見出し画像

おいしいごはんが食べ(させ)られますように

遅ればせながら、ついに罹りました。流行り病に。
急に具合が悪くなって熱が上がり、もしやと思い、発熱外来に行って抗原検査で即陽性。
お医者さんからは「最近は重症化も少ないので5日くらいで治りますから」と漢方と熱冷ましと喉の薬をもらって帰宅。あっさりしたものです。
妻も同じタイミングで熱が出たので、検査に行ったら同じく陽性。二人暮らしの自宅療養となりました。

多少の熱はあったものの、夏休み前にやり残した仕事も片付けたかったし、ローギアで在宅勤務していたら、発症から3日目になってなんとなく倦怠感が強くなり始め、これは後に引きずりかねないのでちゃんと横になろう、と決めたあたりから、味覚が少し変な感じに。

甘みや塩味や苦さは感じるけれど、旨味がほぼ感じない。
お菓子やジュースなら問題はないものの、普通の食事を口にすると味覚の変化は顕著で、嗅覚は生きてるので、出汁やオリーブオイルの香りはわかるけど、後口の味わいが広がらない。
これがなかなかに奇妙な感触で、食べ物を口に入れた瞬間は香りもあって味もするのですが、噛んでいくうちに味がどんどん口の中でなくなっていく。喉に放り込む頃には、どんなご飯でもふやけたティッシュを飲み込んでいるような感覚。
そんな日々がここ1〜2日続いています。

幸いにして、妻の方は熱も2日位で収まり、その他の症状は軽そうで順調に回復していて、恐らく何事もなく済みそうですが、少し気になるのは私が横になってる間の妻の生活力。

私が食欲もないので、特にご飯はいいと言うと、妻は日中Macbookで仕事しながら片手でポテトチップスをポリポリ食べつつ、朝ごはんにアーモンドチョコを貪るという暮らしぶり。
さすがにそれはどうかと思うので、今日は頑張って冷や麦ととうもろこしを茹でました。

そういえば私も妻も去年くらいから仕事が忙しくなりだして、最近すっかり料理を作らなくなっていて、新調したフライパンも妻が数回使ってみた程度。ほとんど外食してばかりの生活。

久々に今日はキッチンに立って、トマトを切ってめんつゆと和えてタレを作ったけれど、全然味がわかりませんでした。これは料理ノーカンにしたい。

もう少し回復したら、また料理再開しましょうかね。おいしいごはん、食べさせないと。味覚、戻るといいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?