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・現在、公立小学校の教員 ・妻と長女、二女の四人家族 ・好きなもの:カレーライス、野球…

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・現在、公立小学校の教員 ・妻と長女、二女の四人家族 ・好きなもの:カレーライス、野球 ・専門分野:英語教育

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#1633 魚釣りをして、みんなでとった魚を味わう

この記事を書こうと思うきっかけとなったのは、以下の記事である。 これらの記事でも述べた通り、現在「オーセンティックな学習」か「自己学習」か『学び合い』のどれを志…

眼鏡先生
2か月前
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#1726 仕事を進める上で最優先すべきこと

仕事をうまく進めていく上で最優先すべきことは・・・ ずばり「睡眠」である。 どんなに仕事が大変でも、見たい映画があっても、読みたい本があっても、「睡眠時間」だけ…

眼鏡先生
2日前
15

#1725 いきなり話し合ってもいいの?

「アクティブラーニング」 「主体的・対話的で深い学び」 「協働的な学び」など、 教育界では「話し合い」の在り方がクローズアップされている。 今回は、「いきなり話し…

眼鏡先生
5日前
15

#1724 公私中庸

戦前の公教育は、「軍国主義」に偏り、「公」の力が横暴していた。 教育方法、教育内容は「戦争」の影響を色濃く受け、完全に「公」によりコントロールされてきた。 しか…

眼鏡先生
5日前
14

#1723 ハウツーよりも歴史・理論を学べ

ハウツーを学ぶ者の心理は、「目の前の問題を解消するため」「自分の利益を得るため」という動機に溢れている。 現に私は「英語教育」を専門にしているが、 「英語が好き…

眼鏡先生
5日前
8

#1722 学び続けることが自分の身を守ることになる

私は教師として、常日頃から学び続けている。 教室での教育実践のリフレクション。 大量の教育書の読書。 教育系の動画や音声メディアの視聴。 これらにより、日々学び…

眼鏡先生
7日前
16

#1721 悩みが教師を成長させる

学級担任をしていると、何らかのトラブル・問題が起きる。 やんちゃな子どもがいる。 困った子どもがいる。 教師は、常に「悩み」をもつことになる。 しかし、この「悩…

眼鏡先生
8日前
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#1720 這い回る主体的学習!?

最近、中堅教諭資質向上研修というものに参加した。 研修会の中で、学習指導について他校の先生方と交流する時間があった。 その中では、なんとも素晴らしい「今のご時世…

眼鏡先生
9日前
15

#1719 教師にとって「ゴール」は存在しない

教師にとって、仕事上の「ゴール」は存在しない。 なぜなら、どんな学級の担任になっても、どんな分掌の担当になっても、「問題が起きない」「実践が100%うまくいく」…

眼鏡先生
10日前
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#1718 だから小学2年で荒れるのだ

小学1年生は、夢と希望をもって学校に入学してくる。 「年長さん」という幼稚園では「何でもできる存在」として、学校に入学してくる。 そんな希望と能力のある1年生が…

眼鏡先生
10日前
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#1717 学級経営は「承認」が9割

学級経営は「承認」が9割だと感じる。 一人一人の子どもの存在を承認し、エネルギーを供給することができれば、学級が荒れることはないはずだ。 今回は、そんな「承認」…

眼鏡先生
11日前
13

#1716 「小学生」相手の指導のコツ

私たち小学校教師は、「小学生」という未熟な「子ども」を相手にしている。 中高生のような高次元の思考はできないし、教師が言葉だけの正論をぶつけても通じないのである…

眼鏡先生
11日前
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#1715 重要事項を「一枚図」にまとめる

重要事項は「一枚図」の形にまとめるとよい。 そうすれば、たくさんの要素を一枚の紙で一望することができる。 今回は、これまでの教育書から学んできた6つの「一枚図」…

眼鏡先生
12日前
16

#1714 机間指導の原理・原則

今回は、浦元康氏の『机間指導』からの学びを整理していく。 ・子どもを「みる」4ステップ ➀見る:全体を見渡す ②視る:事実を捉える ③観る:子どもの内面を読み取る …

眼鏡先生
13日前
14

#1713 帯指導で鍛えよう

低学年の子どもたちは、なにかとやんちゃである。 授業と休み時間の区別ができていない。 そのため、授業開始の号令がなかなか揃わず、タイムロスとなる。 また、それに…

