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高い目線✖︎(強い言葉≠キツイ言葉)

高い目線。

“見下す”とは違う。


専門職としての“高い目線”。


今日は、高い目線を持っている福祉用具専門相談員の説明力を書きます。

例として、車いす。

皆さんは車いす納品時、どんな風に説明していますか?

時間がある時と、余り無い時で、説明は変わると思いますが、

間違わないようにしないといけないことは、

「時間が無い=説明をしなくていい」

という事ではないです。

私が考えるに、先ずは、時間制限がない場合の説明がどれ位出来るのか、です。

ここで一番してはならないことは、

「時間があろうが、無かろうが、同じ説明をしている」


というのは、最悪です。

私の場合で説明すると、車いす(付属品は除く)の説明を時間制限無く話せるならば、多分30分や一時間は普通に話せると思います。

内容は、使い方から始まり、機能説明、そして、それに付帯する話、座位姿勢、介助方法、住環境内での使用状況確認などなど。

それに、付属品が絡めばもっと時間は必要です。

今までも説明の重要性はお伝えしてきましたが、ここまでの説明が出来る福祉用具専門相談員ならば、


「時間に制限がある場合、その利用者や介助者が使用する状況を即座に勘案し、絶対に伝えないといけない事項を整理して端的に言える」


これが、出来るかどうかで、これからのヒヤリハットやアクシデントの軽減に繋がるかどうかが決まります。

利用者によっては、確かに一回や二回伝えただけでは忘れる場合も多々あります。

しかし、「時間がない!」という理由だけで説明を省いてしまうと、もしかしたら、間違った使い方をして事故を起こしてしまうかも知れません。


じゃあ、「どうすれば…」と、思うかも知れませんが、^^;

私の伝え方を書きます。(ただ、100%とは言いません)



①「大事な箇所や事項は最低四回は伝える」

  大事なところ、自分が見て「この人にはココは言っておかないと!」

と、いう点は、十回でも二十回でも伝えれば良いのかもしれませんが、言える回数のMaxは、四回かな、と思います。


それでも、人によっては、

「え?!四回も?」って思う人もいるかもしれませんが、これが“ミソ”なんですよ。

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