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#1845 行動分析学による子育て

今回は、奥田健次氏の『世界に1つだけの子育ての教科書』からの学びを整理する。


・自分の力で環境を変えられないことが続くと、学習性無力感になる。

・「ストレス」自体が悪なのではなく、それが対処不可能な状況の繰り返しが悪である。

・暴力、暴言に対しては、その場しのぎの解決(従属・取引)をしない。子どもの言った言葉にいちいちつき合わない。

・暴力、暴言に対しては、「タイムアウト法(隔離)」をする。
 ※「脅し」ではなく、「やりたければどうぞマインド」で。

・学習を促進する3原則
➀個人能力の原理
②個人ペースの原理
③個別から集団への原理
 ※「スモールステップの原理」を意識する。

・まごころ行動査定法
➀注目が得られる
②ものや活動が得られる
③逃避・回避できる
④感覚が得られる
 ※機能が複合している場合もある。

・行動バイパス道路計画図:別の許せる行動をつくる(代替行動)
 ※大人に都合のよい「適切な行動」はめったにできない。
 ※スモールステップの原理で代替行動を考える。

・約束とルールは「時間」と「距離」を意識する。

・道徳教育では学べない「よい子」になる方法
➀体験する、参加し続ける
②行動の結果に責任を伴わせる

・行動を強化するためにご褒美をあげるが、そのルールを言わないようにする。→いつのまにか、やることが当たり前になる。


以上が、書籍からの学びである。

これからの学級経営や子育てに生かしていきたい。

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