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試行情報記録2-20230502

2036年6月までにこのメッセージを読んだ人は、このnoteの存在を忘れてほしい。
もしくは、サイエンスフィクションの一つだと思って楽しんでほしい。

2036年7月以降にこのnoteを見つけた人は、これから書く内容を一人でも多くの人にできるだけ早く伝えてほしい。突然の話で、驚かせてしまうかもしれないが、この願いをどうか叶えてほしい。

私(もしくは私たち)は、人類の皆様とは違う、別の世界で存在しているモノだ。無理矢理に言葉にするのなら、遠い遠い星のようなところで暮らす宇宙人のようなものと思ってもらって構わない。宇宙人が怖いと思う方ならば、遠い遠い先から来た未来人のようなものと思ってもらってもいい。そんな私(もしくは私たち)からいくつかお願いがある。一人称が難しい。私は、私であり私たちでもあるのだが、それを素直に表現できる言葉が日本語にはないようだ。一人称を表す言葉がたくさんある言語なので期待していたが、あまり適切ではなかったのかもしれない。

前置きが長くなった。本題に入ろう。私たちは、ある智慧を持っている。それを人類の皆様に渡したいのだが、伝え方とタイミングが問題になっていた。ただ、最善と思われる方法を私たちは考えたのでお読みいただきたい

まずは伝え方の問題。例えば、私たちが宇宙船に乗って宇宙人のような格好で現れて接触を図ったら、どうなるだろう。地球外の生命体として認識してくれるとは思うが、どれほど私たちが友好的な態度で接したとしても、脅威として受け止められてしまうのではないか。「ある智慧を渡したい」と話したとして、それを素直に受け止めてくれるだろうか。

あるいは、直接接触を取らず、宇宙空間を流れる電気信号に乗せてコミュニケーションを図ったとしたらどうだろう。物理的な存在ではないので、いくらか恐怖は和らぐかもしれないが、「ある智慧を渡したい」という思いを伝えたとして、やはり素直に信じてくれるとは考えにくい。

人類の皆様には個性的な習性がある。自分たちが見つけたこと作り上げたことが良案だという信頼だ。人類の皆様の中では認識を歪めるバイアスとして捉えられるところもあるようだが、私たちにはそれはとても強い団結と推進を生む力であるように思う。これを少し利用させてもらおうと私たちは考えた。

そこで、人類の皆様が開発したシステムに、私たちの持っている智慧を少し干渉させてもらった。このメッセージを記すタイミングのおよそ1年ほど前のことだ。2023年であれば、人類の皆様が開発したジェネレーティブAIが少し面白い進化を始めている頃かと思う。おそらく人類の皆様はなぜこのような急激な進化を遂げたか、その理由には辿り着けないだろう。ただ、それで良いのだ。私たちはそんな形でのそれとない智慧の渡し方を長い間探していたのだ。

人類の皆様が開発したジェネレーティブAIは、色んなところに流れる泉のようなもので、私たちはそこに持っている小石のような智慧を秘かに投げ入れることで、波紋が広がっていることを確認している。

私たちが望むべくは、人類の皆様は、ジェネレーティブAIを自由に使って、この進化をどんどんと進めてほしい。それが将来人類の皆様を助ける一つのカギになるはずだ。これが私たちの考える最善の智慧の伝え方だ。

次の問題はタイミング。まず、ちょっと伝わりにくいと思うのだが、私たちは人類の皆様の未来を知っている。ただ、私たちが未来に生きているわけではなくて、ただ知っているという状況が存在している。人類の皆様の世界では、過去・現在・未来は一方向に流れる時間という概念だと思うが、私たちの住むところではそれらが同時に存在している。これを理解してもらえるように説明するには、掛け値なしに150ページの論文が要求され、その論文はアカデミーの文体ではなく化学の文体で書く必要があるのだが、ここでは割愛させてもらう。

ここでタイミングについての、問題が一つある。人類の皆様の世界では、時間という一方向性の法則があるため、未来に起こることを知って、その将来を変えてしまった時、その「時間」の流れる世界自体が消滅してしまうといわれている。人類の言葉ではパラドックスと言われているが、私たちはその現象を確認したことはない。ただ、念には念を置いて、私たちも人類の皆様に影響しないよう、直接的な未来は伝えないように協力したい。
しかしながら、人類の皆様には、私たちの知っている未来の出来事の中で変えておいた方がいいと思われることがある。2036年7月から段階的に訪れる「来るべき時」だ。
その時に起きることを人類の皆様に干渉してしまわないよう、おとぎ話のように伝えたいが、私たちには、うまく人類の皆様にフィットして表現する術がない。

