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現役講師が介護業界を変える!誰も知らないプロの介護リフォーム

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“命を守る”工事。これこそが福祉介護リフォームです。
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#ブログ

生活保護✖︎インターホン

生活保護✖︎インターホン

生活保護を受けることが出来れば、様々はことが、「扶助」という名目で税金が使われます。

まず、「扶助」にはどのような種類があるのかというと、

【保護の種類】生活保護には、次の8種類があります。

①生活扶助 衣食、光熱水費など日常の暮らしに必要な費用
②住宅扶助 家賃、地代などの住宅に必要な費用
③教育扶助 学用品費など義務教育に必要な費用
④医療扶助 病気やけがの治療に必要な費用
⑤介護扶助 

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住宅改修に強い福祉用具専門相談員はレア

住宅改修に強い福祉用具専門相談員はレア

住宅改修は、どうしても苦手。

って、福祉用具専門相談員は多いのではないでしょうか?!

何故かと考えると、やはり、業種が違うからではないでしょうか?

福祉用具や購入だけであれば、カタログがあるし、説明書もある、そして、“そのモノ”があるため、覚えやすいですし、福祉用具貸与事業所からすると、やはり、レンタルを主に考えているため、勉強会などに力を入れる。

外に目を向けても、展示会や新商品発表会と

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優しいとは✖︎介護

優しいとは✖︎介護

最近良く利用者さんに言われる。

「あなたは本当に優しいねー」

と。

自分で言うのも何なんですが、この「優しい」と言われている言葉が本当かどうか、いや、本当に信頼をされている「言葉」かどうか、で言うと、かなり信頼を頂いている言葉の重みというか、言い方というか、だと思っています。

「介護の人=優しい」

というよりも、イチ専門職として接して、信頼を得て、頂ける言葉。

専門職は、やはり「傾聴」

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分かりにくい説明✖︎それでも利用者は「うん」と言う

分かりにくい説明✖︎それでも利用者は「うん」と言う

ケアマネさん:「住宅改修とは別に、住宅改造があって、ご夫婦の所得とかでお金が出るんですけど、時間もかかるし、今回は、ストマーのこともあるから今回は改造を使わなくて良いと思うんです。」

利用者さん:「う…うん。まぁ、今回はストマーのことが先決やから早くに出来る方で良いですよ」

この会話、成り立っているようで成り立っていない。

誰が、「改修」と「改造」の違いが分かるのか?

利用者の冒頭の「う…

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新人が入って

今年度、私の下に新人が配属された。

初々しさがあり、これまで一人で福祉介護リフォームを担ってきた身としては嬉しく思います。

まだまだ笑顔が硬くぎこちないですが、これからどうなるものか。

さて、この新人に福祉介護リフォームの事を伝えていくのですが、この職種はこの言葉通り、「福祉介護」と「リフォーム」の二つが交わる。

介護の知識も必要だし、建築の知識も必要。

一つの業界を覚えるのも大変なのに

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高いか安いか✖兵庫県の制度✖結局50万円損させているのでは?

高いか安いか✖兵庫県の制度✖結局50万円損させているのでは?

来年度から、兵庫県の住宅改造制度が変わる。

兵庫県は、住宅改修を行う際、介護保険の20万円とは別に、助成金が出てくれる。

これには、生計中心者の所得額が見られ、所得600万円、給与所得800万円以上だとこの制度は使えないが、それ未満であれば、その所得金額により、助成金が出てくれる。

他の県にもあるのかは、不明ですが、愛媛にはない…。

そう考えると、兵庫県は恵まれているでしょうね。

その制

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美味い!安い!早い!✖️ケアマネ批判✖︎読みたい方だけどうぞ

美味い!安い!早い!✖️ケアマネ批判✖︎読みたい方だけどうぞ

読みたくない方は、読まないでください。

特にケアマネジャーさんは。



福祉用具専門相談員をしていますと、往々にして、「対ケアマネ」という思考を持ちます。

昔から、ケアマネジャーから無くならない目線として、

「安いか高いか」

「早いか遅いか」

の二者択一の目線での業者選定が行われ、福祉用具専門相談員の専門性が見過ごされてきました。

そもそも、介護保険制度の最大の“闇”は、ケアマネジ

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高い目線✖︎(強い言葉≠キツイ言葉)

高い目線✖︎(強い言葉≠キツイ言葉)

高い目線。

“見下す”とは違う。

専門職としての“高い目線”。

今日は、高い目線を持っている福祉用具専門相談員の説明力を書きます。

例として、車いす。

皆さんは車いす納品時、どんな風に説明していますか?

時間がある時と、余り無い時で、説明は変わると思いますが、

間違わないようにしないといけないことは、

「時間が無い=説明をしなくていい」

という事ではないです。

私が考えるに、先

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部材発注時期✖️利用者のため

部材発注時期✖️利用者のため

住宅改修の最近の傾向として、事前申請を提出したと同時に部材を発注し、その時点で工事日も設定する。

果たして、これが正解?

これまでの経験で書かせてもらうと、事前申請後、決定通知書が届いてから、発注手配、職人手配となるのが“一般的”だと感じる。

理由としては、万が一工事日を設定していても、もしかしたら書類の不備や予期せぬ事由により、決定通知がその工事日に間に合わない可能性があり、もしそうなった

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利用者の出来ることを奪わないで✖️その前に必要な絶対条件

利用者の出来ることを奪わないで✖️その前に必要な絶対条件

右大腿骨骨折で、現在入院中の女性利用者さん。

今日は、現在入院中のリハHPから一時帰宅して、息子さん、PT、ケアマネさんと同行し、家屋の評価を行いました。

院内は、杖歩行レベル。

しかし、足の拳上がスムーズにはいかず、つまずきによる転倒の危険性がある。

一部屋毎に、どんな危険があるかをみんなで意見を出し合い決定していく。

浴室は、昔のUBで、以前に浴槽のパックイン工事を行ったとのこと。

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民間資格✖️国家資格

民間資格✖️国家資格

今、新たな資格がどんどん出来ています。

それも、国家資格ではなく、民間資格。

例えば今、どんな資格があるのでしょうか。

•介護予防運動指導員

•サービス介助士(ケアフィッター)

•レクリエーション介護士

•介護食アドバイザー

•認知症介助士

などなど。

沢山資格が出てきていることは、悪いことではないとは思いますが、あまりに数が増えることもいささか疑問に感じます。

介護への門徒を

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