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#131 「教育的正しさ」ほど脆いものはない

教育における「正しさ」ほど脆いものはない

これは私が大学に入学してすぐ、図書館の中で思ったことです。

私は

1945年8月12日〜8月16日の4日間の新聞を読んでいました

たった4日

たった4日で

戦争を讃え、鬼畜欧米と唱い、天皇陛下万歳

と叫んでいた国家の価値観が瓦解するのです

教育とはある意味では「思想」であり

思想は無意識的に私たちの中に入り込んでいき、私たちがそれらの思想に対して疑問を持つ力を奪っていきます

時代が移った現代でも、その本質は変わっていないでしょう

私たちが家庭や学校、文化や社会を通じて受ける教育には

得体のしれぬ「根拠のない正しさ」が存在し、それが私たちの自由を制限していきます

しかし

教育が思想であるならばそこに正しさがあること自体が間違いだと言えます

思想とは一人ひとりが違うものでり、そこに絶対性など存在しないのです

教育における正しさ

などは決して存在しないことを忘れてはいけないのです


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