朝(出社時)に余裕のある人は、高評価を与えられやすい 仕事にも安定感が生まれる
こんばんは、アドバイザーのこうたです。
以前こちらの記事で、初期の上司の評価は、最終的に適切な評価にはなり得なくなるというお話をしました。
就活でもビジネスでも、人は第一印象が全てと言われるだけあって、新卒や中途で入った人材も第一印象で今後の扱いが決まってしまいがちです。
ビジネスの場ならともかく、部下に対してそのような不平等は、本来あってはなりません。
しかし現実、印象で人の好みが感情として決まってしまうので、なかなか矯正できません。
今回は初回の印象をどうすれば良くなるのか、に焦点を当てて説明していきます。
1.朝は余裕を持った出社を
実はこれ、ものすごく重要です。
今回の主旨に沿っているのもそうですが、ビジネスマンとしてほぼ必須のスキルと言ってもいいかもしれません。
まず年配の方々は、ギリギリに出社をしてくる部下に良い顔をしません。
自身の過去と比べて、「昔は早くに出社して勉強や準備をしていたものだ」と認識しているからです。
確かに、業界によっては勉強が大変なこともあるでしょうし、その意識や行動が無駄だとは言いません。
そして私の経験上、朝に余裕を見せる部下には安定感があります。
しかし、朝ギリギリに出社する部下全員に問題があるかと言うと、別にそうではありません。
なので、「その軽率な判断はどうなのか?」と思うところはありますけど、朝に余裕があったほうが良いのは事実です。
2.朝に余裕を持った出社のメリット
では、少し視点を変えて考えてみましょう。
朝に余裕を持って起きた時のメリットです。
⑴家族がいる場合
奥さんやお子さんと一緒に、落ち着いた朝を過ごせます。
バタバタしていると険悪になりやすいですし、気持ち良く玄関の扉を越えられません。
朝家を出た時、「今日はなんだか良い日になりそうだな」と思ったことはありませんか?
私は朝がスムーズに進むと毎回思います。
この朝一番のプラス感情は大切です。
⑵遅刻を避けられる
社会人として、5分や10分程度の電車遅延で遅刻はありえません。
駅によっては、乗れずに次の電車を待たざるを得ないこともあるでしょう。
本社以外に寄る予定がある場合に道に迷ってもカバーできますし、急にお腹が痛くなっても対処できます。
⑶ルーティンを築ける
ルーティンの作成って本当に重要です。
「今から1日が始まるぞ!」と脳を強制的に起動させられるからです。
私は遅くとも40分前には到着し、パンやオニギリを食べます。
量はそんなにないので手早く済ませ、コーヒーとタバコを片手にのんびり過ごします。
他の人も徐々に出社するので、コミュニケーションをとることもできますし、トイレに行く余裕もありますからね。
朝に喫煙所へ上司が行くと必ず先に部下がいる事実って、なかなか良い印象になりますよ。
⑷周りの中で一番頭が冴えている
朝はやはり脳が眠っていて、社会に慣れていない人は脳の反応が鈍っていることが多いです。
この辺は個人差がありますけど、思い当たる人はメリットになりますね。
3.余裕のない人は評価が下がる
朝に限らず、一般的に余裕のない人は安心感や安定感を感じられません。
この手の人は、何か期限のある業務を任せても、ギリギリだったり遅れたりしがちです。
何か大きな仕事を任せようと上司が考えた時、やはり安定感や安心感のある部下に任せたくなります。
その安定感や安心感を簡単に、誰でも強く印象を与えられるのが、朝の余裕なのです。
実際、睡眠時間が5時間30分から5時間に減ったところで、体に大きな影響はありません。
別に、朝に余裕がない=仕事ができない、というわけではないものの、デメリットがないのにリターンが見込めるのならやらない手はありませんよ。
そして余裕を持って出社できる人は、クライアントや上司との待ち合わせにも余裕を持って行動できます。
つまり、癖づけです。
仕事ができる人って、どこか余裕を感じませんか?
単純にビジネスマンとして身について損のない癖なので、ぜひ30分早く起きて行動をしてみてください。
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