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生活保護を受けることが出来れば、様々はことが、「扶助」という名目で税金が使われます。

まず、「扶助」にはどのような種類があるのかというと、

【保護の種類】

生活保護には、次の8種類があります。

①生活扶助 衣食、光熱水費など日常の暮らしに必要な費用
②住宅扶助 家賃、地代などの住宅に必要な費用
③教育扶助 学用品費など義務教育に必要な費用
④医療扶助 病気やけがの治療に必要な費用
⑤介護扶助 介護サービスを受けるために必要な費用
⑥出産扶助 出産をするために必要な費用
⑦生業扶助 技術を身につけたり、仕事に就くために必要な費用
⑧葬祭扶助 葬祭のために必要な費用

があります。 

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今回、介護認定をお持ちで、プラス生活保護を受けている利用者さんから依頼がありました。

それは、新設での外部の手すり取り付けと、壊れたインターホンを何か制度で直せないか、ということです。

まず、当然のことですが、介護保険制度で認められるのは外部手すりのみで、壊れたインターホンは全く項目に当てはまらないために、介護保険では無理です。

あと考えられるのが扶助の項目に何か当てはまるのか!?という点ですが、どうだろう。

可能性としては、「①の生活扶助」か「②の住宅扶助」辺りかな?と思います。

例えば、エアコンの購入や取り付けに関しては、法律で、最大五万円の補助が出ます。(条件があります。)

生活保護の前提として、

「健康的で文化的な最低限度の生活」を送ることが前提にあるため、ここ近年の温暖化による熱中症や脱水症状を防ぐために、国も条件付ではありますが、補助しましょうという動きになりました。


しかし、今回の「インターホン」に関しては、別にインターホンが壊れていても、全く健康的な影響がないために、先述した「健康的で文化的な最低限度の生活」には当てはまらないために、生活保護の扶助ではみれない、というのが、答えです。


まぁ、確かに、不便ではあるけれど、インターホンの有無が健康には関係ないですもんね。


良い勉強になりました。

日々、勉強です。


by inochi

「関西発!inochiの即使える福祉用具・住宅改修目線!」
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【inochi プロフィール】
〇執筆実績
日総研出版
「訪問介護サービス」、「達人ケアマネ」にて、福祉用具・住宅改修の「村上式 福祉用具のQ&A」を2年半執筆連載。
〇講師実績
福祉用具専門相談員指定講習会主任講師

介護職員初任者研修

認知症サポーター養成講座(地域住民・NPO・企業・介護施設など)

〇施設向け研修
「明日から使える!福祉用具の使い方」

「知っているようで知らない福祉用具活用法」
「どこにも載っていない、手すりの取り付け方と考え方!」

など







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