今年度、私の下に新人が配属された。

初々しさがあり、これまで一人で福祉介護リフォームを担ってきた身としては嬉しく思います。

まだまだ笑顔が硬くぎこちないですが、これからどうなるものか。

さて、この新人に福祉介護リフォームの事を伝えていくのですが、この職種はこの言葉通り、「福祉介護」と「リフォーム」の二つが交わる。

介護の知識も必要だし、建築の知識も必要。

一つの業界を覚えるのも大変なのに二つも・・。


福祉介護リフォームの内、福祉介護の分野では、建築分野では出来ない箇所を福祉用具で補うことも多くあるため、福祉用具の知識が必須だと考えています。

貸与・購入の法的知識、商品知識、適応させる知識等々、覚えることも多い。

その知識プラス、建築の分野。


図面の書き方から、下地の状況確認、手すりなどのフィッティング力、建築基準法の知識等々あります。


経験は、実務を通して体感をしていかないといけないのでこれからどんどん良いも悪いも経験を積んでほしい。

しかし、「新人だからこそ」の面でいうと、やはり「笑顔」だったり「笑声」にまずは尽きるだろう。

利用者から「いつも笑顔で元気が良いね!」と言われれば、まずはOK。


やはり、介護業界は対人サービス業である以上、笑顔は必須項目でしょうね。


そのうえで、利用者や家族のお気持ちをきちんとアセスメントし、困りごとの解決に向けて、利用者と一緒に繋げていければいいと思っています。


よくメディアでも、高齢者は“弱者”といわれることも多々あるが、それが仮にそうであっても、なくても、“寄り添う”ことが非常に大事です。


寄り添えることで、寄り添った提案ができます。


寄り添った工事が出来れば、末永くその手すりは利用者の生活の質を向上させてくれる大事なモノとなるでしょう。

そんなことを一つ一つ伝えていけたらと思います。


by inochi

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