眼鏡先生
13日前
7

#1712 つくづく実感「トップダウンとボトムアップ」

今回の記事は、以下に示す過去の記事と関連している。 今年度、教師人生で初めて2年生を担任し、つくづく時間していることがある。 それは、「『学び』にはトップダウン…

眼鏡先生
13日前
8
#1633 魚釣りをして、みんなでとった魚を味わう

#1633 魚釣りをして、みんなでとった魚を味わう

この記事を書こうと思うきっかけとなったのは、以下の記事である。

これらの記事でも述べた通り、現在「オーセンティックな学習」か「自己学習」か『学び合い』のどれを志向していけばよいのか迷走しているからである。

特に、「個別最適な学び」の系譜である「自己学習」と、「協働的な学び」の系譜である「オーセンティックな学習」のどちらを重視すればよいのか迷っている。

「自己学習」の重要性も、「オーセンティッ

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#1726 仕事を進める上で最優先すべきこと

#1726 仕事を進める上で最優先すべきこと

仕事をうまく進めていく上で最優先すべきことは・・・

ずばり「睡眠」である。

どんなに仕事が大変でも、見たい映画があっても、読みたい本があっても、「睡眠時間」だけは削ってはいけない。

睡眠時間が確保できないと、日中の仕事に対するパフォーマンスの質が低下する。

眠くて眠くて脳が回転しないのである。

それにより、パフォーマンス全体の質が低下するのだ。

よって、目の前に「起きていたい」「寝る前

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#1725 いきなり話し合ってもいいの?

#1725 いきなり話し合ってもいいの?

「アクティブラーニング」
「主体的・対話的で深い学び」
「協働的な学び」など、
教育界では「話し合い」の在り方がクローズアップされている。

今回は、「いきなり話し合いをすること」の是非ついて考えてみたい。

まず、「いきなり話し合いをすること」の危険性について。

子どもたちにある程度の「基礎・基本」が身に付いていない状態では、いくら話し合いをしても、中身が伴わず「空転」するだけとなる。

子ど

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#1724 公私中庸

#1724 公私中庸

戦前の公教育は、「軍国主義」に偏り、「公」の力が横暴していた。

教育方法、教育内容は「戦争」の影響を色濃く受け、完全に「公」によりコントロールされてきた。

しかし、戦後になると、その様相が一変する。

「民主主義」が打ち出され、徐々に「私」が優先されるようになった。

公教育は「サービス業」化し、教師としての権威は失われ、子ども・保護者の要望に応えることが常態化していく。

「子どもの個性」「

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#1723 ハウツーよりも歴史・理論を学べ

#1723 ハウツーよりも歴史・理論を学べ

ハウツーを学ぶ者の心理は、「目の前の問題を解消するため」「自分の利益を得るため」という動機に溢れている。

現に私は「英語教育」を専門にしているが、
「英語が好き」
「英語はかっこいい」
「英語を子どもにも教えたい」
「英語の教育法は他とは違うので知りたい」
という心理をもっている。

このように「指導法」「実践例」「ハウツー」に偏ってばかりいる人間は、ろくな教師にはならない。

教師という職業は

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#1722 学び続けることが自分の身を守ることになる

#1722 学び続けることが自分の身を守ることになる

私は教師として、常日頃から学び続けている。

教室での教育実践のリフレクション。

大量の教育書の読書。

教育系の動画や音声メディアの視聴。

これらにより、日々学び続けている。

おかげで、授業実践や学級経営のレパートリーが手元に豊富にある。

目の前の子どもたちの実態や問題状況に応じて、オーダーメイドの手法を選び、アプローチすることができる。

また、教師としての「哲学」「心がまえ」「マイン

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#1721 悩みが教師を成長させる

#1721 悩みが教師を成長させる

学級担任をしていると、何らかのトラブル・問題が起きる。

やんちゃな子どもがいる。

困った子どもがいる。

教師は、常に「悩み」をもつことになる。

しかし、この「悩み」こそが教師を成長させるのである。

「悩み」がなくなると、自分のやりたいことだけをやることになる。

教師が「王様」状態となる。

そして、慢心が充満し、これ以上「成長しよう」と思わなくなる。

だって、学ぶ必要がないのだから。

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#1720 這い回る主体的学習!?

#1720 這い回る主体的学習!?

