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教育史から読み解く、教育を変えるために必要な2つの視点

1927年
スイスのロカルノで行われた
世界新教育学会による
第4回新教育国際会議


そこでイエナプラン教育
発表された。



第4回目ということは
それ以前もあったわけで


1921年(第一次世界大戦後)から始まった
新教育国際会議には
ユング・フロイト・モンテッソーリーなど
世界の著名な教育者や学者達が
参加してきた。



今でもこの学会は存在していて
昨年、100周年を迎えた。



当時、世界中で様々な新しい教育が
生まれていた。


教師中心の教育から
子ども中心の教育に
シフトしていこうとする教育改革は
その頃から始まっていたことになる。



そして教育改革の流れは
日本にもあった。
大正新教育運動だ。


しかし、教師中心で画一的な教育から
今なお脱却できていない教育現場をみる限り、
私たちは過去の教育改革に失敗した
考えられている。


教育という世界から出てみて、
改めて、”教育の世界”は狭いと気づいた。

その狭い世界だけでは
どうしても足りないものがある。


同じ失敗を繰り返さないために
軍国主義以外の失敗要因を考え、
100年経った今だからこそ
必要な視点があると思う。



世界にあるオルタナティブ教育も紹介しつつ
日本の大正時代に何が起こっていたのかを整理した。



そこから
これからの日本の教育改革に
必要な視点を2つ、提案する。


マニアックな知識が多いけど
いろんなことにつながる知識だと思う。
できるだけ簡単な言葉で書いた。




こんな人におすすめの記事です。

教育史を5分で学びたい人
◇昨今の教育の変化に興味のある人
教育を変えたいと思っている人
◇教育を変えることが難しいと感じている人
子ども中心の教育を実践したい人
オルタナティブ教育に関心のある人
◇大正新教育運動の失敗要因(軍国主義以外)を考えたい人



<ジョン・デューイ>


子ども中心の教育を語る上で
外せないのが
アメリカのジョン・デューイである。

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