき姿、元の状態へと戻って

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共時性を纏う

共時性を纏う

散っていく紅葉の葉に、
もう少しだけ待ってくれとは言いません。

桜の木は、
春以外にもその場で堂々と呼吸をしています。

僕たちも、
日々色々ありますが、
日々色々あるからこそ、
彩り豊かな僕たちであったりします。

世界は中々思うようには変わりませんが、
世界の見方や捉え方を思うように変えることなら出来ます。

そういうことを意識したりしなかったりしながら、
それでも辛抱強く、そして楽しみなが

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軽やかな弾力を持って

軽やかな弾力を持って

生きていく上で必要なものって実はそんなに多くはなくて、というかむしろ驚く程少ないと思っているのだけれど、僕たちはどうやったってこの相対世界で生きているわけで、それはつまり死ぬまでの彩りであり、命を育む為の豊かさの実感でもあるから、ならば生を全うするその日まで、とにかく身軽に自由に愉快に生きていきたいと思っている。

無いものではなく有るものに目を向けて、出来ないことではなく出来ることに目を向けて、

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四十路を迎えて

四十路を迎えて

昨年、僕はこう書いていました。

『僕の30代はある部分では全くパッとせず、希望と絶望を行ったり来たり彷徨ったりする日々でしたが、39歳の今、このラスト1年で30代の全てをチャラにしようと思っています。(とは言え、パッとするとかチャラというのも、個人が勝手に定義付けた観念ですね)』

そしてその一年が過ぎ、40歳になった今の僕はこう感じています。

『寝て起きれば全てチャラになる』
『息を吸って吐

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娘の興味

娘の興味

先日の朝、娘の母親から

「娘が箏を欲しがっているから買うんだけど、協力してくれる?」

との連絡があった。

僕は、筆なんて100均でも売っているくらいなのに、一体どんな高い筆なんだろうかと思ったのだけれど、"箏"という字がどうも引っかかっていたので、もしかしたら箏というのは"筆"の難しい漢字ではないのかもしれないと思い、早速Googleで調べてみたところ、なんと箏とは"琴"のことだということが

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ウミダス春

ウミダス春

体の内外、心の内外、世の中の内外。

あらゆる場所で、春のデトックスが行われている。

生み出す前の、膿み出し作業。

いや、全ては同時進行。

思考以前の、更には感覚以前の、その名も無き何かを大切にしながら、自然に軽やかに過ごしていきたい。

爆笑の色

爆笑の色

「友達に、パパの好きな色ピンクなんだよ、って言ったら爆笑してたよ」

と、小一の娘に言われました。

なので、

「小さい頃からピンクが好きだったみたいだよ、って今度言っておいて」

と言いました。

そうしたら、何故か娘も爆笑していました。

日々色々ありますが、

小さい頃からピンクが好きで良かったです。

『Always prepare for laughter』

常に爆笑の準備を

(制

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