#1717 学級経営は「承認」が9割
学級経営は「承認」が9割だと感じる。
一人一人の子どもの存在を承認し、エネルギーを供給することができれば、学級が荒れることはないはずだ。
今回は、そんな「承認」について詳しく書かれた書籍『「承認」が人を動かす』(鈴木義幸著)のポイントをまとめていく。
・承認(アクノレッジメント)=相手の存在を認める行為・言葉
・人はみな自分の存在を認められたいと願っている。
・承認は、相手が目的地まで動き出すためのエネルギー供給となる。
・根性型指導:相手の意見を大切に扱わない
承認型指導:相手の思考を尊重し、促す
・相手が「一番聞きたい」ほめ言葉を見つける。
・任せられる部分を見極め、戦略的に任せる。
・相手の存在が自分に対してどんな影響を与えているかを「I」で伝える。
・「I」で紹介する。
・問いかけて意見を求めることも、相手を承認することになる。
・謝ることは「大切に思っている」というメッセージになる。
・判断を任せ、選択権を与えることも、相手を承認することになる。
・接待し、「重要感」を伝える。
・返事はすぐにレスポンスする。
・贈り物で承認を伝える。
・承認するために、よく観察し、相手を知る。
・一人一人に頻繁に声をかける。
・意思を込めて挨拶をする。
・別れ際の一言を大切にする。
・意思を込めて相づちを打つ。
・相手の言葉を繰り返すことも、相手を承認することになる。
・「なぜなのか」という理由を説明する。
・初対面のときは、期待と不安を互いに話す。
・年上には、相談や質問をする。
・上司には、報連相と賞賛をする。
・あまり会ったことのない人に対しては、リサーチと想像が重要である。
・文字言語でも承認できる。
・「異なる前提」は「間違った前提」ではない。排除せず違いを理解する。
・「ダブルバインド」に注意して承認する。
以上が、書籍からの学びである。
ぜひとも、子どもたち一人一人を承認し、「毎日通いたい」と思えるような学級経営をしていきたい。
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