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2022年に買って大勝利したモノベスト3
流行りに乗って今年買ってヘビーローテーション(死語)しているものを書いていこうと思う。
STOFのサコッシュ財布と携帯だけ持って外出したいってこと、あるじゃないですか。大きなリュックやトートはいらない。でももうボディバッグは時代遅れなんでしょ?ということで、ジェンダーレスなサコッシュを買いました。これが優秀なのは、下半分が巾着式のペットボトルクーラーになっていて、移動中に自販機で買った飲み物をこ
サウナにおけるパーソナルスペースの一考察
ここ1年でデビューした俄かサウナーの私が語るのもアレだが、サウナとは自分との向き合いだ。「なんかととのうー☆」みたいな生半可な気概では足らない。サウナ室→水風呂→外気浴の「セット」を繰り返し、身体中を駆け巡る血液やリンパ液などの流れを促して、身体の内から湧き上がる多幸感に浸る。
そこに他者とのふれあいなどはない。一連の「セット」なるものを繰り返し自己と向き合い省みた先にある極致、これがサウナの快楽
読むのはつらいよ|ひよこ家の読書交換日記⑧
こういうことって日々の暮らしの優先順位の常に3位くらいにはランクインしているのですが、締め切りを一度逃すとトップに上がることはなかなか難しいですね。さて作者失踪未遂シリーズの読書交換日記、第8回目です。
▼前回の記事課題図書⑦の感想 臨床心理カウンセラーの著者が大学院で博士号を取得後、初めて勤めた沖縄のデイケアでの4年間の日常を、エッセイとして出来事を紹介しながら、時に先人の哲学者や心理学者た
話を聞くということ(倍速で)、本を読むということ(ファスト教養として)|ひよこ家の読書交換日記⑥
▼前回の記事
課題図書⑤の感想
今回は、昭和を代表する文芸評論家、小林秀雄の随筆集からの一編「喋ることと書くこと」を取り上げる。
小林秀雄曰く、世の中は「喋ること」≒「書くこと」な「大散文時代」に突入したと嘆いている。本来、言葉を用いて思想や空想を表現する時には大きく二つの方法があると説いている。
喋る(講演):聴衆に向け口語体で語ること。講演者は場の雰囲気・話題をコントロールして聴衆に自
好きなものは好きといえる気持ち抱きしめてたい、って誰が?|ひよこ家の読書交換日記④
ひよこ家のなぶり合い交換読書記。先週、妻はさっそく遅延ペナルティを発動したが、私は絶対に期限は守る。この週末は土曜・日曜・月曜と妻に飲みに連れ出されたが、負けてなるものか。(今夜も妻に飲みに誘われているが屈しない。誘いには全部乗って書き上げるのが私のポリシーだ)
▼前回の記事(妻ターン)
課題図書②の感想の感想
▼課題図書②
情報に対しては、立ち止まって考える、という癖が必要だ。あの方の言
「ひよこ家のなぶりあい読書日記」感想の感想だと…書くコンテンツ増やしてどないするんや…ハードル上がっとるやないか…
読書バトルの火蓋が切って落とされた!|ひよこ家の読書交換日記②
前置き
ビブリオバトルというものをご存じだろうか。私が大学生の頃に関西の大学界隈で始まった、読書感想プレゼン合戦イベントだ。参加者はおすすめ本を持ち寄り、プレゼンして聴衆から最も読みたい本として選ばれた図書を推薦した者が勝者となる。Wikipediaを見る限り現在も続いてて、高校や中学の世代にも広がっているらしい。
読書の感想。それは知の入力と出力の循環である。書を読み、意を汲み、評を紡ぐ。そ
東京2020スタッフ体験記【備忘録】
五輪ボランティアに7日間参加しました。ドーピング検査スタッフの中でも、対象選手をいち早く会場内でつかまえて競技終了後即検査室に連行するという役割。
検査は抜き打ちなので、大会期間中はいつでもどこでも選手を捕まえられるよう、競技エリアは元より選手更衣室・記者会見場、運営本部など、ほぼ全競技会場全エリアに立入可能という恐らくバッハ会長よりも強いオールマイティパスを手に入れ、7日間、色んな競技の選手とふ
ライフ・エンディング制度
2060年5月31日。水面の反射光が煌めく窓辺で、穏やかな波の音を聞きながら私はこの文章を書いている。これまで色々な文章を残してきたが、人生の最期に何を書けばいいかと言われると案外言葉が出ない。手元の案内には「あなたの自分史を振り返って、思いを遺したいことや、家族へ感謝のメッセージを書きましょう」と書かれているが、はて自分には何か言い遺したいことはあるのだろうか。とりあえず、まずは自分史なるもの
もっとみるニューノーマルな私たち
わたくし、東海林杢夫、48歳。リプサリスの鉢植えに水をやりながら、窓にあたる長雨をぼんやり眺めている。この時期はムシムシしてどんよりして不快だ。今朝は体調があまり優れない。仕事が炎上するいやにリアルな夢で目が覚めたせいもあるが、たぶんこれはいつものあれだ。
そんな東海林杢夫に、今週こんなことが起こった。
・ほめてもらうつもりが、逆に妻に怒られる杢夫
・友人からバイアグラをこっそりと渡される