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ディゴの木の下で…

昔は猟に出て
山を走り回ってた…


ある日

用済みだと

物のように捨てられて

彷徨っている時に
罠にかかり 

その後保護された

罠にかかった足はダメになり
僕は3本足で生きることになった


そのうち

知らないおじさんが
僕を迎えてくれて

行った先には
小さい仲間が沢山いた


なかなか
心を開かない僕を
おじさんとおばさんは
一生懸命にお世話してくれて


何となくなんだけど

その場所が
居心地良くなってた

少しずつ慣れて
お兄ちゃんたちとも
自然に過ごすようになって

おじさんはパパ
おばさんはママ

2人とも優しかったけど
僕はママが好き笑


ここが僕の居場所

大好きな家族

そう思えてきたんだ


だけど

僕は悪い病気になった


お兄ちゃんがお空に旅立ったり

弟がお空に旅立ったり


今度は僕が…


パパと出会って

生きる希望に辿り着いて

僕らしく生きることが出来た

ありがとうね
パパ ママ みんな


今ね

実はそばに居るんだよ

お兄ちゃんや
弟たちもみんなここに居る


虹の橋を渡った後は
好きなところに行けるから

みんなここに居るんだよ


そして僕は

お庭にある
大好きなディゴの木の下で

時々穴掘りしてるんだ笑

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