教育史

社会問題の学校教育化の問題

11月30日は慶應義塾大学で佐久間亜紀先生、藤本和久先生のプロジェクト、ラバリー教授の「アメリカの学校改革の歴史」の講演を聞きにうかがう。

アメリカという国はどんな人たちをどういうふうに育てようとしてきたのかなということが知りたかったのと、尊敬する佐久間亜紀先生、藤本和久先生がアメリカで学んでこられたことの一端に触れられるかなあと思って。

教育学は専門ではないし、勉強不足で、アメリカの教育のこ

もっとみる

dot言語で教育学者の関係性を可視化してみるーートライ2日目

こんにちは、ひつじめがねです。
前々回に引き続き、教育学者の関係性をひたすら可視化する作業を行っています。来週社内勉強会で発表する用の資料を作っているので、ひとまずそこまではその途中成果をまとめる作業を記事としてあげていこうと思います。

前回の記録はこちら

そして今回の最後の図がこれ。もうわけがわからない笑

これじゃあさすがにわからないので、まだつなげてない人は一旦コメントアウトしました。

もっとみる
スキありがとうございます!ぜひまた見に来てください!
1

学校が「今の社会」とつながっている今こそ、変化の時なのかも?:学校と「小さな経済圏」の親和性③

前回の記事では、「クリプトークンエコノミー」という未知の社会を生み出していくうえで、本来は「次の社会」を生み出す力を持っている「学校」や「教育」が果たすべき役割は大きいんじゃないかなということを、近代学校の成り立ちを交えながら考えてみました。

今回はここまでの話を発展させて、「学校」がなぜ本来持っているはずの役割を果たすことができないでいるのか、なぜ、「次の社会」を生み出す力を発揮できずにいるの

もっとみる
これからもよろしくお願いします!
8

学校は「次の社会」を生み出していく場所じゃないのかな?:学校と「小さな経済圏」の親和性②

前回の記事では、「教育×クリプトークンエコノミー」というテーマを考えていくにあたって、そもそも、教育とは何か?ということ、特に、教育をおこなう場所である学校とはいったいどういった場所なのか?ということについて、少し考えてみました。

ここでは、一般によく言われるような、学校とは「社会の変化に合わせて教育をおこなう場所」であるというイメージとは正反対の視点から、教育や学校の役割を捉える動きについて取

もっとみる
一緒に考えていきましょう!
3

そもそも公教育制度とは

現代に生きるぼくたちにとって、公教育制度というのは、いたって当たり前の制度であって、僕自身、教育学を学ぶまでは、深く考えたことすらありませんでした。

しかし、この教育制度は、16世紀以降、各国で起こる市民革命を経て、近代国家が成立する中でようやく生まれた制度になります。なぜこのタイミングで公教育制度が成立したのか?という点について、この記事で簡単にまとめたいと思います。

歴史から学ぶ公教育制度

もっとみる

「真の」あるいは「本来の」教育とは、「現実の」教育の意図において遡行されて見出される。--教育の学校化について[2]--『脱学校的人間』第二章

さらに柄谷は、「学校制度」によって「教育の歴史」さえもが捏造されているのだと指摘する。
「…かりにそれ以前の教育が歴史的に考察されるとしても、寺子屋や私塾のようなものを恣意的にとり出すだけである。あたかもそれらが拡大し一般化したのが「学制」であるかのように。…」(※1)
 もちろん、近代以前の寺子屋や私塾などでなされていた「教育」と、近代以降の「学校」によるそれとは、全く別のものである。少なくとも

もっとみる