西山和季

千葉県の公立と私立で教員をし、 教育系スタートアップ企業にてオンライン国際交流イベント…

西山和季

千葉県の公立と私立で教員をし、 教育系スタートアップ企業にてオンライン国際交流イベントの企画運営、 主体性をテーマに世界の教育をめぐる旅🇺🇸🇬🇧🇫🇮🇸🇪🇳🇱🇫🇷🇬🇷🇹🇷🇮🇱🇮🇳🇸🇬🇮🇩 現在は教育系NPOにて主体性を育む探究学習の普及に関わる SELやシステム思考を勉強中。

マガジン

  • 30歳の世界周遊 教育をめぐる旅

    30歳になる節目の歳で計らずしも会社を辞めることになり、せっかくなので再就職するまでに世界一周の旅へ出ることにしました!😆 教育業界でずっと働いていたので、世界中の学校を訪問したり、教育者の方からお話を聞ければと考えています。 そんな旅の様子をこのマガジンに溜めていく予定です。 よろしければ購読、応援お願いします!! ※世界一周と言っても訪問する国は12カ国と少なめです🙇 1)アメリカ🇺🇸 2)イギリス🇬🇧 3)フィンランド🇫🇮 4)スウェーデン🇸🇪 5)オランダ🇳🇱 6)フランス🇫🇷 7)ギリシャ🇬🇷 8)トルコ🇹🇷 9)イスラエル🇮🇱 10)インド🇮🇳 11)シンガポール🇸🇬 12)インドネシア🇮🇩

  • あなたにとって『教育』とは?

    みなさんにとって『教育』とはなんですか? 「人生の希望」「めんどくさいもの」「ワクワクする楽しみ」「苦い思い出」 『教育』には個々人によって様々な「想い」や「経験」が込められているのではないでしょうか? そんなみなさんの『教育』をまとめていきたいと思います。 #教育とは をつけてぜひみなさんの考えをどしどし投稿してください。 投稿されたものをこのマガジンにまとめていきたいと思います!!

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介:西山和季です。

こんにちは! 今回は、自己紹介をさせていただければと思います。 なんか改めて自己紹介ってなると少し緊張しますね。😆 さて、まずは基本情報から 経歴教員時代 千葉県の教員を3年ほどしてました。 教科は英語、高校生を満遍なく教えていました。 初任の学校で出会った先生にとても素敵な方がいて、2017年でアクティブラーニングのオールイングリッシュ授業を取り入れてる先生でした。 当時の僕はそんな教授法があることも、英語だけで授業ができることにも驚きの連続!! 生徒が楽しみながら、

    • 【テーマ探究】教科時間内に探究を実施する理由とその方法(時間の作り方)

      高等学校の学習指導要領に探究学習が組み込まれるようになってもうすぐ2年経ちます。 今では、総合探究の時間以外にも、主要5教科の中に探究的な学習を取り入れようとする動きも多く見られます。 しかし同時に、現場の先生からは 「ただでさえ時間が足りないのにどうやって授業内に探究的な学習の時間を作れというの?」という声も聞きます。 そこで今日は、総合探究時間以外の教科の中に探究学習を組み込むにはどのような時間を作れば良いかについて書いてみたいと思います。 今回の記事は、下記のよう

      • 【オープン探究】越境体験、学校外に出ることで子どものモチベーションと探究活動が盛り上がる

        探究学習を授業に取り入れているが、いまいち生徒の活動に多様性が見られないといった事はよくあるのではないでしょうか。 今回は、子どもたちがより活動的になり、学校の外に出ていくにはどうすれば良いのか? 最近よく言われる(場所の)越境経験を通じて探究活動や子どもたち、学校にどのような変化を起こせるのか? そんなテーマで書いてみたいと思います。 今回も、主体性を育むために必要な3要素(オープン探究、テーマ探究、環境)のうち、オープン探究について書いて行こうと思います。 ※主体性を

        • 【オープン探究】アイデア(興味関心)×問いで立てる探究テーマ

          探究学習を実施するにあたり、難しいと頭を悩ませる1つのポイントが『探究テーマ設定』ではないでしょうか? (しかもテーマ設定は最初ステップだからタチが悪い) 今回はそんなテーマ設定について書いてみようと思います。 ちなみに今回も、主体性を育むために必要な3要素(オープン探究、テーマ探究、環境)のうち、オープン探究について書いて行こうと思います。 ※主体性を育む3つの要素についてはこちらをご覧ください。 テーマ設定の方法はいろいろありますが、 僕はこの方法が一番いいのではない

