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#毎日note
【architecture】住吉の長屋①|安藤忠雄
建築家安藤忠雄氏の名目的なデビュー作が『住吉の長屋』である
1976年に完成したこの『住吉の長屋』を武器にこれまで世界中で闘ってきたと言っても過言ではない
安藤忠雄氏の建築の精神は、先日取り上げた『表参道ヒルズ』もすべて、遡れば『住吉の長屋』に繋がっている
『住吉の長屋』はその名の通り、大阪の住吉大社のすぐ近くに位置する
私は今から18年前の学生時代に『住吉』という地名だけを頼りに探し回り実
【architecture】窓学|トンネル
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」
川端康成の『雪国』の有名な書き出しである
“トンネル”には異世界へ通じる不思議な高揚感がある
高速道路を運転していて長いトンネルを抜けると先ほどとは違った光景が広がっていた
なんていう経験をしたことはあるのではないだろうか
極論ではあるが
“トンネル”が窓だったら?
と考えてみた
何かを考えるときは極端に発想してみるくらいがちょうどいい
メンド
【architecture】窓学|フィッシャー邸|ルイス・カーン
アメリカの建築家ルイス・カーン(1901-1974)の設計したフィラデルフィア郊外に建つフィッシャー邸は窓のお手本のような建築だ
カーンは大学や図書館、美術館、バングラデシュ国会議事堂など大きな建築を手がけた事でも有名であるが、小さな住宅も数多く手がけておりその作品は秀逸である
世界恐慌と戦争という不遇の時代を長く生きたカーンは戦後の50代になってからそれまで蓄えていたエネルギーを吐き出すよう
【architecture】GALLERIA[akka]|安藤忠雄
大阪ミナミの繁華街にひっそりと主張するでもなく静かにこの建築は建っている
時はバブル真っ只中の1988年に完成した商業建築だ
建築家安藤忠雄氏は今でこそ大規模な美術館や公共建築を手がけているが、この頃は小さな商業建築にコミュニティの可能性を見出そうと多くの商業建築を設計している
その中でもとりわけ秀逸なのがGALLERIA[akka]である
(外観写真はこちらのHPより引用)
間口8m奥行
【architecture】窓学|バラガン邸|ルイス・バラガン
ルイス・バラガン(1902-1988)という建築家をご存知だろうか
メキシコの建築家で、光と色彩を操る魔術師であると私は勝手に思っている
1980年に建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞している
バラガン建築の特徴は、『光』と『色彩』である
どちらも関係性をもって設計されているので切り離すことはできないが今回は光をテーマに書いてみたい
バラガンの自邸であるバラガン邸は世界遺産にも登録
【architecture】色|ルイス・バラガン
私は色が苦手である
安易に手を付けると、意図している表現から遠ざかってしまう気がしてしまう
だから「この色が好き!」と直感で選べる人がうらやましい
よくトイレの壁一面だけ色を変えたいとか、子ども部屋の壁の色を変えたいという要望を聞く
アクセントになって良いなとは思うが自分では決められない
しかもビニールクロスの人工的な色で良いのか…
自分でも分からない
だから苦手なのだ
色を使った建築