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美味い!安い!早い!✖️ケアマネ批判✖︎読みたい方だけどうぞ

読みたくない方は、読まないでください。

特にケアマネジャーさんは。



福祉用具専門相談員をしていますと、往々にして、「対ケアマネ」という思考を持ちます。

昔から、ケアマネジャーから無くならない目線として、

「安いか高いか」

「早いか遅いか」

の二者択一の目線での業者選定が行われ、福祉用具専門相談員の専門性が見過ごされてきました。


そもそも、介護保険制度の最大の“闇”は、ケアマネジャーの存在自体だと考えている。


私は、めちゃくちゃ吉野家の牛丼が好きでよく食べに行きます。

それこそ、「安いし、早いし、そして美味い」から。

しかし、この、「安い早い美味い」ということは誰が決めている?

他でもない、私なんですよね。

例えば、貸与の場合、

「あなたの所のレンタル価格は高いわよねー」

「あなたの所の自費ベッドは他に比べて高いわよねー」

「あなたの所の手すりの見積り高いわよねー」


もう、何百回、何千回と聞いてきました。

それは、ケアマネジャーのあなたが判断すること?違いますよね?

エンドユーザーである利用者や家族が決めるのです。

「認知症の人もいるじゃない?」

とか、言われるかもしれないが、そもそも、決めるのは利用者や家族なんです。

吉野家に行くのに、誰かの意見を聞きますか?

エンドユーザーに行く前の、ケアマネジャーで振るい落とされるこの実状は本当に可笑しい。

そのため、今の福祉用具専門相談員は、利用者に選ばれるために頑張るのではなく、ケアマネジャーに好かれるための業務を行う。

だからこそ、そうさせたケアマネジャーは要らない。

この、様々ある介護業界での職種の中で唯一「ケアマネ不要論」が出ていることがその事を表しています。

また、ケアマネジャーの仕事とは何か?

天狗になって、踏ん反り返ることか?!

ケアプランにしても、正直必要?

そういう法律になっているから、“今”は利用者にとっては必要だろう。

しかし、毎月同じ内容のケアプランは必要か?

日記か?記録か?って言うケアプランも多い。



今、九州でAIによるケアプラン作成実験が実施されていたが、これがどういうことか分かっているのでしょうか?

AIでも出来る仕事なんです。

「いや、人間味のあるケアプランは作れない!」

「利用者に寄り添った内容は無理よ!」

って言われそうだが、AIは、

“自ら学習するのです”。


AIで新しい記憶として、将棋の「電王戦」があります。

将棋の歴史というのは、諸説あるとは思いますが、古くは、古代インドの時代に遡ります。

将棋というのは、何百年の歴史があり、その間、承知の事実として、棋士の死闘が繰り広げられてきました。


その一手を打つために、何十手、何百手先を読み、何時間も何時間も考え、漸くその一手を打つ。

その一手で、棋士自身の生死を分ける、

その一手を打つ。

そんな、死闘を何百年と繰り広げてきた棋士を、ここ数年で作られたAIが勝つのです。

そう考えると、たかが開始20年の介護保険制度の中で培われたケアプラン何てAIで出来ない訳がない。(“今”はまだ無理かもしれないが)

それに制度に胡座をかいているケアマネ ジャーが作るケアプラン何て、何て事もないだろう。


自分の生死をかけるくらいのケアプランを作っていますか?

何時間も何時間もかけて、その利用者のためのそのケアプランに載せる一文を考えていますか?