        • 固定された記事

        自己紹介:西山和季です。

        • 【テーマ探究】教科時間内に探究を実施する理由とその方法(時間の作り方)

        • 【オープン探究】越境体験、学校外に出ることで子どものモチベーションと探究活動が盛り上がる

        • 【オープン探究】アイデア(興味関心)×問いで立てる探究テーマ

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        • 30歳の世界周遊 教育をめぐる旅
          19本
        • あなたにとって『教育』とは?
          2本

        記事

          【オープン探究】生徒のワクワクは、本当に簡単な探究プロジェクトの繰り返しから生まれる

          主体性を育むためには、 1)オープン探究 2)テーマ探究 3)環境 の3つが大切になります。 今回は1)オープン探究についてです。 総合的な探究の時間が2022年度からカリキュラムに導入され、 現在2023年11月、2年目になります。 ですが、2022年度以前から探究的な学びの時間をカリキュラムに取り入れていた学校はいくつもあります。 そんな探究先進校の学校の事例や生徒のプロジェクト内容を見ていると 「あ、うちの生徒には無理かもしれない」 と思う先生がいらっしゃるかもしれま

          【オープン探究】生徒のワクワクは、本当に簡単な探究プロジェクトの繰り返しから生まれる

          【オープン探究】簡単な探究を教師が行うことで、生徒の探究が一気に創造的になる

          以前書いた記事の通り主体性を育むためには、 1)オープン探究 2)テーマ探究 3)環境 の3つが大切になります。 今回はそのうちの一つ『オープン探究』についてです。 オープン探究を実施している学校の先生方に話を聞くと、 始めたばかりのころは「生徒の意欲関心を引き出す」ことによく悩まされたと言われます。 生徒にテーマ何にするか聞くと ・いい生徒(興味はないが、社会的に意味のあるもの) ・友達と一緒(友達と一緒に活動するために友達に合わせる) ・特にない(生徒から案が出ない)

          【オープン探究】簡単な探究を教師が行うことで、生徒の探究が一気に創造的になる

          【主体性を育む】2種類の探究と学習環境が主体性を育む

          『探究学習』という言葉が、クリシェ(使い古された常套句)になりつつある現在ですが、僕は探究学習こそが子どもの主体性を育むのではないかと思っています。 そもそも主体性とは何か 様々な形で「主体性」という言葉は使われているのですが、 重要なのは大きく2点ではないかと考えています。 1)自分で選択できること 2)行動を起こすことができること(目標を達成するための能力を自らが持っていると認識すること) この2点を踏まえて、僕は主体性とは以下の2つの資質のことだと考えています。 ・自

          【主体性を育む】2種類の探究と学習環境が主体性を育む

          【主体性を育む】日本の近代教育史から見る「ゆとりvs詰め込み」

          「ゆとりvs詰め込み」みなさんはどっち派? 一見 生徒vs学校の代理戦争みたいな形相をしていますが、実は一概にそうとも言えないようです。(とはいえほぼ100%の生徒はゆとりが良いと思ってるんでね?と思ってます笑) さて、今日はそんな「ゆとり」と「詰め込み」教育のお話です。 ゆとりと聞くと「2000年ごろにスタートしてすぐに無くなっちゃったやつでしょ?」というイメージが強いのではないでしょうか? ですが、実はこの元になる概念は古く、戦後教育から始まっていると言われています。

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          【SEL】ノンジャッジメンタル(Non-Judgmental) 評価していることを受け入れる

          最近、株式会社roku youさんのSEL勉強会に参加させていただいてます。 おかげで非常に学びの多い日々を過ごしております。 実はノンジャッジメンタルも、その勉強会で出てきたワードです。 ノンジャッジメンタル、日本語に置き換えると「判断(評価)しないこと」と言えるかもしれません。 この言葉を聞いた時、僕はすぐに 「相手を評価しないことだよね?」と判断(ジャッジ)しました。笑 しかし調べれば調べるほど、そんなに簡単なことではないことがわかってきて、ノンジャッジメンタルの奥

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          【主体性を育む】「学校どう?」という質問をイヤがる子どもたちの心理

