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#介護
湖山医療福祉グループ:高崎市の特養が虐待行為で行政処分
高崎市の社会福祉法人「苗場福祉会」が運営する、特別養護老人ホーム「シンフォニー」(2021年6月1日開設・定員160人・ユニット型)の介護職員(男性)が、入居者に暴行を繰り返したとして、高崎市は施設に対して、来月から3か月間、新規の利用者の受け入れを停止させる行政処分を行うといいます。
高崎市によると、加害職員は入居者の身体を抱えて投げつけるようにベッドに戻したり、ベッドから起き上がろうと
「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」~エビデンス主義は「ノイズ」を許さない~
清野由美(ジャーナリスト)さんの書評が素晴らしいと思いました。流石プロのジャーナリストです。ポイントを突いています。
三宅香帆さんの「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(2024年集英社新書)は私も読みましたが、「ノイズ」が鍵という視点は、なるほどな、と思います。
確かに、三宅香帆さんは「読書とはノイズである」けれど「自己啓発書はノイズを除去する」のだと喝破しています。(『なぜ働いて
ブリコラージュとしての自炊と介護
実に面白い!
國分功一郎(哲学者)さんと、三浦哲哉(表象文化論)さんとの対談です。
三浦哲哉さんの『自炊者になるための26週』(朝日出版社)を題材に、二人の哲学者、評論家による自炊にまつわる対談なのですが、とても刺激的、魅力的な対談になっています。
1.味わうこと 國分さんがアガンベンの次のような考え紹介していますが、これは、「そうだったのかぁ!なるほど」と思いました。
語源的に知が
ニセコバブルから見えてくる介護の未来
1.カツカレー3,200円の「ニセコバブル」 以下のタイトルのTBSの報道には考えさせられました。
外国人観光客が殺到している北海道ニセコのアルバイトの平均時給は1,742円と、東京の1,481円を上回っているといいます。なにしろ、ニセコではカツカレーが3,200円もするというのですから。
ニセコでは、こうした賃金の高い観光業などに働き手が流れ、ヘルパーなどの介護業界は人手不足で危機的な状
進む介護業界のM&A
このMBKパートナーズは東アジアに特化した最大規模のファンドです。
同社はこれまでに弥生、ユニバーサルスタジオジャパン、田崎真珠、コメダ珈琲店、ゴディバの日本事業等々への投資、買収実績があるといいます。
今回買収されるHITOWAホールディングスは「イリーゼ」の施設名で全国に有料老人ホームなどを約140カ所展開しており、家事代行サービスや、保育園の運営も手掛けているとのこと。直近の売上高は6
特養でもICT活用で人員配置基準緩和
⇒ https://i.care-mane.com/news/entry/2023/12/22/151513
(1)人員基準緩和に必要な取組 介護給付費分科会の資料によると、以下の条件を満たせば人員配置基準を緩和できるらしいです。
生産性向上委員会(仮称)を設置し生産性向上ガイドラインに基づいた業務改善を継続的に行う
職員の負担の軽減に資する機器全て(注1)を導入し(見守り機器は100