眼鏡先生

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眼鏡先生

・現在、公立小学校の教員 ・妻と長女、二女の四人家族 ・好きなもの:カレーライス、野球 ・専門分野:英語教育

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#1633 魚釣りをして、みんなでとった魚を味わう

この記事を書こうと思うきっかけとなったのは、以下の記事である。 これらの記事でも述べた通り、現在「オーセンティックな学習」か「自己学習」か『学び合い』のどれを志向していけばよいのか迷走しているからである。 特に、「個別最適な学び」の系譜である「自己学習」と、「協働的な学び」の系譜である「オーセンティックな学習」のどちらを重視すればよいのか迷っている。 「自己学習」の重要性も、「オーセンティックな学習」の重要性もどちらも理解している。 だからこそ、自分の思考が「振り子」

    • #1720 這い回る主体的学習!?

      最近、中堅教諭資質向上研修というものに参加した。 研修会の中で、学習指導について他校の先生方と交流する時間があった。 その中では、なんとも素晴らしい「今のご時世らしい実践」がたくさん聞かれた。 「問いづくりを大切にしています」 「探究のプロセスを踏むようにしています」 「子どもたちに単元づくりを委ねています」 「ICTをばんばん使っています」 このような話題に溢れていた。 うん、確かに「今のご時世らしい実践」ばかりで「聞こえ」はよい。 しかし、課題点も挙げられた。

      • #1719 教師にとって「ゴール」は存在しない

        教師にとって、仕事上の「ゴール」は存在しない。 なぜなら、どんな学級の担任になっても、どんな分掌の担当になっても、「問題が起きない」「実践が100%うまくいく」などという年はないからである。 どんなに年を重ね、どんなに経験を重ね、どんなにベテラン教師になっても、学級で問題が起きない年はない。 授業実践が100%うまくいくなんていう年はない。 「百発百中」などという芸当は不可能なのである。 世界的に有名なイチロー選手でも、打率3割台がやっとなのである。 どんなに練習

        • #1718 だから小学2年で荒れるのだ

          小学1年生は、夢と希望をもって学校に入学してくる。 「年長さん」という幼稚園では「何でもできる存在」として、学校に入学してくる。 そんな希望と能力のある1年生が、1年後には悲惨な姿に変貌をとげる。 椅子に座ることができない。 隣の友達との私語をやめることができない。 友だちへのちょっかいをやめることができない。 「めんどい」「つらい」などのネガティブ発言を連発する。 このように、小学2年生で「荒れる」のである。 あんなに「夢と希望」があったのに・・・。 あん

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          #1717 学級経営は「承認」が9割

          学級経営は「承認」が9割だと感じる。 一人一人の子どもの存在を承認し、エネルギーを供給することができれば、学級が荒れることはないはずだ。 今回は、そんな「承認」について詳しく書かれた書籍『「承認」が人を動かす』(鈴木義幸著)のポイントをまとめていく。 ・承認(アクノレッジメント)=相手の存在を認める行為・言葉 ・人はみな自分の存在を認められたいと願っている。 ・承認は、相手が目的地まで動き出すためのエネルギー供給となる。 ・根性型指導:相手の意見を大切に扱わない

          #1717 学級経営は「承認」が9割

          #1716 「小学生」相手の指導のコツ

          私たち小学校教師は、「小学生」という未熟な「子ども」を相手にしている。 中高生のような高次元の思考はできないし、教師が言葉だけの正論をぶつけても通じないのである。 そこで、必要になるのが「小学生に有効な指導のコツ」である。 いかに小学生である子どもたちを乗せ、その気にさせるかがポイントだ。 例として、以下のようなコツが考えられる。 ・穴埋めをつくり、思考させる。 ・ランキング形式で発表する。 ・子ども同士で対決させる。 ・言葉を可視化する。 ・イラストを活用する。

          #1716 「小学生」相手の指導のコツ

          #1715 重要事項を「一枚図」にまとめる

          重要事項は「一枚図」の形にまとめるとよい。 そうすれば、たくさんの要素を一枚の紙で一望することができる。 今回は、これまでの教育書から学んできた6つの「一枚図」を紹介していく。 まずは、「ホンモノの教師になるためのマンダラート」である。 高校時代の大谷翔平のエピソードから着想を得た。 次に、「教科教育版マンダラート」である。 次に、授業実践の要素をまとめた「マインドマップ」である。 そして、「学級経営」「授業実践」「英語教育」それぞれのポイントをまとめた「一枚図

          #1715 重要事項を「一枚図」にまとめる

          #1714 机間指導の原理・原則

          今回は、浦元康氏の『机間指導』からの学びを整理していく。 ・子どもを「みる」4ステップ ➀見る:全体を見渡す ②視る:事実を捉える ③観る:子どもの内面を読み取る ④診る:フィードバックをする ・見るポイント:全体を見渡し、取り組めない子どもが1/3いたら ➀全体指導をする ②教師の近くに呼び、グループ指導をする ・視るポイント ➀表情 ②手(鉛筆をもっているか) ③足(つま先) ④文字 ・観るポイント ➀粘り強く取り組むことができるか(学びのエンジン) ②解決方法の

