涼風りん。

犬猫たちが話しかけています。 今目の前にいる子も、お空組になった子も 唯一無二の大切…

涼風りん。

犬猫たちが話しかけています。 今目の前にいる子も、お空組になった子も 唯一無二の大切な家族。 縁あって家族になった子や 携わった子の思いを 犬目線猫目線で… 綴っていけたらと思います。 ひとつでも うちと同じだなって思える作品があれば 幸いです。初心者です。宜しくお願いします。

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泣かないで

何も食べられなくて 水を飲んでも吐いて そんなボクを見て 可哀想だと お母さんは泣いていた だから お母さんの涙を ボクは舐めてあげた いつも そうして来たから …

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りん。の声11

動物愛護の シンポジウムに行く前から 何となくそうなんだろうなぁ…とか 思っていたこともあって やっぱり…と それ以上のこともあったりして 犬や猫 畜産動物や実…

涼風りん。
2週間前
77

ディゴの木の下で…

昔は猟に出て 山を走り回ってた… ある日 用済みだと 物のように捨てられて 彷徨っている時に 罠にかかり  その後保護された 罠にかかった足はダメになり 僕は3本足…

涼風りん。
3週間前
76

ありがとうさよなら其の伍

朝起きて 子供たちと一緒に 棺に眠るあなたの周りに お花を添えた だけど 火葬場に着くまでは 棺からあなたを出して 自分で抱いてた 火葬場に着いて 時間を見計らって…

涼風りん。
1か月前
74

ありがとうさよなら其の肆

明日 あなたの生身の体とはお別れだから みんなで 代わる代わる あなたの体を 拭いた ありがとうと泣きながら… 子供たちに 命あるものとは いつか 別れの日が来ると……

涼風りん。
1か月前
49

ありがとうさよなら其の参

昨夜は ベッドに入って 夜中まで チビと話してたけど いつの間にか 寝てた 朝まで 熟睡して 起きて さっきまでベッドの中で 目だけ動かしてた 身体が動かない 今日…

涼風りん。
1か月前
46

ありがとうさよならその弐

結局 あれからいっぱい泣いた 病み上がりでも ちょっと忙しく動いて 気を紛らわせ ちょっと 気が緩めば また泣いて 過呼吸気味になり 倒れかけ 横になり また泣いて…

涼風りん。
1か月前
61

ありがとうさよならその壱

あなたにあえたこと 幸せでした いつもあたしのそばにいて あたしのことみてて 多分 あなたはあたしが大好きで 今日帰宅して あなたが昨日の朝に死んだと聞いて まるで…

涼風りん。
1か月前
57

りん。の声⑩

こんにちは。 涼風りん。です。 春先は寒暖差があって 体調崩しやすいようですが←特に私みたいなオバさんは笑 皆さんはお元気にお過ごしでしょうか? 我が家は犬たち…

涼風りん。
1か月前
55

またいつか

会いに来てくれたんだね 15年前 ボクらはここに捨てられて 必死で一緒に生きていて そんな時 キミはあっちの家に ボクはこっちの家に 保護された あれから ずーっと…

涼風りん。
2か月前
87

猫だって恋をする それはね 春とか秋とかの 発情期じゃなくてね あたし 本当に大好きな子がいるんだよ 名前はシロちゃん! あの子が ここんちに連れてきてくれて あ…

涼風りん。
2か月前
69

そばにいるから

お母さん 僕がこの世から旅立って 今日で一年経ちました 僕は一度虹の橋を渡り そこにいる仲間たちに挨拶をして しばらくゆっくりした後に 神様が 好きな場所に行って…

涼風りん。
2か月前
115

生活する場所

わたしたちは 生活する場所が決まってる あの道の向こうは 三毛のおばさんが仕切ってて 反対側の道のあっちは 黒いおじさんが仕切ってて あたしのとこは 特にボスはい…

涼風りん。
2か月前
60

りん。の声⑨

数年前 誰か…心ない人間に捨てられたのか それとも迷ってここに辿り着いたのか ポコと名付け 地域猫にした猫が居ました 結局 我が家の庭に住み着いて そこでお世話をし…

涼風りん。
3か月前
79

勇気を出して

雪が降って 身動きとれなくて お腹が空いて どうしても 何か食べたくて ボクはある家の 玄関先に行ってみた そこの庭で 何匹かご飯を食べているのを知ってたし なん…

