見出し画像

成功者が高IQな理由はクリティカルシンキングに優れているから 高IQじゃなくてもできる

こんばんは、占いに課金した経営者のこうたです。

前回の『成功者の大半は高IQだが、成功の秘訣は誠実さと忍耐強さ』とは内容が大きく異なります。

前記事と本記事を合わせた内容が、成功者に共通する要素だと思ってください。


前提条件で共通しているのは、高IQに共通しているだけで、高IQじゃなくても実現可能だということ。





1.クリティカルシンキングとは

直訳すると、『批判的思考』です。

これは他者の意見に対する批判なのではなく、一般論に対して批判的な思考を持つということ。

つまり、固定観念にとらわれない思考をすることで、非凡な結論を導き出すということです。


人って先入観(思い込み)にとらわれてしまう生き物です。

そうではなく、様々な視点から物事を捉え、思考することで勘違いが防がれるのです。



日常的な例を挙げると、見間違いや記憶違いで時間や内容を間違えたことはありませんか?

何度も事前に手帳を見て確認したはずなのに、間違えて認識していた。

これは、一度目の確認でたまたま間違えて認識すると、以降何度見ても間違えた認識のまま脳が捉えてしまっているからです。

完全に記憶から抜けて思い出すために確認したなら別ですが、たいていは自分の記憶に間違いがないかを再確認するために何度も見るからですね。


他にも、LINEや電話で事前に伝えているのに、その内容をあたかも初めて確認するかのように質問をしてくる人。

これは必ずしも今回が当てはまるわけではありませんけど、「この内容ならこれを聞かなきゃ!」とパターン認識にとらわれてしまっているからです。

「もしかしたら前に教えてくれていたかも」、と思うことすらしないんですね。

ちなみに、「前に教えてくれていた記憶はあるけど忘れた」、というのはとらわれていないパターンです。



これ、厄介なのは、自覚が持ちにくいことです。

「前に言ったよ」と指摘することはあまりないですし、指摘したとしても本人は重く捉えません。

なんなら「聞いていない!」と、自分の聞いているわけがないという先入観から反発することすらあります。



私は相手がクリティカルシンキングに優れているかどうかを、この記憶力である程度判断することが多いです。





2.高IQとはパターン認識に優れていること

IQテストをやったことがある人の中には、気づいている人もいるのではないでしょうか。

あれってパターンがある程度決まっているので、実は何度も繰り返せば慣れて正解数が向上します。

就活のSPIテストも実は同じ(基礎知識は必要ですが)。


ある天才は、「IQテストはパターンを記憶してどれだけ早く答えるかの競技でしかない」と言っていました。

先ほどの先入観にとらわれないというのと反対のように思えますよね?

でも実は同じことを言っています。



パターン認識力とは、
『失敗した時に何が要因だったのかを分析して、同じ失敗を繰り返さないこと』。
『成功した時に何が要因で成功したのかを理解し、次に繋げること』。

要するに、失敗パターンと成功パターンを認識して利用できる思考力のことを指しています。



部下を育てたいのであれば、フィードバックをしっかりと行うことで、この思考力が鍛えられますね。


私はクリティカルシンキングよりも、パターン認識のほうが得意です。

というのも、パターン認識が優れているからこそ、クリティカルシンキングにも優れると言えます。

私はまだその域にまで達していないのでしょう。


IQは8割が遺伝で決まるので、私のように後天的なタイプは限界があります。

それでもパターン認識力とクリティカルシンキングはIQに依存しないと科学的に証明されているので、誰でも思考力を伸ばすことができます

ビルゲイツのようなお金持ちになることはできなくとも、一部上場企業の社長になるくらいは誰にでも可能性があるということですね。





3.IQだけでは意味がない

さて、起業家には高IQが多いと言いましたが、それは結果論です。

最初に説明したように、IQテストはパターンを把握すればある程度伸ばせるので、単純なパターンを記憶するだけでは本当の意味で思考力が伸びたと言えません。


パターン認識力とクリティカルシンキングが発達した結果、または発達しているから、IQが高いというのが成功者の共通点です。



実は成功する起業家の一つの共通点に、社会人歴が長いことが挙げられます。

これは何年もの成功や失敗の経験を蓄積し、自分の事業に活用させることができるからと言われています。

もはやIQなんて関係なく、どれだけ真面目に打ち込んでいるかとも言えてしまいますよね?


ちなみに転職して成功する人は、前職で蓄積された経験を活用できているからです。

環境がリセットされるので、強くてニューゲーム状態と言えます。





4.つまりは思考力

こちらの記事でも説明しています。

クリティカルシンキングもパターン認識力も鍛え方は同じです。

合理的な思考が求められるというわけですから。

固定観念にとらわれず、成功のパターンを導き出すこと。



固定観念にとらわれない思考を鍛えるには、他人をメインに置くとやりやすいですね。

つまり、客観視して分析するということです。

自分のことになるとどうやっても先入観にとらわれてしまいますから。


そして「なぜ?」を多角的な視点で追求していきます。

そうやって第三者目線で分析していると、自分の分析をする時も俯瞰して考えることができるようになります。

要するに慣れの問題なんです。



失敗や成功を蓄積し、多角的な視点で分析をして次に繋げる。

これが成功者の共通点です。

こう考えると、別に生まれ持っての天才じゃなくてもできそうな気がしませんか?


思考も筋肉と同じで、使えば使うほど発達します。

そしてこれも筋肉と同じで、部分部分を意識しないと、全体の思考力にまで及びません。




参考サイト


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?