最近、中堅教諭資質向上研修というものに参加した。

研修会の中で、学習指導について他校の先生方と交流する時間があった。

その中では、なんとも素晴らしい「今のご時世らしい実践」がたくさん聞かれた。

「問いづくりを大切にしています」
「探究のプロセスを踏むようにしています」
「子どもたちに単元づくりを委ねています」
「ICTをばんばん使っています」

このような話題に溢れていた。

うん、確かに「

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#1719 教師にとって「ゴール」は存在しない

#1719 教師にとって「ゴール」は存在しない

教師にとって、仕事上の「ゴール」は存在しない。

なぜなら、どんな学級の担任になっても、どんな分掌の担当になっても、「問題が起きない」「実践が100%うまくいく」などという年はないからである。

どんなに年を重ね、どんなに経験を重ね、どんなにベテラン教師になっても、学級で問題が起きない年はない。

授業実践が100%うまくいくなんていう年はない。

「百発百中」などという芸当は不可能なのである。

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#1718 だから小学2年で荒れるのだ

#1718 だから小学2年で荒れるのだ

小学1年生は、夢と希望をもって学校に入学してくる。

「年長さん」という幼稚園では「何でもできる存在」として、学校に入学してくる。

そんな希望と能力のある1年生が、1年後には悲惨な姿に変貌をとげる。

椅子に座ることができない。

隣の友達との私語をやめることができない。

友だちへのちょっかいをやめることができない。

「めんどい」「つらい」などのネガティブ発言を連発する。

このように、小学

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#1717 学級経営は「承認」が9割

#1717 学級経営は「承認」が9割

学級経営は「承認」が9割だと感じる。

一人一人の子どもの存在を承認し、エネルギーを供給することができれば、学級が荒れることはないはずだ。

今回は、そんな「承認」について詳しく書かれた書籍『「承認」が人を動かす』(鈴木義幸著)のポイントをまとめていく。

・承認(アクノレッジメント)=相手の存在を認める行為・言葉

・人はみな自分の存在を認められたいと願っている。

・承認は、相手が目的地まで動

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#1716 「小学生」相手の指導のコツ

#1716 「小学生」相手の指導のコツ

私たち小学校教師は、「小学生」という未熟な「子ども」を相手にしている。

中高生のような高次元の思考はできないし、教師が言葉だけの正論をぶつけても通じないのである。

そこで、必要になるのが「小学生に有効な指導のコツ」である。

いかに小学生である子どもたちを乗せ、その気にさせるかがポイントだ。

例として、以下のようなコツが考えられる。

・穴埋めをつくり、思考させる。
・ランキング形式で発表す

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#1715 重要事項を「一枚図」にまとめる

#1715 重要事項を「一枚図」にまとめる

重要事項は「一枚図」の形にまとめるとよい。

そうすれば、たくさんの要素を一枚の紙で一望することができる。

今回は、これまでの教育書から学んできた6つの「一枚図」を紹介していく。

まずは、「ホンモノの教師になるためのマンダラート」である。

高校時代の大谷翔平のエピソードから着想を得た。

次に、「教科教育版マンダラート」である。

次に、授業実践の要素をまとめた「マインドマップ」である。

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#1714 机間指導の原理・原則

#1714 机間指導の原理・原則

今回は、浦元康氏の『机間指導』からの学びを整理していく。

・子どもを「みる」4ステップ
➀見る:全体を見渡す
②視る:事実を捉える
③観る:子どもの内面を読み取る
④診る:フィードバックをする

・見るポイント:全体を見渡し、取り組めない子どもが1/3いたら
➀全体指導をする
②教師の近くに呼び、グループ指導をする

・視るポイント
➀表情
②手(鉛筆をもっているか)
③足(つま先)
④文字

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#1713 帯指導で鍛えよう

#1713 帯指導で鍛えよう

低学年の子どもたちは、なにかとやんちゃである。

授業と休み時間の区別ができていない。

そのため、授業開始の号令がなかなか揃わず、タイムロスとなる。

また、それに伴い、教師のイライラも増す。

そこで導入したいのが「帯指導」である。

これにより、休み時間と授業の切り替えを実現することができる。

号令をいちいちせずとも、シームレスに授業モードに切り替えることができる。

まずは、「号令を廃止

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#1712 つくづく実感「トップダウンとボトムアップ」

#1712 つくづく実感「トップダウンとボトムアップ」

今回の記事は、以下に示す過去の記事と関連している。

今年度、教師人生で初めて2年生を担任し、つくづく時間していることがある。

それは、「『学び』にはトップダウンとボトムアップがある」ということだ。

低学年を初めて担任しているので、学級経営でうまくいかないことが多い。

そこで、目の前の問題を解決すべく「教育書」「ハウツー」にすがることになる。

これは先哲・先輩から学ぶことになるので、「トッ

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