          こんにちは! ここのところ寝起きに体がカチコチになることが多く、 「これはついにヨガだ!」と思い立ち、 朝に10分ヨガをするようになりました。(突飛) なので最近の趣味は、カチコチのヨガです。 ウーウー唸りながらやってます。 さて、今回は 「学校どう?」と聞かれるのが嫌な子どもの心理から 大人が潜在的に持っている価値観への向き合い方について みたいなトピックで書いてみたいと思います。(だいぶ突飛) 「学校どう?」と聞かれるのがイヤな子どもたち以前、 「学校どう?」と聞かれ

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          【主体性を育む】子どもが自分の意見を言うためには

          こんにちは!! 今年のGWは仕事もなく、久しぶりに自由に、そして贅沢に時間を使えるぞ!何しようかな〜 なんて思ってたらGWは終わってました! さて、今回は子どもたちの主体性を育むために私たち身近な大人ができることを書いてみたいと思います。 「主体性を育む」と一言で言っても、その段階やノウハウは様々です。 今回はその中で、初期フェーズでありながらコアに当たる部分 『子どもが自分の意見を言う』という段階について触れていきたいと思います。 この記事では以下の内容について書いてい

          【主体性を育む】子どもが自分の意見を言うためには

          『比較』が子ども本来のポテンシャルを蝕む?

          こんにちは! 今回のテーマは『比較』です。 最近では、子どもと接する時に『比較』しないことが重要だと巷でよく囁かれていることかと思います。 ではなぜ比較してはいけないのでしょうか?比較することで何が起きてしまうのでしょう。今回は『比較』と教育について書いてみたいと思います。 まずは遊びで、今をときめくChat GPTさんに比較することのメリットとデメリットを聞いてみました。笑(興味ない人は飛ばしてください🙇‍♂️) 忘れ、、、!? なぜここで切れた? まぁいいでしょう。

          『比較』が子ども本来のポテンシャルを蝕む?

          非認知能力を育む授業の作り方 〜4ステップで作る、生徒をマインドから変える授業〜

          こんにちは! 今回はもと教員らしく「非認知能力を育む授業の作り方」について書いてみようと思います。 最近特に重要視されてきた非認知能力や21世紀型スキルですが、それらを日々の授業内に組み込んでいくとなると、どうやっていいのかわからず頭を悩ませてしまいますよね。 世界各地の学校を巡り、さまざまな先生方に教授法を聞いた上で、僕が考える「非認知能力」と「普段の授業」を掛け合わせた授業作りの方法をまとめてみました。 今後授業を組み立てる上で参考にしてもらえたら嬉しいです!! 🔶

          非認知能力を育む授業の作り方 〜4ステップで作る、生徒をマインドから変える授業〜

          現代の教育が向かう先〜教育スタイルの4ステージ〜

          こんにちは! 前職を辞めた後、せっかくだからと一念発起し、世界周遊をしながら様々な国の教育を見て周りました。 今回はその中で気づいたことを書いていきたいと思います。 それは、、 教育には様々なスタイルがありますが、大きく分けて4ステージあるということです。 その4ステージについて、そして日本が今後進んでいくであろう教育についてです。 ※僕の個人的な分析ですのでホンマでっか程度に読んでみてください。 教育に関わる人や子どもを育てる親、教育に興味がある方に読んでもらい、現代に

          現代の教育が向かう先〜教育スタイルの4ステージ〜

          【学校に行ってみた】インドネシア、バリにあるThe Green School

          世界周遊76日目:バリ 世界周遊も最終国、インドネシアにやってまいりました。 バリは自然が豊かで本当に癒されます。 綺麗な海と鮮やかな緑が広がる素敵な場所でした。 さて、今回はそんなバリの真ん中、大自然に囲まれた学校を訪れてみました。 The Green Schoolという名前のこの学校は竹でできた美しい校舎も有名ですが、実は教育システムもとても先鋭的なんです。 今回はそんなバリの学校について書いていきたいと思います。 🔶The Green School Baliについ

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          シンガポールで先生の先生に会ってきた。

          世界周遊72日目:シンガポール シンガポールはとても綺麗な街でした!街全体がユニバーサルスタジオみたいな感じです。笑 近代的な経済都市で何もかも人工的ですが、その分とても綺麗でした。 さて、そんなシンガポールでは以前からの知り合いの先生にお会いする機会をいただけました。 この先生がなかなかの強者でして、グローバル・ティーチャー賞(Global Teacher Prize)という教育界のノーベル賞と言っても過言ではない賞のファイナリストに選ばれたことのある人物なんです。 簡

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