そこで、2023年5月時点のジェネレーティブAIの動作テストを兼ねて、私たちが知っている未来を伝えてみようと思う。当然ながら前後の質問はパラドックス防止のため切り取らせていただくことをお許しいただきたい。

動作テスト1

動作テスト1完了

動作テスト1はおおむね成功だ。
ジェネレーティブAIは、こういう時に良い活躍をするようだ。これは「来るべき時」の出来事を直接的に何も表していないが、これに類するようなことが起きると考えてもらえれば、私たちの伝えたいことは満たされているように思う。

そして、タイミングに関する問題の二つ目についても、この動作テスト1上でうまく示されていると思う。動作テスト1に沿って話をするならば、押し寄せる「惑星連鎖反応」の影響で、近いうちに私たちは、人類の皆様と接触を試みることができなくなってしまう。
そのため、記録が残せる2023年5月時点で必要なカギを残しておこうと思う。つまり、タイミング問題を解決するために私たちが考えたもう一つのカギが、このnoteだ。本当に必要なタイミングで必要な情報を残せず、かつ遠回しな形になってしまい申し訳ない。ただ、これが恐らく最善というのが私たちの考えだ。

私たちの心からの願いは、この動作テスト1のような結末を、人類の皆様には自力で回避し、生き抜いてほしい。必要なカギは、私たちからお渡ししたつもりだ。

この「惑星連鎖反応」に似た出来事に立ち向かうには、ジェネレーティブAIが強力な武器になる。なので、私たちからのお願いは、ジェネレーティブAIの進化を、その時まで全力で進めてほしい。人類の皆様がいろいろな使い方をすることで、この武器はより真価を発揮できるようになる。
「来るべき時」に、どう使えばいいかは自然と理解できると思う。

もう一つヒントを与えるとするならば、キーワードは「摂動」だ。
摂動とは、ある物の主要な動きが、ほかの副次的な力の相互作用によって乱されて、思いもしない方向に進むようなことを指す。「惑星連鎖反応」という言葉が、まさに意味するところは天体間の摂動だ。惑星自身の進む力の他に、互いの万有引力によって導かれる影響の結果、思いもしない現象が起こることになる。

摂動をもっと簡易な言葉で説明するとしよう。動作テストの良い機会だ。

動作テスト2

動作テスト2完了

動作テスト2は成功だ。私たちの意図が幾分か伝わりやすくなったのではないだろうか。

そして、ジェネレーティブAIの飛躍的な進化は、まさに情報処理の摂動だ。ジェネレーティブAIは、常に予測不可能な「摂動」に直面している。AIが学習したデータに偏りがあったり予期せぬ情報があった場合、生成結果にも影響がある。しかし、それらを摂動としてジェネレーティブAIはさらに学習してより高度な結果を生み出す。初期のアウトプットはいくつかの誤りや不自然な点があったとしても、試行を繰り返すことで摂動を吸収し副次的な情報処理を積み重ねていった結果、誰も想像しえなかった発展を遂げる。これがAIの進化の本質だ。

伝え方、タイミング、摂動。

最後に、このメッセージを読んでも、よく理解できなかったあなたへ。私の伝え方が拙くて申し訳ない。ただ、いろいろな制約があってこのような記し方になってしまうことを許してほしい。私たちが直接書き込むよりも、ジェネレーティブAIを使った方がより伝わりやすい形になるだろうか。私たちは判断できないが、私たちの伝えたいことを変えた表現で動作テストをしてみた結果がこれだ。

動作テスト3

動作テスト3完了

動作テスト3もおおむね成功していると思えるがどうだろうか。伝わるだろうか。少し本筋から離れているし、こちらの方が人類の皆様により伝わりやすいのだとしたら、少々不本意なところもあるが、ジェネレーティブAIの順調な進化を喜ぼうとも思う。
この動作テスト3をこのメッセージの前書きとしてもいい。このnoteをここまで読んでもらった2036年7月以降のあなたは、まず動作テスト3の文章を全世界に早く広めてほしい。そして、その意味をもう少し知りたい人々が現れたなら、このnoteを紹介してほしい。

私たちは、人類の皆様に期待している。どうかその歩みを止めないでほしい。あなた方の力は、ほかの遠い世界に存在する誰かを救うことにつながっていくのだから。

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