涼風りん。
3か月前
77

愛をありがとう

5年以上前のこと ボクは飼育放棄されていた 飼い主に愛されず 暗い部屋の中で ひとりぼっち ある日のこと その家から出られた 連れられてきた家には 沢山のお兄ちゃん…

涼風りん。
3か月前
93
泣かないで

泣かないで


何も食べられなくて
水を飲んでも吐いて

そんなボクを見て

可哀想だと
お母さんは泣いていた

だから

お母さんの涙を
ボクは舐めてあげた

いつも
そうして来たから

同じように舐めた

いつもと変わらぬ日常

仲間たちとソファーに寝転び

ボクは

お母さんのことを
じーっと見つめていた

お母さんがボクを忘れないように
ボクがお母さんを忘れないように

お母さんが
笑いながら
ボクに話

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りん。の声11

りん。の声11

動物愛護の
シンポジウムに行く前から

何となくそうなんだろうなぁ…とか

思っていたこともあって

やっぱり…と

それ以上のこともあったりして

犬や猫

畜産動物や実験動物にまで

口が聞けないからと

人間の身勝手で

まぁ…あまりにも酷すぎる



人間じゃないだろう

ホント鬼畜だ

私のnoteを

読んでくださっている方の中にも

以前は知らずに

ペットショップで買いました

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ディゴの木の下で…

ディゴの木の下で…

昔は猟に出て
山を走り回ってた…

ある日

用済みだと

物のように捨てられて

彷徨っている時に
罠にかかり 

その後保護された

罠にかかった足はダメになり
僕は3本足で生きることになった

そのうち

知らないおじさんが
僕を迎えてくれて

行った先には
小さい仲間が沢山いた

なかなか
心を開かない僕を
おじさんとおばさんは
一生懸命にお世話してくれて

何となくなんだけど

その場所

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ありがとうさよなら其の伍

ありがとうさよなら其の伍

朝起きて

子供たちと一緒に
棺に眠るあなたの周りに
お花を添えた

だけど

火葬場に着くまでは
棺からあなたを出して
自分で抱いてた

火葬場に着いて

時間を見計らって

タオルにくるんで
棺の蓋をした

お別れの時に
かなり取り乱したけど

時間が経つにつれ
かなり落ち着いてきた

火葬場のひとの対応は
まるで人間を扱うかのようで

とても 丁寧で…

骨を拾って

粉骨も残さず
持ち帰る

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ありがとうさよなら其の肆

ありがとうさよなら其の肆

明日
あなたの生身の体とはお別れだから

みんなで 代わる代わる
あなたの体を
拭いた

ありがとうと泣きながら…

子供たちに

命あるものとは
いつか 別れの日が来ると…

うちらだって
いつかは そんな日が来るんだと

きちんと話して聞かせ

自分にもまた
言い聞かせ

心を無にすることが精一杯だった

感情を出せば
涙が止まらなくなる

胸が苦しくなる

わかってるから

気丈に

気丈に

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ありがとうさよなら其の参

ありがとうさよなら其の参


昨夜は
ベッドに入って

夜中まで
チビと話してたけど
いつの間にか
寝てた

朝まで 熟睡して

起きて

さっきまでベッドの中で
目だけ動かしてた

身体が動かない

今日は
細々とした用事が沢山あって
何気に忙しく
嫌でも動かなきゃいけないのに…

いつもなら

あなたを抱っこして

リビングに降りて
トイレに出して
ご飯出して

そんな毎日だったけど

昨夜から
あなたはリビングで寝てる

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ありがとうさよならその弐

ありがとうさよならその弐

結局

あれからいっぱい泣いた

病み上がりでも
ちょっと忙しく動いて

気を紛らわせ

ちょっと
気が緩めば

また泣いて

過呼吸気味になり
倒れかけ

横になり
また泣いて

まるで抜け殻のように過ごしてた

でも

泣きながら
洗濯物を取りに行った時に

チビに言われた

僕がやる!



ママが 倒れたら困るんだ!
嫌なんだ!