そんなケアマネジャーがいるならば、是非とも会ってみたい。


天才ホーキング博士は言った。

「AIは、自ら意思を持つ」


どの業界にも言えることに、

「ミツバチの法則」

があります。

凄い働くミツバチが20%

普通のミツバチが60%

働かないミツバチが20%

で、凄く働くミツバチが一匹いなくなれば普通の枠から一匹繰り上がり、ダメな方から一匹が普通の枠に行く。そして、且つ、普通の枠から働かない枠へ一匹が行く。

これは、どの業界、会社でも言えることで、この介護業界でもそう。

と、いうことは、「出来るケアマネ」がいるならば、それは2割だけ。

後の人達は、普通とそうでもない人達である。

この、出来るケアマネとはどういう人達なのか。

これまで書いてきた二者択一の選択しか出来ないケアマネジャーは、往々にして、この20%には入っていない人達に多く見られます。

このケアマネジャー達は、薄っぺらい正義を振りかざし、あたかも「利用者のためだ!」と高々に声をあげているが、その福祉用具専門相談員の本質を見ない。

そして、「対人援助サービス」ということの意味を履き違えて、利用者にはヘコヘコし、営業に来るものには偉そうにする。

このようなケアマネジャーが本当に多い。

出来る福祉用具専門相談員は、悪いがケアマネジャーの機嫌を取る仕事はしない。

対人援助とは、利用者や家族に対してだけではなく、利用者を取り巻く様々な他職種の人達に対しても行われなければならない。

利用者に見せる笑顔が、対事業者には無かったり、声のトーンが違ったり、この差は何なのか。



ケアプラン有料化も、大賛成だ。

少なくとも、利用者に選ばれ、ふるいにかけられれば良い。

ソーシャルワークを有料にしたらアカン!と、ケアマネ協会が言っていたが、そもそもケアマネジャーの業務は、相談業務だけ?違う。

そこから発生するケアプランを、自宅に足を運び作るのでしょ?

その対価として、金額を受け取るのは当然であります。

選別されるのが怖い?


悪いが、福祉用具専門相談員の職種の人、それも、真剣にしている福祉用具専門相談員のケアマネに対する考えや見方は、どの職種よりも養われていますよ。

単に言わないだけ。


ケアマネジャーは、やはり不要。


不要論が出てることを、肝に命じ業務にあたらなければ、本当にケアマネ職は無くなる。


それに、ケアマネジャーに権限を与え過ぎた国もダメ。

それに胡座をかいているケアマネジャーは、もっとダメ。

必ず、現場に足を運び、その職種の人がどう利用者と接し、どう話をしているのか、その真意は?と、自分の杓子定規ではなく、もっと専門家としての目線で見てほしい。

今のケアマネジャーには、その“泥臭さ”がない。

いや、比率でいえば、長年介護業界に身を置いているケアマネジャーにありがちだ。 まだ、若いケアマネジャーの方が、その辺りはキチンとしているように見える。

たまたま、今日会った利用者家族から、

「ケアマネって偉いんやねぇ。特に包括のケアマネは。こっちが質問しても、「違う!違う!」と上から言われるし…。何なんやろね本当。」

「やから、inochiさん、ケアマネとは契約してないから、お願いやから今回の改修工事の事、ケアマネには黙っててくれん?」

って。


やはり、ケアマネジャーは、もう一度試験を受け直した方がいいかもしれない。

特に、「主任ケアマネ」というのはよく分からない。

研修だけを受けたらもらえるようなものは、何の足しにもなりません。

やるならば、もっと難しくしないと…。

中には、主任ケアマネジャーなのに、後輩ケアマネの指導も出来ない人達も多い。

キチンとした試験を設けないと、肩書きだけを持って中身がないケアマネが増える。



この介護業界は、待った無しだ。

だからか、国も焦っている。

認定介護福祉士や、この主任ケアマネジャーを作り、今の従事者のモチベーションや会社の評価に繋げようとする動き自体は間違いではないと思うが、やるならば、研修を受けるだけでもらえるような安易なやり方はどうかと思う。

今回、私が取った資格に、「既存住宅状況調査技術者」というものがあるが、これは、建築士の資格があることを前提に、試験がある。

そんなに建築士試験程の難しさはないため、大半はキチンと授業を聞いていれば受かる(中には不合格の人もいるが)ものではあるけれど、それでも“試験”がある。


やはりこの制度は、「私は主任ケアマネよ!」という中身の無い人が増えるだけだ。

反論は多々あると思います。

承知の上です。

しかし、この内容にあるような事を思っているケアマネジャー以外の職種の人達は正直沢山いるのも事実です。

ケアマネジャー更新講習でも言われているとは思うが、法律上、その“立場”にいる以上、その立場をわきまえないといけません。

「そんなの一握りでしょ?」

「私の周りにはそんな人いないよ」

って思うかもしれませんが、現実は大半の

ケアマネジャーがそうなのです。



しかし、こういうnoteや、SNSで真剣に発信されている方々は違うと思っています。



俺は絶対に日本一の福祉用具専門相談員になる。

そのために、知識も経験も資格も吸収していく。

そして、対人援助もそう。

利用者や家族に対してだけでなく、他職種の人達にも“キチンと”笑声や専門家として対応する。

威勢だけの“専門家”は要らない。

俺は、「今の時代において」実力のある専門家になる。


「自分が働ける間だけ何とかなれば良い」と思っている人は、必ず淘汰される。




それも、人間に、ではなく、AIに。





by inochi

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