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「SDGs経営」を推進する建設会社ならではの社会貢献活動

お元気様です! 進和建設工業株式会社の小塚です。

この度、進和建設工業では総額2億円をかけて、経済性と社会性の両立をめざす「SDGs経営」の認知向上と必要性の周知に貢献します。

進和建設工業では「SDGs」という言葉が流行する以前から、環境・社会・ガバナンス(ESG)に配慮した重要課題を基に、建設現場のイメージアップや福祉のまちづくりなど持続可能な事業を多岐に渡って展開してきました。

各マテリアリティに関する取り組みの方向性

併せて、そんな進和建設工業は土地活用コンサルティング会社として、お客様にSDGsや社会性を追求した土地の活用法をご提案しています。

オーナー様や住み手に満足していただくだけではなく、進和建設工業に関わる全ての人々にSDGsを周知し、

ひいては、社会にも地球環境にも貢献したいと本気で考えています。

だからこそ!

SDGsの流行により注目を集める新しい土地の活用法である
「ナーシングホーム」と「ZEHマンション」
の普及を促進するために2億円を投じることを決意したのです。

1.ナーシングホーム

ナーシングホーム(医療特化型高齢者住宅)は医療依存度が高い入居者でも受け入れることを可能とするため、介護だけではなく、看護師を中心とした医療の提供や看取りにも対応することができます。
「入院するほどではないが、常に医療行為が必要」など、在宅での治療や療養が難しい方の住み替え先として近年注目を集めています。

日本社会は超高齢社会へ突入し、75歳以上の後期高齢者も増加の一途をたどっています。現状、日本の総人口の約3割を高齢者が占め、なんと少なくとも2040年頃までは高齢化の状態が続くと予想されています。

2020年における高齢化の状況 (総務省)

つまり、介護の必要性や病気を抱える高齢者の増加=医療需要が高まるということなのです。

それにも関わらず、医療費削減のため、政府は2025年時点の病床数を115万~119万床と、現状よりも2万~6万床減らす目標を掲げており、在宅での治療や療養を推奨しています。

このことから、今後、自宅や施設で病院と同等のケアが緊要になることは目に見えて明らかです。

これらを背景として、日本社会全体が医療と介護の両方を一所で提供することのできるナーシングホームを必要としていると言えます。

2.ZEHマンション

ZEH(ゼッチ)とは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略です。

住宅の断熱性を高め、エネルギー効率の高い設備の導入で「省エネ」を図り、太陽光発電などで生み出す「創エネ」で、CO₂排出量「ゼロ」+エネルギー収支「ゼロ以下」を実現する住まいのことを指します。

進和建設工業の場合・・・



これらの設備を組み合わせることで、エネルギー収支0以上を達成しています。

断熱性が高いZEHでは、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。それにより、室温の温度差が小さくなるため、ヒートショックのリスクをも軽減することができます。
※ヒートショックとは、気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こること。

また、ZEHの断熱性に加えて、省エネ性能の高い設備を導入しているので、電気・ガス・水道の使用量を抑え、無理なく光熱費を削減できます。

温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラル/脱炭素化が世界的に叫ばれている昨今、ZEHに高い注目が集まっているのです。

しかし、その一方で、マンションなどの集合住宅のZEH化は戸建て住宅のZEH化に比べて遅れをとっており、2020年度の集合住宅の着工面積においてZEHマンションはわずか1.2%と全く普及が進んでいない深刻な状況なのです。
https://sii.or.jp/meti_zeh03/uploads/ZEH_conference_2021.pdf 
(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業調査発表会 2021)  

十分にZEHマンションが広まらない理由として考えられるのは、ZEHマンションの社会的な認知度が不足しているから。

これから脱炭素化を実現するためにも、ZEHマンションを広く普及する必要があります。

3. 建設会社ならではの社会貢献

悲しいことに、「ナーシングホーム」と「ZEHマンション」は今後の日本に必要不可欠であるにも関わらず、全く普及が進んでいません。

そんな「ナーシングホーム」と「ZEHマンション」が進和建設工業に関わる全ての人々に広く浸透して欲しい。そして、建設会社の社会的責任として「ナーシングホーム」と「ZEHマンション」の普及を促進したい。

そんな想いから、建設会社ならではの社会貢献「ナーシングホーム/ZEHマンション普及 総額2億円キャンペーン」を実施するに至ったのです。

このキャンペーンを通じて、進和建設工業はSDGsの4つの目標↑↑↑の達成を目指します。

誰もが喜ぶ社会貢献事業であるナーシングホーム。
建設会社としてナーシングホームの普及を促すことは、医療介護が必要な人々の「受け皿」を作り、誰もが健康で幸せな生活を送る豊かな社会の実現に繋げることができます。

更に、

カーボンニュートラルに貢献するZEHマンション。
建設会社としてZEHマンションの普及を促進することは、家庭で使うエネルギーやCO₂排出量を大幅に削減することで住み手の生活を守り、持続可能な地球環境の実現に繋げることができるのです。

進和建設工業は、ただ建物をつくるだけではありません。
建物をつくった後のオーナー様の安定した事業運営、建物での暮らしや活動、社会や地球環境をデザインする、そういった役目を担っていると考えています。

そのような大きな役割を担う一企業として、進和建設工業株式会社はこれからも様々な事業や取り組みで社会に貢献します。


「ナーシングホーム/ZEHマンション普及 総額2億円キャンペーン」概要
【期間】~2月28日(火)【先着】各5名 


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