          #1714 机間指導の原理・原則

          #1713 帯指導で鍛えよう

          低学年の子どもたちは、なにかとやんちゃである。 授業と休み時間の区別ができていない。 そのため、授業開始の号令がなかなか揃わず、タイムロスとなる。 また、それに伴い、教師のイライラも増す。 そこで導入したいのが「帯指導」である。 これにより、休み時間と授業の切り替えを実現することができる。 号令をいちいちせずとも、シームレスに授業モードに切り替えることができる。 まずは、「号令を廃止すること」「廃止する意図」「帯指導で切り替えること」を子どもたちに明確に伝える。

          #1713 帯指導で鍛えよう

          #1712 つくづく実感「トップダウンとボトムアップ」

          今回の記事は、以下に示す過去の記事と関連している。 今年度、教師人生で初めて2年生を担任し、つくづく時間していることがある。 それは、「『学び』にはトップダウンとボトムアップがある」ということだ。 低学年を初めて担任しているので、学級経営でうまくいかないことが多い。 そこで、目の前の問題を解決すべく「教育書」「ハウツー」にすがることになる。 これは先哲・先輩から学ぶことになるので、「トップダウン型」である。 一方で、教育書から学ばなくても、日々の実践からなんとなく

          #1712 つくづく実感「トップダウンとボトムアップ」

          #1711 探究するための思考の技法【道徳科】

          今回は、坂本哲彦氏の『「探究する道徳科授業」のための思考の技法』からの学びを整理する。 1 思考の技法 【手段的技法】 1 比較 ① 共通点:「共通しているものは何?」 ② 相違点:「それぞれの~(価値)の違いは何?」 ③ 順序付け:「ランキングにしよう」 2 選択 ④ 納得:「どの意見・理由に納得する?」 ⑤ 善悪・当為:「~はよかった?」→「この後、どうしたらいい?」 ⑥ 好悪・得意:「どの考えが好き?」「どれが得意?」 3 抽象化 ⑦ 一般化:「これらのことか

          #1711 探究するための思考の技法【道徳科】

          #1710 「あった」のに、「なかった」ことになる

          ドライブをしていると、視界に入ったものがすぐに消えていくことが分かる。 視界に入った「もの」は確かに「もの」として存在しているし、確かに自分の視界の中に入っている。 つまり、「見よう」とすれば、しっかりと「見える」はずである。 しかし、意識して「見よう」としなければ、視界に入ったはずの「もの」がすぐに消えてなくなってしまう。 確かにそこに「あった」のに、「なかった」ことになってしまうのだ。 これを学級経営に当てはめてみる。 1日の学級での生活には、「ほめられるべき

          #1710 「あった」のに、「なかった」ことになる

          #1709 俯瞰的に生きる

          教師をしていると、なにかと「悩み」を抱えがちだ。 学級経営がうまくいかない。 子供との関係がうまくいかない。 授業が成り立たない。 保護者とうまく付き合えない。 しかしこのような「悩み」は、今現在、目の前の学級を相手にしているから生じるわけである。 これが、1年経てば、担任する学級が変わるのだ。 数年経てば、異動し、学校が変わるのだ。 目の前のある「悩み」など、なくなってしまう。 また、子供たちの担任も、1年後には変わっている。 数年経てば、学校を卒業して

          #1709 俯瞰的に生きる

          #1708 叱らないでお願いする

          学級開き間もない頃の年度初めは、なにかと学級の問題点に目が向く。 なので、子供たちの問題点や欠点を見つけると、教師がすぐに指導したくなる。 特に「すぐに不適切行動をやめさせる」必要がある場合は、叱責する必要があるだろう。 しかし、すぐにやめさせる必要がないとき、緊急事態でないときは、叱責までする必要はないだろう。 なぜなら、相手が未熟な「子供」であるからだ。 そのため、すぐには行動変容を期待できないのである。 それにもかかわらず、子供が怖がるような叱責をしてしまう

          #1708 叱らないでお願いする

          #1707 低学年にはイラストを使った指導を

          低学年の子どもたちに何らかのルールや価値観を指導するとき、音声言語や文字言語だけを使用してはいけない。 低学年の子どもは、「抽象的な思考」ができない。 そのため、教師が音声言語や文字言語だけで伝えても、その真意や意味を理解させることは困難なのである。 そこで必要になるのが「イラスト」である。 イラストは人間の脳に「イメージ」を与えてくれる。 低学年の子どもにも、容易にメッセージを伝えることができるのだ。 なので、低学年の子どもたちに何らかのルールや価値観を指導する

          #1707 低学年にはイラストを使った指導を

          #1706 仮説実験を繰り返す

          学級経営は「仮説を立てて実験すること」の繰り返しである。 まずは、目の前の子どもたちをアセスメントし、問題点を把握する。 そして、その問題点を解決すべき「仮説」を設定する。 仮説を決めたら、子どもたちに対し、繰り返しアプローチを図る。 つまり「実験」するのだ。 そして、良い結果がでれば、「この仮説は有効であった」と考察することができる。 逆に、うまくいかなければ、「この仮説は失敗である」と考察し、次の仮説を考える。 そして、次なるアプローチをし、実験する。 こ

          #1706 仮説実験を繰り返す