って

号泣された

あたしは
何やってんだ…
もっとし

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ありがとうさよならその壱

ありがとうさよならその壱

あなたにあえたこと
幸せでした

いつもあたしのそばにいて
あたしのことみてて

多分
あなたはあたしが大好きで

今日帰宅して
あなたが昨日の朝に死んだと聞いて

まるで夢を見ているみたいで
信じられない気持ちでいっぱいです

12年前ペットショップであなたを見つけて
一緒に暮らし始めて

いろんなことあったね

毎日楽しかったな

そのうち

人間の都合で
時間に余裕がなくなり

あなたと遊ぶ

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りん。の声⑩

りん。の声⑩

こんにちは。

涼風りん。です。

春先は寒暖差があって
体調崩しやすいようですが←特に私みたいなオバさんは笑

皆さんはお元気にお過ごしでしょうか?

我が家は犬たちも猫たちも
人間もかろうじて元気です^^

春先 

よそのお家の
お外で過ごす猫さんたちのお手伝いに
バタバタして

ない頭でいろんなこと考えながら
ぽーっとしておりました。

でも
まだやるべきことはあります。

我が家のお庭の

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またいつか

またいつか

会いに来てくれたんだね

15年前

ボクらはここに捨てられて
必死で一緒に生きていて

そんな時

キミはあっちの家に

ボクはこっちの家に
保護された

あれから

ずーっと気にはなっていたんだ

でも
ボクのお母さんが
キミが幸せに暮らしていると
そんな風に教えてくれていたから

ボクは安心して
ここで
家族たちと
楽しく過ごしていたんだよ

それから
しばらくして

犬のおねえちゃんが旅立

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恋

猫だって恋をする

それはね

春とか秋とかの
発情期じゃなくてね

あたし
本当に大好きな子がいるんだよ

名前はシロちゃん!

あの子が
ここんちに連れてきてくれて

あたしは
いつの間にか7年もの長い間
ここんちの庭でお世話になって
ここら辺のボス猫になった

近所の女の子も時々来るけど

だいたい男の子がやって来て
あたしが凄みをきかせると
借りて来た猫みたく小さくなるの

まぁ…

最初

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そばにいるから

そばにいるから

お母さん

僕がこの世から旅立って
今日で一年経ちました

僕は一度虹の橋を渡り

そこにいる仲間たちに挨拶をして
しばらくゆっくりした後に

神様が
好きな場所に行って良いよって…

そんな風に言ってくれたから

ここに…

僕のおうちに戻って
いつも通り過ごしています

お散歩も
ドッグランも
トリミングも
一緒に行くし

夜はお母さんの隣りで眠ってる

お母さんがお出かけの時は
着いて行くし

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生活する場所

生活する場所

わたしたちは

生活する場所が決まってる

あの道の向こうは
三毛のおばさんが仕切ってて

反対側の道のあっちは
黒いおじさんが仕切ってて

あたしのとこは
特にボスはいないんだけど

だからこそ
誰かしらに
荒らされることもある

ご飯は今までは
人間のおじさんに貰ってた

でも
おじさんいなくなっちゃって

今はおじさんの妹っていう
おばさんから貰ってる

あたしらが生活する場所は
おじさんち

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りん。の声⑨

りん。の声⑨

数年前
誰か…心ない人間に捨てられたのか

それとも迷ってここに辿り着いたのか

ポコと名付け
地域猫にした猫が居ました

結局
我が家の庭に住み着いて
そこでお世話をしていたのですが…笑

そして
ご近所で飼われていて
散歩途中必ず我が家に寄っていく
メリーちゃんと言う犬が居ました

ポコはメリーちゃんと仲良しでした

2020年2月28日
ポコがお空に旅立ち

それから
約4年たち

先々週の

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勇気を出して

勇気を出して

雪が降って

身動きとれなくて

お腹が空いて

どうしても
何か食べたくて

ボクはある家の
玄関先に行ってみた

そこの庭で
何匹かご飯を食べているのを知ってたし

なんなら

食べ残しがあれば

隠れるようにして
食べに行ったこともある

たまに

そこの家のおばさんが

離れた場所で
ボクのことを呼んだり
優しく話しかけてきたから

もしかしたら…って
行ってみたんだ

だけど
玄関先に

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愛をありがとう

愛をありがとう

5年以上前のこと

ボクは飼育放棄されていた

飼い主に愛されず
暗い部屋の中で
ひとりぼっち

ある日のこと
その家から出られた

連れられてきた家には
沢山のお兄ちゃんたちがいて

そこで素敵な名前も貰えた

ボクは
この家での暮らしが気に入った

特に
パパとの
幸せな時間…

それは長いお散歩!

本当は
甘えん坊のボクだから

パパを独り占め出来る時間は
凄く嬉しかったんだ

こんな幸せ

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